[メイン]
GM :
PC2 OP
八葉は登場をどうぞ
[メイン] 八葉刀子 : 「…………」
[メイン] 八葉刀子 : 1d10+32 (1D10+32) > 3[3]+32 > 35
[メイン] GM : 八葉 刀子はふと、支部で就寝しようという前に思い出す。
[メイン] GM : 2年前━━まだUGNの訓練施設『ホーム』にいたときのことを━━。
[メイン] GM : そこは広大な地下施設だった。
[メイン] 与儀 亜美 : 『……チルドレン総員…訓練、開始せよ』
[メイン] GM : どこからか聞こえてくるのは、与儀という名のUGNの教官だった。
[メイン] GM : 彼女がUGNの少年兵━━UGNチルドレンに課したものは苛酷を窮める物であり、
[メイン] GM : レネゲイドを投与された動物を相手にしたり、時にはチルドレン同士で戦わせることすらあった。
[メイン]
UGNチルドレン :
「うわぁっ!?」
「も、もう…やだよ……」
[メイン] GM : また1人、また1人と戦闘不能になり…その劣性による不安から他のチルドレンの戦意も喪失していっている。
[メイン] GM : だが、その中でも2人のチルドレンだけは…抵抗を諦めなかった。
[メイン] 戸室 揺籃 : 「大丈夫? しっかりして━━まだ終わっていないわ!」
[メイン] 八葉刀子 : 「肯定。━━諦めるには、まだ早いかと」
[メイン]
GM :
1人は4号と呼ばれたチルドレン。
『ホーム』の中では、女性ながらもリーダーシップを発揮して周囲のチルドレンを統率していた。
[メイン]
GM :
もう1人は26号と呼ばれたチルドレン。
人工的に天才を作り出す計画によって生み出された、所謂デザイナーベイビー。
[メイン]
戸室 揺籃 :
「ええ、みんなで…生き残りましょう。
その為にも…力を貸して、26号…!」
[メイン] GM : 刀剣を手にした少女は、背中合わせの、これまた刀剣を手にした少女に
[メイン] 八葉刀子 : 「肯定。背中は任せましたよ、4号」
[メイン] GM : そして、2人は同時に…チルドレンを囲んでいる実験動物の群れへと切り込んでいった!
[メイン]
戸室 揺籃 :
「私と26号が揃えば、不可能を可能にだってすることがでるのよ。
……きっとね」
[メイン] 八葉刀子 : 「否定。不可能など存在しません、2人ならば」
[メイン]
UGNチルドレン :
「ぼ、僕たちも…たたかわ、なくちゃ━━」
「あの二人にだけは…やらせないよっ……」
[メイン]
GM :
4号と26号の奮起に影響を受けた他のチルドレンたちも次々と立ち上がり、
遂に今日の『訓練』を乗り越えることに成功しただろう。
[メイン] 与儀 亜美 : 『……訓練終了。総員、帰投せよ』
[メイン] GM : 地獄のような戦闘訓練の終了を告げる放送が地下施設に鳴り響く。
[メイン]
UGNチルドレン :
「すげーぜ、4号! やっぱり、オレたちのリーダーだな」
「26号……あなたのおかげで…今日もいきのこれた」
「助かったよ、二人とも…ありがとう」
[メイン]
戸室 揺籃 :
「フフ…そんなことないわ。
これは私の…私だけの力じゃない」
[メイン] GM : 存命しているチルドレンたちに囲まれる2人のエース。
[メイン]
八葉刀子 :
「こういう時は肯定しておくものですよ、4号。
貴女はリーダーなのですから」
[メイン] 戸室 揺籃 : 「……けれど、私の背中を護ってくれたのは誰?」
[メイン] 八葉刀子 : 「フフ、仲間達の声援では?」
[メイン] 戸室 揺籃 : 「私が攻撃を外してしまった時に、すぐに援護をしてくれたのは誰?」
[メイン] 八葉刀子 : 「あー……仲間達のアドバイスですよ」
[メイン] 戸室 揺籃 : 「……私が、獣たちに噛み付かれそうになったら━━カヴァーをして助けてくれたのは……誰?」
[メイン]
八葉刀子 :
「……降参、降参ですよ4号。
ええ、私"達"の力です」
[メイン] UGNチルドレン : いつものことだな、と囃し立てるチルドレンたち
[メイン] 戸室 揺籃 : 「……あとで、いつものように待ってるわ」
[メイン] 八葉刀子 : 「……分かりました、あとで伺います」
[メイン] GM : こっそりと26号に耳打ちをして、他のチルドレンたちと訓練場を去る4号。
[メイン]
GM :
そう、リーダー格である4号はチルドレンの全員に対して
平等であろうとしていたが━━26号だけは特別だった。
[メイン] GM : そう、それは更に三か月前に遡る━━。
[メイン] GM :
[メイン]
GM :
或る訓練で、4号の片腕とも言われていたチルドレンが
事故に遭い『卒業』したのだという。
[メイン] GM : それからというもの、彼女は自室に籠り…食事や訓練にも参加しようとしなかった。
[メイン] GM : 体調不良を理由に欠席しているが、『ホーム』では二日以上も病欠はできない。
[メイン] GM : そのような状況下で、教官の与儀に呼び出されたのは26号だった。
[メイン] 与儀 亜美 : 「……入りなさい」
[メイン]
八葉刀子 :
「失礼します、召集に従い参りました。
26号です」
[メイン]
GM :
そこは、普段のチルドレンたちに与えられた自室とは
比較にならない程に設備が充実しており、快適そうであった。
[メイン] GM : 大人と子供の隔絶は、このような所にも表れている。
[メイン] 与儀 亜美 : 「……今日で三日目になります」
[メイン] 八葉刀子 : 「……4号の事でしょうか」
[メイン] 与儀 亜美 : 「その通り。これ以上、彼女のダダに付き合うつもりはありません」
[メイン]
与儀 亜美 :
「チームにおいて、1人のミスは全体のミスになります。
これを連帯責任というのは、分かりますね?」
[メイン] 八葉刀子 : 「はい、理解します」
[メイン] 与儀 亜美 : 「4号のチームのメンバーは、今の所…あとは26号だけです」
[メイン] 与儀 亜美 : 「つまり…これ以上、4号が復帰しないのなら━━26号の配給も停止されます」
[メイン] GM : 配給…つまり、『ホーム』における衣・食・住の享受ができなくなるということだ。
[メイン] 八葉刀子 : 「……成程。死活問題ですね、それは」
[メイン] 与儀 亜美 : 「人間扱いされたかったら、結果を出しなさい…」
[メイン]
与儀 亜美 :
「━━期限はあと1日だけ。
明日の朝までに4号を復帰させるのが、26号に与えられた任務です」
[メイン] 八葉刀子 : 「了解しました」
[メイン] GM : そうして、26号は教官室を後にした。
[メイン] GM : まるで、実の家族のように接してきていたチームのメンバーの突然の蒸発。
[メイン]
GM :
それは、26号にも少なからず思う所はあったかもしれないが……
26号より感情に富んでいる4号には相当堪えたらしい。
[メイン] GM : 廊下に出た26号は、何を思うだろうか?
[メイン]
八葉刀子 :
正直な話、"卒業"したと聞かされて思うところは十二分にあった。
だが、この場所で━━この地獄で隙を見せることがどれだけ危険なことなのか。
[メイン]
八葉刀子 :
4号も、それは理解していたはずだ。
だからこそ、彼女が何故ああまで取り乱すのかが、私にはわからなかった。
[メイン]
八葉刀子 :
4号に聞けば、何かがわかるのだろうか。
つくづく人の心は難しい。
[メイン]
GM :
そうして4号の部屋に前に辿り着く。
━━やはり、彼女が出た形跡はなかった。
[メイン]
GM :
配給食のブロック菓子も、ゼリー状のドリンクも
扉の前でそのままに置かれている。
[メイン]
八葉刀子 :
一瞥し、嘆息。
軽く扉を叩く。
[メイン]
GM :
━━返事がない。
━━━━返事はないが、扉のロックが解除された音がする。
[メイン]
八葉刀子 :
「4号、26号です。
入ります」
[メイン]
GM :
中に入ると…部屋に明かりはついておらず、
ベッドの中で誰かが毛布を被っているのが見えるだろう。
[メイン]
八葉刀子 :
廊下から入る薄明かりの中。
ベッドに近寄り、腰掛ける。
[メイン] 戸室 揺籃 : 「……。」
[メイン] 八葉刀子 : 「珍しいですね、貴女がここまで引きずるのは」
[メイン]
GM :
彼女は何も答えない。
…しかしその様子は毛布で隠れていようと、
普段の凛とした姿勢がなく━━怯えと畏れだけのように感じるだろう。
[メイン]
八葉刀子 :
「……これまでにも、"卒業生"は何人もいたでしょう。
何故、今回に限って?」
[メイン] 戸室 揺籃 : 「……7号が、いなくなったの━━」
[メイン] GM : か細い声が毛布の中から聞こえてくる
[メイン] 八葉刀子 : 「はい、7号は貴女の右腕と言っても過言ではありませんでした」
[メイン]
戸室 揺籃 :
「7号とは…1週間前の訓練の終わりに、一緒に風呂入って
…ここの施設を出たあとの事を語り合ったわ」
[メイン]
戸室 揺籃 :
「自分はUGNの日本支部長にいつかなってみせるから……
私には、チルドレンの教官になれって」
[メイン] 戸室 揺籃 : 「それで、この『ホーム』を変えましょうって…ねぇ…」
[メイン] GM : 4号の声色が、徐々に震えてきている。
[メイン] 八葉刀子 : 俯くと、リノリウムのような床が廊下の蛍光灯を反射している。
[メイン] 八葉刀子 : 「愛ですか」
[メイン] 戸室 揺籃 : 「みんな……みんな。いい子ばかり、先に逝ってしまうの━━」
[メイン] 戸室 揺籃 : 「私は、みんなをまとめないといけなくて……なのに……」
[メイン] GM : 4号の手の甲に、1滴の雫が零れ落ちた。
[メイン] 八葉刀子 : 「…………」
[メイン] 戸室 揺籃 : 「……どうして、どうして貴女はそこまで冷静でいられるの……っ!」
[メイン]
GM :
毛布の隙間から、彼女の眼が見えるだろう。
それは充血しきって、枯れ果てていた。
[メイン]
八葉刀子 :
「思うところはあります。
ですが、この場所でそんな隙を見せたらどうなるか……」
[メイン] 八葉刀子 : 「わからない貴女ではないでしょう」
[メイン]
戸室 揺籃 :
「いつも、私はリーダーだったから…みんなを不安にさせられなくて、
……ああいう風に、するしかなかったの」
[メイン]
戸室 揺籃 :
「けれど━━あの子たちがいなくなって、よくわかったわ
……本当は、私が一番弱い」
[メイン] 戸室 揺籃 : 「誰かに支えられていないと、何もできない臆病者で……」
[メイン] 八葉刀子 : 「7号に支えられていた、というわけですか」
[メイン] 八葉刀子 : 「それは……困りましたね」
[メイン]
GM :
そして、僅かに…4号の指が動いた。
26号の方へと近づこうと、もどかしく動いた。
[メイン]
戸室 揺籃 :
「私は、ここで生かされている。生かされ続けている……。
だから━━実感がないのよ」
[メイン] 戸室 揺籃 : 「人間として、『いきる』実感が━━私には、ないの」
[メイン] 八葉刀子 : 「……4号、私は7号の代わりにはなれませんよ」
[メイン] 戸室 揺籃 : 「私は……私は……」
[メイン] GM : たどたどしくも、毛布を被ったままの4号が近づいてくる。
[メイン] 八葉刀子 : 「4号」
[メイン] 戸室 揺籃 : 「26号、貴女だけはなくしたくないの━━」
[メイン] 八葉刀子 : 「…………」
[メイン] 戸室 揺籃 : 「私が、貴女が『いきている』という意味……」
[メイン] 戸室 揺籃 : 「与儀やUGNの命令ではなくて、私たち自身で━━決めたいの」
[メイン] 八葉刀子 : 「━━それは、7号が消えたから私を求めたのですか?」
[メイン] 戸室 揺籃 : 「違う…違うわ、26号……違うの…!」
[メイン]
GM :
思わず、前のめりに飛び出し……
覆っていた毛布が、どさりと床に落ちた。
[メイン]
八葉刀子 :
「4号、冷静な貴女であれば
そんな迂闊な事は口走らなかったでしょう」
[メイン]
八葉刀子 :
「貴女は今冷静さを失っています
……シャワーでも浴びてきたらどうですか」
[メイン] 戸室 揺籃 : 「私は……最初から、ずっと貴女の事が━━!!」
[メイン]
GM :
26号の両肩を強く掴むと、
そのままに…4号は彼女を押し倒してしまった。
[メイン] 八葉刀子 : 「……っ」
[メイン]
八葉刀子 :
ここで抵抗する事は容易だ。
数日間食事も水分も摂取していない少女など。
[メイン] 八葉刀子 : だが、それで彼女は━━。
[メイン] 八葉刀子 : 「4、号」
[メイン] 八葉刀子 : 私は━━。
[メイン]
戸室 揺籃 :
「7号にはね、ずっと相談していたの……
新しくチームに入った子の事を考えると━━胸が締め付けられるようになったって」
[メイン] 戸室 揺籃 : 「この気持ちは、何なのか……何度も、話したわ」
[メイン] GM : 4号は弱弱しくも、それでいて芯の強さを感じさせるように26号を離さない。
[メイン]
戸室 揺籃 :
「そしたら……教官の部屋から盗んできた国語の辞書で、
ある単語を見せてくれたの」
[メイン]
戸室 揺籃 :
「この気持ちが…貴女へ募る想いが、
本当にそれなのかは私にはわからない━━。」
[メイン] GM : そして、意を決するように…一息入れてから、4号は感情を吐き出した。
[メイン] 戸室 揺籃 : 「私に『愛』させて欲しいの、26号━━」
[メイン] 八葉刀子 : 本当にその感情が愛なのか、真実は4号自身にしかわからない。
[メイン] 八葉刀子 : 私に出来る事は、ただ選択する事だけ。
[メイン] 八葉刀子 : 私は、明日の配給の事を考えながら答えた。
[メイン] 八葉刀子 : 「……わかりました、4号」
[メイン] 八葉刀子 : 「貴女が思うように、私を『愛』してください」
[メイン]
八葉刀子 :
それに、リーダーである彼女に愛されるのは、とても気分のいい事だと思う。
誰かに望まれて産まれた私が、今度は誰かに愛されるだなんて。
[メイン] 戸室 揺籃 : 「……26号……」
[メイン]
GM :
うっとりとした瞳で4号は26号を見つめ、
おずおずと顔を近づけてゆく。
[メイン]
八葉刀子 :
それは、素敵なことじゃないか。
一度味わったら、手放せなくなるくらいに。
[メイン] 八葉刀子 : 「ええ、4号、貴女のしたいように」
[メイン] 戸室 揺籃 : 「きっと、これが『愛』なのね━━」
[メイン] GM : そして、二人は本能の赴くままに……互いを貪り始める。
[メイン] GM : ぎこちなさもなく、野性に従いながら『生きる』ということを、互いの肉体へと刻んでいった。
[メイン] GM :
[メイン] GM : その翌日から、4号は恐怖を乗り越えたかのように…逞しくなった。
[メイン]
GM :
目覚ましい成長と遂げたかのように、
彼女はいつしか名実ともにチルドレン全体のリーダーとなり、
『ホーム』の中心的人物にまで上り詰めていた。
[メイン] GM : しかし、その傍らでは毎夜のように彼女を求め━━慰め合っていた。
[メイン]
GM :
そんな折に、ベッドの上でシーツ一枚に身を任せている二人は
後で…こんな会話をしていた。
[メイン]
戸室 揺籃 :
「……そうね、26号。
私の名前、考えてきてくれたかしら?」
[メイン]
GM :
まだ番号で区別されていたUGNチルドレンの間で流行っていた、
お互いに名前を付けあうという遊び。
[メイン]
GM :
能力を示すコードネームや数字でない、
本で見たような人間の名前を付けあう、他愛のない遊び…。
[メイン] GM : 26号は、ベッドの近くの机にあった辞書を手にするだろう。
[メイン]
八葉刀子 :
「候補は何個かありますが……
個人的にはこれが良いのではないかなと思っています」
[メイン] 八葉刀子 : ぱらぱらと辞書をめくり、目的の言葉を指差す。
[メイン] 戸室 揺籃 : 「ふふ、嬉しいわ…」
[メイン] 八葉刀子 : 「揺籃」
[メイン]
戸室 揺籃 :
「これね? ええと、これはなんて読むの?
よう…らん…?」
[メイン]
八葉刀子 :
「ゆりかご、物事の発展の初期の段階。
文字通り、貴女そのものでは?」
[メイン]
戸室 揺籃 :
「……そう、いい名前じゃない。
とても、気に入ったわ…」
[メイン]
八葉刀子 :
「私には包容力がありませんからね。
苦手分野はパートナーに任せます」
[メイン]
戸室 揺籃 :
「……ありがとう、『刀子』」
彼女を抱き寄せて、感謝の意を込めた口づけを与える。
[メイン]
八葉刀子 :
「……刀子、刀を使うから。
シンプルすぎではありませんか?」
[メイン] 八葉刀子 : されるがままで、口づけを受け入れる。
[メイン]
戸室 揺籃 :
「ひどいわ…貴女の為に、何度も何度も考え直してきたのに……」
幾度か湿った音を響かせ、口の端から糸を垂らしながら…揺籃は云う。
[メイン]
戸室 揺籃 :
「貴女の躰は抜き身の刀のように、綺麗で、繊細で、強いのに、どこか脆い━━」
刀子の頬を、首を、胸を、腰を撫でながら
[メイン]
八葉刀子 :
「成程、私は貴女の刀だと……。
独占欲が強いですね……」
[メイン]
八葉刀子 :
くすぐったそうに身を捩る。
身体を触れられるのは、いくらたっても慣れない。
[メイン]
戸室 揺籃 :
「ふふ、それは言えているかもしれないわ。
でもね……それだけじゃないのよ、刀子」
[メイン] GM : そして腰へと両腕を回し、しっかりと抱きしめて…囁く。
[メイン]
戸室 揺籃 :
「━━貴女は、私の哀しみを断ち切った。
だから……刀子って」
[メイン] GM : どくん、どくん…と揺籃の鼓動が刀子へと伝わる。
[メイン] 八葉刀子 : 「4号……いえ、『揺籃』」
[メイン] 戸室 揺籃 : 「そう呼ばせて……ね、26号━━いえ、『刀子』?」
[メイン] GM : その時、彼女が言った言葉は多分…一生、忘れることがないだろう。
[メイン] 八葉刀子 : 「……貴女の望むがままに。」
[メイン] 八葉刀子 : 「私は貴女の刀ですから。」
[メイン] 戸室 揺籃 : 「…ふふ、その顏は気に入ってくれたみたいね」
[メイン]
GM :
そして己が『鞘』であることを誇示するように、
刀子と一つになろうと、揺籃は触れ合う。
[メイン]
戸室 揺籃 :
「名前もない化け物のまま、死んでいくのは厭だった。
でも、これでもう怖くはないわ━━刀子」
[メイン] 八葉刀子 : 「否定。死ぬ時は貴女の傍にいますよ、揺籃」
[メイン] 戸室 揺籃 : 「…そう。なら、約束して━━」
[メイン] GM : …揺籃は瞳をゆっくりと閉じ、彼女を待つ。
[メイン]
八葉刀子 :
寸秒、その柔らかな表情を見つめる。
顔を近付け、唇を合わせた。
[メイン] GM : ━━そのまま二人は、また激しくお互いを求めあった。
[メイン] GM :
[メイン] GM : その数週間後、『ホーム』の訓練課程が修了された。
[メイン] GM : 揺籃も刀子も、お互いに付けた名前を正式に認められる。
[メイン]
GM :
ほどなく、二人にはぞれぞれUGNチルドレンとして別の任務が与えられ━━
揺籃はある任務で消息を絶ち、死亡したことだけが聞かされた。
[メイン] GM : その彼女が最後に訪れたのが……ここ、N市だった。
[メイン] GM : ━━すっかり12月に入り、一層の寒気が訪れるN市。
[メイン] 八葉刀子 : 「……。揺籃、貴女から約束を破るとは思っていません」
[メイン] 八葉刀子 : 刺すような冷気を一身に浴びながらも、表情を歪める事はない。
[メイン]
GM :
刀子は最近、”彼女”らしき人物が
不良少年のたまり場で目撃されたという情報を掴み…独りで廃墟を訪れていた。
[メイン]
八葉刀子 :
「きっと生きているのでしょう……。
そう、信じていますよ」
[メイン] GM : ふと、肌に何かが零れ落ちるを感じて…刀子は空を眺める。
[メイン] GM : そう……雪だ。
[メイン] GM : ……無垢な”彼女”の心のように、それは降り注いでくる。
[メイン]
八葉刀子 :
鈍色の空から光は見えず。
ただ、憂鬱になる程の曇天が私を睨んでいた。
[メイン]
八葉刀子 :
この街で、生きていると信じて。
私は再び歩みを進める。
[メイン] 八葉刀子 : 降り落ちる雪が、私の心を冷たくさせた。
[メイン]
GM :
数週間前、バスの爆発事故から
N市に派遣されていたUGNチルドレンの”ムラクモ”。
[メイン] GM : 以来、時間を見つけては…”彼女”の足取りを掴もうとしていたのだった。
[メイン] GM : そして━━誰かが、すれ違ってくる。
[メイン]
GM :
あの頃より、幾何か背丈は伸びてはいるが
━━間違いない、”彼女”だ。
[メイン] 八葉刀子 : 「…………!」
[メイン] 戸室 揺籃 : 「貴女……刀子、なの……?」
[メイン]
GM :
女の脚が止まる。
そして、こちらに呼び返してくる。
[メイン] 八葉刀子 : 「肯定。……刀子です、揺籃」
[メイン] 戸室 揺籃 : 「まだその名前を━━憶えてくれてるのね、刀子」
[メイン]
戸室 揺籃 :
「ふふ…UGNでは、私は死んだことになっているそうね」
刀子へと近づき、彼女の左頬を撫でる。
[メイン]
八葉刀子 :
「肯定。ですが、私は信じていなかった。」
彼女の手に自分の手を重ねる。
[メイン]
戸室 揺籃 :
「刀子……中で話しましょう。
━━ここは、少し冷えすぎるわ」
[メイン] GM : 密着したままで、2人は廃墟の屋内に入ってゆくのだった。
[メイン] GM :
[メイン]
GM :
PC4 OP
大場は登場をどうぞ
[メイン] 大場なな : 34+1d10 登場 (34+1D10) > 34+7[7] > 41
[メイン] system : [ 大場なな ] 侵蝕率 : 34 → 41
[メイン] GM : UGN日本支部━━。
[メイン] GM : 日本副支部長のローザから、大場ななは呼び出しを受けた。
[メイン] GM : 心なしか、彼女の顔色がやや悪い。
[メイン] 大場なな : 「大場なな、只今到着しました。……何か、あったのですか?」
[メイン]
ローザ・バスカヴィル :
「3秒の遅刻ですね…"星々の絆"」
腕時計を見やりながら、そう云う
[メイン] 大場なな : 「えへへっ、丁度バナナマフィンを作っていた所で……」
[メイン] 大場なな : 「おひとつ、如何です?」とラッピングを手渡そうと
[メイン]
ローザ・バスカヴィル :
「……呑気なものですね。
緊急事態が起きたので、アナタを召集したというのに」
しかし、それはそうと受け取る。
[メイン] 大場なな : 「……それで、要件というのは」
[メイン]
ローザ・バスカヴィル :
「N市に……彼が、“反逆の聖人(イスカリオテ)”が
現れたとの情報が齎されたのです」
[メイン] 大場なな : 「……っ! "反逆の聖人"が……っ!?」
[メイン]
GM :
その名を耳にした、大場は唇を噛みしめることだろう。
何故ならば━━
[メイン]
GM :
[メイン] アルフレッド・J・コードウェル : 「━━やはり、見当違いだったか」
[メイン] GM : 眼前に横たわる”運命の星”を前に、男はそう呟いた。
[メイン] 大場なな : 「……、そんな。……純那、ちゃん?」
[メイン]
星見 純那 :
「━━。」
さっきまで星見 純那だったものが、辺り一面に転がっている。
[メイン] 大場なな : 「嘘……嘘よ。こんなの、私は知らない」
[メイン] アルフレッド・J・コードウェル : 「そうとも、これはキミの”未知”だ━━"星々の絆"」
[メイン]
GM :
泰然としている男は、次に…この場へと駆けつけてきた、
もう1人の舞台少女へと語る。
[メイン] 大場なな : 「……アルフレッド、J……コードウェル……ッ!!」
[メイン] 大場なな : "輪"を抜刀し、眼前の"反逆の聖人"へと
[メイン] GM : しかし、男は嗤う。
[メイン]
アルフレッド・J・コードウェル :
「その程度かね……キミの持つ『欲望』とは。
嗚呼、私はキミを哀れもう━━」
[メイン] 大場なな : 「何が、何が可笑しいの!? こんな未知私は要らない! 皆で、ずっと笑って居られればそれで良かったのに!」
[メイン] 大場なな : 傍目に映る"運命の星"は、スポットライトから暗く。まるで舞台を、降ろされているかのように
[メイン]
アルフレッド・J・コードウェル :
「舞台少女の輝き━━それは、昏き闇の前では無価値ということを教えてあげよう」
男は静かに右腕を掲げ、いつしか…全身にどす黒い影を纏わりつかせていた。
[メイン] 大場なな : 天頂に煌めくはかの"反逆の聖人"
[メイン] 大場なな : そしてその煌めきを、黒く、塗りつぶしていく
[メイン] アルフレッド・J・コードウェル : 「━━Ducunt volentem fata, nolentem trahunt.」
[メイン] アルフレッド・J・コードウェル : 「来れ、身喰らいの蛇━━輪廻の獣(アルマ・レグナム)」
[メイン] GM : 収束した『影』が、巨体を支え聳え立つ2本の脚を持つ『獣』へと形作っていった。
[メイン]
GM :
血の双眸がのぞく、純白の仮面を纏ったそれは━━
いかなる生命体ともに似つかない吠え声を上げ、
大場ななの『レネゲイド』そのものを喰らい尽くしてゆく。
[メイン] 大場なな : 「がっ……っ!」
[メイン] 大場なな : 手に握る舞台道具でさえ、煌めきを失い。傷は癒えぬまま内から喰い荒されるように
[メイン] 大場なな : 闇へと、消えて、堕ちていくように
[メイン]
アルフレッド・J・コードウェル :
「残念だが……私にとって、これは『既知』でね。
こうして、キミがここで仲間を失い━━
私に敗北を喫するのも予定の内でしかないのだよ」
[メイン] 大場なな : 最後に──暗い闇の、彼女へ手を伸ばそうとして
[メイン] 大場なな : 「純那……ちゃんっ……」
[メイン] アルフレッド・J・コードウェル : 「キミたちでは不足なのだよ……我が子(マスターレイス)に相応しくない」
[メイン]
アルフレッド・J・コードウェル :
「だが……こうすれば、少しは変わるやもしれんな」
男は無慈悲に指を鳴らす
[メイン] 大場なな : 不足、何が不足。……いいや、彼は言った筈だ。"欲望"が足りないと
[メイン]
GM :
それを合図にして、白き仮面の『獣』が、
”運命の星”の痕跡を━━星見 純那の死骸を、喰らった。
[メイン] 大場なな : 「あ──っ」
[メイン] 大場なな : 無に消える。何もかも、彼女の燃やした情熱。望んだ渇望。一片たりとも──”最初から舞台に上がってなど居なかったかのように”
[メイン] 大場なな : 「ああっ……、あああああああ!!」
[メイン]
アルフレッド・J・コードウェル :
「いずれ、キミの『欲望』が私への道を見つけたのならば━━
その刻が来るを、愉しみに待っていることにしよう」
[メイン] GM : そうして、男は『獣』とともに舞台から忽然を姿を消した。
[メイン] 大場なな : 彼の声など聞こえてはいなかった。残されたのは、"一人"のみ
[メイン] 大場なな : ただ、今。その身を灰にする程の渇望。情熱があるならば──
[メイン] 大場なな : ──こんな結末は認めない。やり直したい。
[メイン] 大場なな : どうか、"再演"を
[メイン] 大場なな : そんな事、不可能だと知っている筈なのに。衝動は理性を焼き尽くして
[メイン] 大場なな : 「……そっか。純那ちゃんはいつも、これに焼かれていたんだね」
[メイン] 大場なな : 頬を伝う煌めきは、スポットライトから影へと落ちていく
[メイン] GM :
[メイン] ローザ・バスカヴィル : 「彼が何故、N市へと現れたのか━━」
[メイン]
ローザ・バスカヴィル :
「それは、近頃に多発している…
『チルドレン』の失踪の件と何か関わりがあるような気がします。」
[メイン] ローザ・バスカヴィル : 「いえ、女の勘……ですけれどね」
[メイン] 大場なな : 「……勘、ですか」
[メイン] 大場なな : 「……私は彼を許す事はできません。"運命の星"を、純那ちゃんを……っ」
[メイン]
ローザ・バスカヴィル :
「"星々の絆"……そういえば、アナタは━━」
と大場が回想していた件を口に出そうとする
[メイン] 大場なな : 「……っ」
[メイン]
ローザ・バスカヴィル :
「……失礼しました。
ですが、アナタはUGNの一員であることをお忘れないように」
[メイン] 大場なな : 「……分かっています。私達の目的はこの日常を守る事」
[メイン]
ローザ・バスカヴィル :
「はい、その通りです。
では……往きなさい、"星々の絆"」
[メイン] 大場なな : 「はい、では失礼します」
[メイン]
GM :
もし、UGNチルドレンの失踪事件にコードウェル博士が関与しているのならば…
"運命の星"のような犠牲者が、幾人も出ていることだろう。
[メイン] 大場なな : ──この事件を追えば彼に──"反逆の聖人"に辿り着ける
[メイン] 大場なな : そして再び彼に会って──私は、私は何をしたいのだろうか
[メイン] 大場なな : 万が一殺めた所で、彼女が戻ってくる訳でも無いのに。
[メイン] 大場なな : ただ、身を焼く衝動と欲望のみが、理性をそのまま侵蝕していく。
[メイン] 大場なな : それは──きっと、心の何処かで。悪い王様を倒せばお姫様を救えるハッピーエンドを。
[メイン] 大場なな : そんなものは無いのだと喚起する理性を握り潰して、私は歩を進めていった
[メイン] GM :
[メイン]
GM :
PC3 OP
八雲は登場をどうぞ
[メイン] 八雲紫 : 1d10+29 登場 (1D10+29) > 6[6]+29 > 35
[メイン] GM : UGN N市支部━━。
[メイン] GM : 和カフェを表の姿にした、UGNの拠点であった。
[メイン] 八雲紫 : いつものように上がってくる書類に目を通しながら決済のハンコを押す
[メイン]
GM :
キミは店主として経営する傍らで、
N市支部長として職務を果たすべく執務室にいた。
[メイン]
GM :
現在、N市では”リベレーターズ”と名乗る
謎のオーヴァード集団が活動していると報告されている。
[メイン] 八雲紫 : 少し疲れを感じて来たので藍と橙に紅茶を運ばせる。それから優雅に口に含む
[メイン]
GM :
だが、この組織の調査任務にあたっていた
チルドレンたちが失踪しているのだ。
[メイン] 八雲紫 : 「……困ったものね。カフェの経営も苦しい時に本業まで支障が出てきているなんて」
[メイン] 八雲紫 : 「まさに八方塞がりね」溜息をつきカップを口に運ぶ
[メイン]
GM :
そこへ、従業員から『オーナー』への来客が
訪問してきている旨の連絡が伝わる。
[メイン] 八雲紫 : 粗相のないように通すよう従業員に命じる。藍と橙には次の紅茶の準備を
[メイン]
八雲紫 :
(きっと"リヴァイアサン"ね)
居住まいを正して来客を待つ
[メイン] GM : そうして、2人の女性が執務室へと入ってくる。
[メイン] ローザ・バスカヴィル : 「……久しぶりね、紫」
[メイン] 八雲紫 : 「……あら?ローザなの?」
[メイン]
GM :
目配せをしながら現れたのは、
日本支部長ではなく副支部長のローザだった。
[メイン]
ローザ・バスカヴィル :
「ええ、そうです。
少しばかり…職権乱用をしてきました」
[メイン] 八雲紫 : 「"リヴァイアサン"はご多忙ですからちょっとくらいはいいでしょ。ところで、そちらのお方は?」
[メイン]
ローザ・バスカヴィル :
「ええ、彼女は━━」
そう、隣の人物を案内しようとするが…
[メイン] 八雲紫 : 見慣れない女性を興味深く観察する
[メイン] 与儀 亜美 : 「お初にお目にかかります。与儀 亜美です、N市支部長」
[メイン] GM : ずかずかと、前に出てくる。
[メイン] 八雲紫 : 「ごきげんよう。私は八雲紫(やくもゆかり)」
[メイン]
与儀 亜美 :
「私が訓練したチルドレンを派遣しているというのに、
むざむざ失踪を増やしているそうですね?
この支部では、一番多くの損害が出ているらしいじゃないですか。
あなたの監督責任を問いますよ?」
[メイン] 八雲紫 : 言葉の洪水を涼し気に受け流しつつ
[メイン] GM : 口早に、彼女は八雲を追求する。
[メイン] 八雲紫 : 「ええ、それはそう。私も困っているところよ」
[メイン] 八雲紫 : 「ところで紅茶でもいかがかしら?アールグレイのいいリーフが手に入ったんですよ」
[メイン]
与儀 亜美 :
「これ以上失踪事件を増やさないためにも、
私は残されたチルドレンの精神面のケアが必要と判断しました。
というわけで、私はチルドレンの様子を見に行ってきますので、
……失礼します」
[メイン]
GM :
言葉こそ丁寧なものの語尾を荒げて、
ツカツカ出て行ってバァンと勢いよく扉を閉めていった。
[メイン] 八雲紫 : 「何かしら……あの子……」
[メイン]
ローザ・バスカヴィル :
「与儀さんの言葉が厳しくなってるのは、勘弁してあげてください。
多くの優秀なチルドレンを排出した教育者の彼女にとっては、
大事な子供たちを失っている状態なのですから」
[メイン] GM : 一方のローザは、落ち着いた様子で、紫の隣に座ろうとする。
[メイン] 八雲紫 : 「教官。なるほどね」
[メイン]
ローザ・バスカヴィル :
「ふふ、わざわざアールグレイだなんて…
アナタ、私が来るというのを…本当は知っていたのでしょう?」
[メイン] 八雲紫 : ぽんぽんと席を叩いてどうぞと促す
[メイン] 八雲紫 : 「ほんの偶然よ。今度会ったら御馳走したいと思って用意させてはいたけれども」
[メイン]
ローザ・バスカヴィル :
「どこまでが本当なんだか…妖しいものね」
その声色はどこか、穏やかなものだった
[メイン] 八雲紫 : 「さあ?」
[メイン] 八雲紫 : 少女のように無邪気に、妖しく微笑む
[メイン] ローザ・バスカヴィル : 「お茶が温まる前に……先に、仕事の話をしていい?」
[メイン] 八雲紫 : 「ええ。件の案件でしょう?」
[メイン] 八雲紫 : (チルドレンの失踪……まだ年端も行かない子供達とはいえ教育と訓練を施された精鋭達がどうして姿を消すのかしらね……)
[メイン]
ローザ・バスカヴィル :
「……今回の件を放っておくわけにはいかないから、直接…話しましょうか。
何にせよ周辺支部を含めて、多くのチルドレンが失踪しています。
リベレーターズという組織についてもまだ実態は分かっていないけれど、
この事件と全く無関係というわけではないでしょうね」
[メイン]
ローザ・バスカヴィル :
「━━失踪が続いているおかげで、この地域全体が
機能不全に陥りつつあります。
チルドレンにしか出来ない任務も多いので、
彼らは極めて有用性の高い存在です」
[メイン] 八雲紫 : 「ええ。チルドレンの失踪が続いてるおかげでこちらも色々と計画が狂ってしまってるわ。支部の再編成を急いでいるところよ」
[メイン]
ローザ・バスカヴィル :
「何としても、早期の解決を、お願いしたいですね
……当然N市支部を主導とした、地域全体の活動として」
[メイン] 八雲紫 : 「もちろんよ。私にとってもあの子達は可愛い子供達なのだから」
[メイン]
ローザ・バスカヴィル :
「━━それと、一つ気になる事がありまして。
先ほどの与儀さんなんですが、
最近チルドレンの教官を辞めたがっているようなのです。
さっき見ていただいたように、チルドレンに対して
とても熱心な教官なんですが…」
[メイン] 八雲紫 : 「熱心を通り越して執着にも見えたわね」
[メイン] ローザ・バスカヴィル : 「そうね…少し、よくない兆候は見受けられました」
[メイン] 八雲紫 : 「そんな方が教官を辞めたがる……ねぇ」
[メイン]
ローザ・バスカヴィル :
「だから……彼女の、”ティーチャー”の動向には
くれぐれも気を付けて調査を進めて欲しいです」
[メイン] 八雲紫 : 「忠告に感謝するわ」
[メイン] GM : ここで、ローザは徐にメガネを外す。
[メイン] ローザ・バスカヴィル : 「……ふぅ。今ので職務の時間は終了よ」
[メイン] 八雲紫 : 執務室のドアの向こう側から「紫様―ご用意できましたよー」と呼びかける声
[メイン] 八雲紫 : 「ああ、ちょっと待って。まだ大事な話の途中だから」とドアの向こうに呼びかけて
[メイン] ローザ・バスカヴィル : 「お茶は貰うわよ。冷めたら勿体無いじゃない━━」
[メイン] 八雲紫 : 「それもそうね。藍、橙、お客様に紅茶を」
[メイン] 八雲紫 : 待機していた藍と橙が紅茶を運んでくる。橙の懸命で慣れない様子がかわいらしい
[メイン] GM : 注がれたグラスを手にして、香りを堪能するローザ。
[メイン] ローザ・バスカヴィル : 「……変わらないわね、この匂いは」
[メイン] 八雲紫 : 「ええ。あの時と同じものを出そうと思ったの」
[メイン]
ローザ・バスカヴィル :
「アナタそのもののような、蠱惑的なアールグレイ。
ええ、好きですよ……」
[メイン] 八雲紫 : 「素直に誉め言葉として受け取っておくわ。品薄で手に入れるのに苦労したのよ?」
[メイン]
ローザ・バスカヴィル :
「このお茶の赫は、まるでアナタから滴る血を飲んでいるかのよう━━」
陶酔するように、紅茶を口にする
[メイン] 八雲紫 : ローザが紅茶を口にする様子を慈しむように眺める
[メイン] 八雲紫 : (喜んでもらえたなら苦労した甲斐もあったというものね)
[メイン]
ローザ・バスカヴィル :
「……このまま、もう少し此処にいたいのですが」
名残惜しそうな眼で、八雲へと訴えかける
[メイン] 八雲紫 : 「ええ、ごゆっくりどうぞ。でもその前に」
[メイン] 八雲紫 : 「もう一杯だけいかがかしら?」
[メイン] 八雲紫 : にっこりと微笑んで見せた
[メイン]
ローザ・バスカヴィル :
「ええ、戴きたいけれど━━
もう、時間のようね」
腕時計を見る
[メイン] 八雲紫 : 「あら残念」
[メイン]
ローザ・バスカヴィル :
「ごめんなさい…紫。
もう少し、アナタとの時間は取りたいのですが……」
[メイン] 八雲紫 : 「いいのよ。忙しいことはわかってるから」
[メイン]
ローザ・バスカヴィル :
「けれど…今度は、ちゃんと有給休暇を取るから
その時には━━温泉にでも行きましょう、ね?」
そっと、微かながらも手を重ねてくる
[メイン] 八雲紫 : 「温泉ね……ええ、とても素敵だわ」
[メイン] ローザ・バスカヴィル : 「だから、待っててね━━紫」
[メイン] GM : 二人の距離が、近づいた。
[メイン] 八雲紫 : 「ん……おいで、ローザ」
[メイン] 八雲紫 : おいで、と両腕を広げて迎え入れる
[メイン]
ローザ・バスカヴィル :
そっと、その腕に抱かれて━━
唇を求めた。
[メイン] 八雲紫 : 欲しがる彼女にそっと口づける
[メイン] GM : ━━━短くも長い、そんな刹那の逢瀬。
[メイン] 八雲紫 : 時間にすれば数秒。けれども紫には長い長い時間のように思えた
[メイン] 八雲紫 : 「……ふふっ、これでまた頑張れるわ」
[メイン]
ローザ・バスカヴィル :
「ええ、私も副支部長に戻れそうね……」
ゆっくりとメガネをかける
[メイン] GM : そして、別れ際に二人は指を絡めあらせて…繋がりを再確認する。
[メイン]
ローザ・バスカヴィル :
「可能な限り……支援はします。
だから、健闘を祈っていますよ━━"隙間に潜む妖怪"」
[メイン] 八雲紫 : 「期待にお応えできるよう頑張ってまいりますわ」
[メイン] GM : 互いの信頼を確かめ合った二人は、私から公へと即座に切り替えた。
[メイン] GM : こうして、N市支部は”リベレーター”の調査へと乗り出した。
[メイン] GM :
[メイン]
GM :
では、先にミドルシーン 個別イベント1を進めます
PC2は登場をどうぞ
[メイン] 八葉刀子 : 35+1d10 登場 (35+1D10) > 35+1[1] > 36
[メイン] GM : 夜のN市の外れの廃墟の中━━。
[メイン]
GM :
些か雰囲気が変わったかもしれないが、間違いない。
隣にいるのは、かつての友人━━否、それ以上の相手の揺籃だった。
[メイン] 八葉刀子 : 一歩を踏み締めるごとに、ふわりと埃が舞う。
[メイン] 八葉刀子 : 「揺籃、貴女は今まで何を━━」
[メイン]
戸室 揺籃 :
「私が死んだ筈だって━━?
何を言ってるの、私が死ぬようなドジを踏むはずがないでしょう」
[メイン]
戸室 揺籃 :
「そうみせかけた……だけよ。
私は、『自由』になったの━━」
[メイン] 八葉刀子 : 「揺籃……」
[メイン] 八葉刀子 : 喉元から飛び出そうとする言葉を必死に飲み込み、なんとか取り繕う。
[メイン] 八葉刀子 : 「どうやって、と聞くのは無粋でしょうか」
[メイン] GM : 背後から、揺籃が刀子を包み込むように……抱きしめた。
[メイン] 八葉刀子 : 「…………っ」
[メイン] 戸室 揺籃 : 「……刀子のにおい、がする」
[メイン] 八葉刀子 : やめて。
[メイン] 八葉刀子 : そんな事を言われたら。
[メイン] 八葉刀子 : 私は━━。
[メイン] 戸室 揺籃 : 「ねぇ、刀子……」
[メイン] GM : うなじに口づけをして、左の耳の方へと舌を這わせる。
[メイン] 八葉刀子 : 「ひぁ……」
[メイン] 八葉刀子 : 「よう、らん」
[メイン] 戸室 揺籃 : 「刀子は━━━UGNの連中に自分のココロを殺されていない?」
[メイン]
GM :
そう言いながら、揺籃は強く…刀子の胸を揉みしだこうとする。
あたかも、心臓を鷲掴みするように。
[メイン] 八葉刀子 : 押し留めようとした言葉が、決壊する。
[メイン] 八葉刀子 : 「揺籃……何故、何故ですか」
[メイン] 八葉刀子 : 「何故、私を置いていったのですか……!」
[メイン]
戸室 揺籃 :
「貴女にも、本当の自由というものを……教えて、あ・げ・る」
耳の穴の中へと吹き込むように囁き、耳朶を齧った。
[メイン] 八葉刀子 : 「ぅ……あ、ぁ……」
[メイン] 戸室 揺籃 : 「私は……迎えに来たのよ、刀子」
[メイン] 八葉刀子 : 「むか、え?」
[メイン] GM : そして、揺籃の淫らな手が……下へ、下へ、と迫りくる。
[メイン] 戸室 揺籃 : 「刀子……UGNを抜けて、私と一緒に来て━━━。」
[メイン] 八葉刀子 : 「揺籃……それは、誰のため?」
[メイン]
戸室 揺籃 :
「貴女の為よ━━━刀子」
ついに、揺籃の艶めかしい指が刀子の下腹部に到達した。
[メイン] 八葉刀子 : 「わたしの、ため━━」
[メイン] 戸室 揺籃 : 「そう、いつだって私は……貴女の為だけに━━」
[メイン] GM : 刀子の急所に触れよう、と更に指先が伸びてくる。
[メイン] 八葉刀子 : 「…………私に、何をして欲しいの?」
[メイン] 八葉刀子 : 揺籃の手を掴む。
[メイン]
戸室 揺籃 :
「……刀子、どうして」
止めるのか、と訴える視線
[メイン] 八葉刀子 : 「揺籃、質問に答えて」
[メイン]
八葉刀子 :
「私がUGNを抜けて、貴女の元へ行くのは良い。
私は、貴女の刀だ」
[メイン] 戸室 揺籃 : 「ええ、嬉しいわ……刀子」
[メイン] 八葉刀子 : 「……その刃で何を斬りたいのですか?」
[メイン] 戸室 揺籃 : 「━━このセカイを」
[メイン] GM : 急に、揺籃の声色が代わる。
[メイン] 八葉刀子 : 「…………揺籃?」
[メイン] 戸室 揺籃 : 「私はね……いえ、『私たち』は今……『大きなこと』をやろうとしているの」
[メイン] 戸室 揺籃 : 「セカイを変えるほどの、ね━━」
[メイン] 八葉刀子 : 脳内が急速に冷えていく。
[メイン] 戸室 揺籃 : 「その計画に……貴女も協力してくれると嬉しいの」
[メイン] 八葉刀子 : 「揺籃」
[メイン] 八葉刀子 : 揺籃の手を振り解き、相対する。
[メイン] 戸室 揺籃 : 「……刀子。どうして」
[メイン] 八葉刀子 : 頭は冷たく、心はより冷たく。
[メイン] 戸室 揺籃 : 「貴女は私の刀なのでしょう……なら、」
[メイン] 八葉刀子 : 「…………何故でしょうね」
[メイン] 八葉刀子 : 「あの地獄で名を付け合い、身体を重ね、夢を語り合っていた頃」
[メイン]
八葉刀子 :
「貴女はとても魅力的でした
私が、執着してしまうほどに」
[メイン]
戸室 揺籃 :
「戻りなさい……刀子。
貴女は、好きよ━━」
[メイン]
八葉刀子 :
「申し訳ありませんが
率直に言って、今の貴女には何の魅力も感じません」
[メイン] 八葉刀子 : 「刀は、人を選ぶのです」
[メイン]
戸室 揺籃 :
「……そう、云うと思ったわ。
けれど…答えは急がなくてもいいでしょう?
じっくり、考え直して欲しいわ━━刀子」
[メイン] 戸室 揺籃 : 「貴女を後悔させないから……絶対に」
[メイン] 八葉刀子 : 「否定。私の心は変わりません」
[メイン] 八葉刀子 : 「貴女が変わらない限りは」
[メイン] GM : 哀しい目で、刀子を見やり……揺籃はこの場を去ろうとする。
[メイン]
戸室 揺籃 :
「私は、『変わった』のよ……刀子」
どこか、寂しそうに
[メイン]
戸室 揺籃 :
「━━そろそろ時間ね。
アジトで、仲間が待っているわ」
[メイン] 八葉刀子 : 「…………」
[メイン] 戸室 揺籃 : 「また逢いましょう、刀子」
[メイン]
八葉刀子 :
心を、脳を冷やす。
これならば、逢いたくなど無かった。
[メイン] 八葉刀子 : 私の思い出の中で生きていて欲しかった。
[メイン] 八葉刀子 : 「否定。私はもう、逢いたくありません」
[メイン] 戸室 揺籃 : 「フフ……嘘が下手よ、刀子」
[メイン]
戸室 揺籃 :
「私達の繋がりを、断てる程に━━━貴女は強く、ないわ」
そう言い残して、去った。
[メイン] 八葉刀子 : 廃墟に何かが軋む音が響く。
[メイン] 八葉刀子 : 口元から流した血を軽く拭い、外へと歩き出す。
[メイン] 八葉刀子 : 感情を抑制し、冷静に、冷徹に。
[メイン] 八葉刀子 : ━━心中には、揺籃の言葉だけが渦巻いていた。
[メイン] GM :
[メイン] GM : この場を、廃墟の頂から見下ろして観察する人物がいた。
[メイン] アルフレッド・J・コードウェル : 「━━それがキミの選択か、”ムラクモ”」
[メイン] GM : この男こそ、UGNの創設者にして……UGNへと牙をむいた”叛逆の聖人”。
[メイン]
アルフレッド・J・コードウェル :
「━━あぁ、わかってる。
彼女なりの考えだな」
[メイン] GM : 誰にでもなく、そう呟き……
[メイン] アルフレッド・J・コードウェル : 「ラ・ヨダソウ・スティアーナ━━」
[メイン] GM : 別れの言葉を贈り、この場から消失した。
[メイン] GM :
[メイン]
GM :
PC1 OP
東は登場をどうぞ
[メイン] 東兎角 : 1d10 (1D10) > 6
[メイン] system : [ 東兎角 ] 侵蝕率 : 31 → 37
[メイン]
GM :
東 兎角は有名な暗殺者の家系の生まれであり、
UGNに協力的な姿勢を見せている実家の方針でUGNイリーガルをしていた。
[メイン]
GM :
その中で、今回はN市支部への配属となり…
潜入任務を支部長の"隙間に潜む妖怪"から任されていた。
[メイン]
GM :
『あなたの任務は、N市及び周辺地区で活動する、
正体不明の組織“リベレーターズ”に潜入する事です』
と彼女から説明を受けている。
[メイン]
GM :
『現在頻発しているチルドレンの失踪に、この組織がどこまで関与しているか。
それを、N市支部長と連携を取って調べて欲しい』
[メイン]
東兎角 :
「…………………。」
任務内容を頭の中で復唱する。
その姿に雑念などは見られない、ただ任務を遂行する人形だ。
[メイン]
GM :
そうして向かった先が、再開発が途中で頓挫して
ゴーストタウン化している地区に存在する廃棄されたボーリング場だった。
[メイン] GM : しばらくすると、ガラの悪い少年たちが東を囲んでくる。
[メイン] リベレーターズの構成員 : 「お前が新入りの……?」
[メイン] 東兎角 : 「…………………ああ、そうだ」
[メイン]
GM :
━━潜入任務だ。
何かしらの偽名を用意した方がいいかもしれないし、却って本名がいいこともある。
[メイン] GM : 東兎角はどのように名乗っただろうか?
[メイン] 東兎角 : 「私が<ウサギ>だ」
[メイン] リベレーターズの構成員 : 「へ、ウサギかよ…似合わねェ名前だな」
[メイン]
東兎角 :
「………………。」
煽りに対しても、その表情は無のままであった。
[メイン] リベレーターズの構成員 : 「コイツの場合、チワワとかの方がいいだろ…キャハハ!」
[メイン] GM : ふいに、少年の1人が東の肩に触れようとするだろう。
[メイン]
東兎角 :
「触るな」
少年の腕を掴むと体を捻って反転し、取り押さえる格好となる。
[メイン] リベレーターズの構成員 : 「ぐえーっ」
[メイン] リベレーターズの構成員 : 「な、なんだァ…」
[メイン] 東兎角 : 「………付け上がるな、さっさと案内しろ」
[メイン]
リベレーターズの構成員 :
「と、とにかく……強ェ…!
たしかに、ヨウランさんの求めてる人材かもしれねェ…!」
[メイン] リベレーターズの構成員 : 「わ、わかった…案内するから!」
[メイン]
東兎角 :
「…………………。」
あの人は何故私にこんな任務を下したんだろう。
そう考えながら兎角は案内に従い進んで行った
[メイン]
GM :
彼らに連れて行かれると……廃棄されたボーリング場の中へと通された。
そこでは、少年少女たちが思い思いにすごしていた。
ゲーム機を持ち込んでる者。
ファッション雑誌を見ながら何か言ってる者、本を読んでる者。
皆、ひどく無邪気に遊んでいる。
[メイン] 東兎角 : 「………………………。」
[メイン]
GM :
そんなキミの元へ、1人の少女が話しかけに来た。
潜入任務中なので素性を晒される訳にはいかない。
[メイン]
白銀 レイ :
「……あなたは、誰…?」
抑揚のない声で
[メイン] 東兎角 : 「…………<ウサギ>」
[メイン]
白銀 レイ :
「あなたは……うさぎ?
うさぎは白い……けれど、あなたは…白ではない?
…なぜ?」
[メイン] 東兎角 : 「…………兎にも黒はいる」
[メイン]
白銀 レイ :
「……うさぎに、黒もいる……。
なら、あなたは…くろうさぎ…?」
[メイン] 東兎角 : 「……さぁな、灰色かもしれない」
[メイン]
白銀 レイ :
「……わからない。
あなたは、白なのか黒なのか……」
[メイン]
白銀 レイ :
「私は白だから……。
そう、私は……白銀 レイ。
あなたと同じ…ヨウランの、仲間……」
[メイン] 東兎角 : 「…………それで何の用だ、レイ」
[メイン] 白銀 レイ : 「あなた……見かけない顔」
[メイン] 白銀 レイ : 「だから……あなたに、これを……ついてきて…」
[メイン] 東兎角 : 「? これは……?」
[メイン] GM : レイは近くの蛇口を捻った。
[メイン]
GM :
そこから流出するシュワシュワいってる黒い液体を
コップに入れて東に差し出します。
[メイン]
白銀 レイ :
「ヨウランが言ってた……。
私たちみたいな年頃のヒトは━━普通はお茶とか水じゃなくて
コーラを飲むって……」
[メイン]
白銀 レイ :
「…だから改造して、水道から出るようにしたの……。
……おかわりなら、いくらでもある……」
[メイン]
東兎角 :
「………いらない」
くだらない。兎角はその感情しか無かった。
………それよりも、ヨウランという人物について調べ、任務遂行せねば。
[メイン] 白銀 レイ : 「……なぜ?」
[メイン] 東兎角 : 「何が入っているか分からないだろう」
[メイン] GM : なるほど、そう来たか
[メイン] GM : では、東は知識:レネゲイドの難易度10を
[メイン] 東兎角 : 1dx (1DX10) > 2[2] > 2
[メイン]
GM :
では、東はこのままコーラをどうにか持ちかえれば…
何かわかるかもしれない
……ということだけが分かった。
[メイン] 東兎角 : 「…………………。」
[メイン] 東兎角 : 「……まずお前が先に飲め」
[メイン]
白銀 レイ :
「でも…コーラはおいしい
ヨウランが、そう言ってた……」
[メイン]
白銀 レイ :
「……飲めば…あなたがよろこぶなら……」
グビッと飲み干した
[メイン] GM : 特に何らかの異変は見えない。
[メイン]
東兎角 :
「…………。」
敵意は無いようだな。
[メイン]
白銀 レイ :
「……あなたにも、飲んで…欲しい」
健気にも、同じコップに補充して東へ差し出す
[メイン] 東兎角 : なら、この女から情報を聞き出してやろう。
[メイン] 東兎角 : 「……わかった」
[メイン] 東兎角 : 兎角はコーラの入ったコップを受け取り、飲む
[メイン] 東兎角 : 「…………なるほど、確かに美味いな」
[メイン] GM : 飲んだな コイツ
[メイン] GM : では、侵蝕率を+2D10%してください
[メイン] 東兎角 : 2d10 (2D10) > 7[2,5] > 7
[メイン] system : [ 東兎角 ] 侵蝕率 : 37 → 44
[メイン]
GM :
代償に『タイミング:常時』以外の『制限:-』のエフェクトを1つ
このシナリオ中に取得します
[メイン] GM : シーン外中にでも選んでください。
[メイン]
GM :
そのコーラを飲むと、やや気分が高揚し…
新たな力に覚醒したかのように思える。
[メイン] 白銀 レイ : 「…ここは自由の国だから、したいことをしないと…損なの」
[メイン] 白銀 レイ : 「自由と言われても……わからないの」
[メイン] 東兎角 : 「自由か、すると……そのヨウランさんって人以外は皆上下関係は無いのか?」
[メイン] 白銀 レイ : 頷く
[メイン]
白銀 レイ :
「ヨウランは……リーダーだから…
いずれ、会えると思う……」
[メイン] 東兎角 : 「………そうか」
[メイン] 東兎角 : なら、この女は用済みか?
[メイン] 東兎角 : ……いや、まだ他に聞き出せる情報はあるだろう
[メイン]
白銀 レイ :
「ねぇ……うさぎさん……
自由って…何……?」
[メイン] 東兎角 : しばらくは付き合ってやるか
[メイン]
東兎角 :
「……自由……」
自由とは何か、説明しようとした、しかし言葉が詰まった
[メイン] 東兎角 : 自由って、何だ?
[メイン] 白銀 レイ : 「わからない……自由って、何……?」
[メイン]
東兎角 :
兎角は、命令に従う暗殺機械のようなもの
自分の時間は全て任務に使われる
[メイン] 白銀 レイ : 「私たち……今まで、言われた通りの事しか知らなかった……」
[メイン] 東兎角 : 「それ、は………」
[メイン]
白銀 レイ :
「うさぎさんも……自由じゃ、ない…?
私と……同じ……」
[メイン] GM : 共感を覚えたのか、レイとの距離がなんとなく少しばかり縮まる。
[メイン] 東兎角 : 「………そう、かもな」
[メイン]
白銀 レイ :
「……心が、ぽかぽかする……
私と、うさぎさんが……同じなのが…」
[メイン] 東兎角 : 「………………」
[メイン]
東兎角 :
ぽかぽか……?
同じ自由じゃないと、心が温かくなるものなのか……?
……分からない、私には分からない
[メイン]
東兎角 :
この……レイという女と、私は、同じ「自由」を知らない
だが、同じだというのに、レイは他に私の知らない「何か」を知っているのか?
[メイン] GM : 東はどうにか、リベレーターズに歓迎され、潜入に成功する。
[メイン]
GM :
外部への連絡は、今のところはできそうにない。
しかし、機会を伺えばN市支部へ連絡はできそうだ。
[メイン]
GM :
[メイン]
GM :
ミドルシーン 固有イベント2
PC1は強制登場、PC4のみ自由登場可能
[メイン] 東兎角 : 1d10 (1D10) > 7
[メイン] 東兎角 :
[メイン] system : [ 東兎角 ] 侵蝕率 : 44 → 51
[メイン] 大場なな : 41+1d10 登場 (41+1D10) > 41+1[1] > 42
[メイン] system : [ 大場なな ] 侵蝕率 : 41 → 42
[メイン]
GM :
町はずれのボーリング場。
本来、ヒトのいないはずのその場所で、幾人もの若者が思い思いに寛いでいる。
[メイン] GM : 東の隣にいるレイは誰とも交わらずに、黙々とコーラを口にしていた。
[メイン] 東兎角 : 「………お前は行かないのか」
[メイン] 白銀 レイ : 「……私の代わりは、いくらでもいるもの…」
[メイン]
東兎角 :
「………………」
その言葉は、兎角にも刺さるものであった
[メイン] GM : 二人の少女がコーラを飲んでいる様子を、あとから潜入してきた大場は目撃することが出来るだろう。
[メイン] 大場なな : UGNから受けた情報の通り、私は件の現場へと潜入していた
[メイン] 大場なな : かつかつ、と小気味の良い靴音を響かせて
[メイン] 大場なな : 目撃したのは、確か──"東のアズマ"と見知らぬ白い少女
[メイン]
東兎角 :
「………!」
"星々の絆"……
[メイン] GM : が、その二人を割り込むように
[メイン] GM : 1人の少女が東の目の前に向かってゆく。
[メイン] 東兎角 : 「!」
[メイン] 戸室 揺籃 : 「……貴女が、新しいメンバーかしら?」
[メイン] 大場なな : 少し遠くから、その場を注意深く観察する
[メイン] 大場なな : 自然と平静を装って、《完全演技》の通りに
[メイン]
東兎角 :
「………………」
この「圧」…それに「気」………なるほど、この女が……
[メイン] 東兎角 : 「………はい、<ウサギ>です。」
[メイン]
戸室 揺籃 :
「歓迎するわ……ウサギ。
私は━━ヨウラン。……ゆりかご、物事の発展の初期の段階という意味らしいわ。
いい名前でしょう━━?」
[メイン] 東兎角 : 「……えぇ、素晴らしい名前だと思いますよ」
[メイン]
戸室 揺籃 :
「優秀な人材は幾らでも欲しいのよ。
近いうちに、『大きなこと』をするから━━」
近づいて、そっと東の顎を摘む
[メイン] 大場なな : ──『大きなこと』、やはりここで間違いの無いようだと確信する
[メイン]
東兎角 :
「……………っ!」
何だ今の動き……隙が無い……速い……?いや、目で追えた……だが避けられなかった
[メイン]
白銀 レイ :
「……だめ、ヨウラン。
彼女が……驚いてる…」
声をどうにか張り上げて、止めようとする
[メイン]
戸室 揺籃 :
「━━あら、残念。
この子は…少しは愉しめそう、と思ったのに…フフ」
少し顔を近づけたが、レイの介入により離した。
[メイン] 東兎角 : 「………ありがとう、レイ」
[メイン]
白銀 レイ :
「……いいの。
自分でも……どうして、ヨウランを止めたのか…わからない」
[メイン]
東兎角 :
………レイが止めてくれて安堵した自分がいる
何だ、これは……?
止めたのがレイじゃない他の奴でも、同じ気持ちになったのか……?
[メイン]
戸室 揺籃 :
「珍しいわね…あのレイが、他人に興味を抱くなんて。
もしかして…貴女、何か彼女を口説いてみせたの?」
[メイン] 東兎角 : 「………ご冗談を……それでヨウランさん、私に顔を見せたということは……何かの仕事ですか」
[メイン] 戸室 揺籃 : 「ええ……ヒトと『私たち』の壁を破壊するの」
[メイン] 大場なな : ヒトと『私たち』──意味するのはきっと、日常と非日常
[メイン] 大場なな : 人間と、"超越者"
[メイン]
戸室 揺籃 :
「…『私たち』がヒトとして生きる為に。
『私たち』チルドレンは、ただの兵器として育てられてきた。
ヒトらしい事を何一つ教えられずに━━」
[メイン] 東兎角 : 「……………。」
[メイン] 大場なな : 無意識にがたり、と音を立てて椅子から立ち上がる
[メイン] 戸室 揺籃 : 「……博士は、あの人は━━その事を、私たちに教えてくれたのよ」
[メイン] 大場なな : 彼女が呼ぶ"博士"。きっと、それが意味するのは──"反逆の聖人"
[メイン]
戸室 揺籃 :
「そのために…レイ。もう少し、頑張って頂戴…」
レイを背後から抱きしめる
[メイン]
東兎角 :
……………………。
ちくり
………………?
[メイン] 白銀 レイ : 「……よりよいセカイのために…私は、その為にここに……」
[メイン] 東兎角 : ヨウランに抱き締められるレイの姿を無表情の横目で見ながらも、何か心に靄がかかる
[メイン] 東兎角 : 「………………ヨウランさんは、「自由」のために戦っている、というわけですよね」
[メイン] 戸室 揺籃 : 「ええ、みんなの『自由』の為に……ね」
[メイン] GM : そこへ、リベレーターズの少年たちが近寄ってくる。
[メイン] 東兎角 : 「…………?」
[メイン]
リベレーターズの構成員 :
「ヨウランさん…仲間になりたいって奴をもう1人、連れてきました。
来い」
そういって、大場を呼び寄せる。
[メイン] 大場なな : 少し、ぴくりとして。立ち上がったままの身体を歩き出させる
[メイン] 大場なな : 至って自然な振る舞いで、それが潜入への"役者"。私にとっては得意な事だ
[メイン] 戸室 揺籃 : 「貴女も……私たちの活動に興味があるのね?」
[メイン] 大場なな : 「……えへへっ、はい。『自由』に興味があって」
[メイン]
戸室 揺籃 :
「まぁ、仲間なら多い方がいいわ。
貴女が強い力を持つのなら……尚更に、歓迎するわ」
そっと大場に近づき、耳元で囁きつつ、髪を撫でた。
[メイン] 大場なな : 「新入りとして差し入れですけれど……バナナプリン! 作って来ちゃいました」とラッピングを周りのモブへの人数分も
[メイン] リベレーターズの構成員 : 「ヒョーこいつはついてるぜ!」
[メイン]
白銀 レイ :
「……こういうとき、なんて言えばいいのか……わからない」
そう言いながら、受け取る
[メイン] 東兎角 : 「……ありがとう、と言えばいいんだ」
[メイン] 大場なな : 「……最近、作り過ぎちゃう事が多くて。ほら、"ウサギちゃん"も」と少しの目配せと共に
[メイン]
白銀 レイ :
「……わかった、うさぎさん…。
………ありがとう」
東に頷いてから、大場にお辞儀をする
[メイン]
東兎角 :
「ああ、ありがとう」
ななのプリンを受け取り……アイコンタクトでそれに応える
[メイン] 大場なな : 「私は<バナナ>。そう呼んで貰えると嬉しいな」
[メイン] 戸室 揺籃 : 「そう……バナナ、ね。憶えておくわ」
[メイン] GM : そうして、揺籃は他のメンバーと会話する為に…少し離れた。
[メイン] GM : レイさえ、少し撒けば…二人で会話することもできそうだろう。
[メイン] 東兎角 : 「…………レイはヨウランさんのところへ行かないのか」
[メイン] 大場なな : 「ヨウランさん、綺麗な人だったね」
[メイン]
白銀 レイ :
「……いい。
ヨウランには…他の人たちが、いる…」
[メイン] 大場なな : 「……誰にも、代わりなんて居ないよ」
[メイン] 東兎角 : 「……レイは、あの人に大切にされているんだな」
[メイン]
白銀 レイ :
「……わからない。
だって、私はチルドレンの1人でしかない……」
[メイン] 東兎角 : 「…………そうか、そうだな」
[メイン] 東兎角 : 「レイ……私は少し外の空気を吸ってくる」
[メイン]
白銀 レイ :
「……わかった。
私は、ここにしかいられないから……」
付いてくる様子はない
[メイン] 東兎角 : 頷き、ななと一瞬目を合わせた後、ボーリング場の外へ出る。
[メイン] 大場なな : 頷き返して
[メイン] 大場なな : 「私は新入りだから、彼女に色々案内してもらおうかな」と歩を進める
[メイン]
東兎角 :
………………………
「"星々の絆"、お前も潜入を任されたのか」
[メイン] 大場なな : 「えへへっ、うん。奇遇だね」
[メイン] 大場なな : 「──何か情報は得られた? ”東のアズマ”」
[メイン] 東兎角 : 「………緊張感が無いな……まぁいい」
[メイン] 大場なな : 何時もよりはぎらりと、大場の衣装は鈍く輝きを持つ
[メイン] 東兎角 : 「得た情報はお前とまだ同じだ、このリベレーターズの首領の顔を覚えた、それだけだ」
[メイン] 東兎角 : 「……計画を実行される前にその内容を盗むぞ、いいな」
[メイン] 大場なな : 「……彼女達は"博士"と言っていた」
[メイン] 東兎角 : 「あぁ、言っていたな」
[メイン] 大場なな : 「……その計画の裏は、思っていたよりも大きなものかもしれない」
[メイン] 東兎角 : 「………どういうことだ」
[メイン] 大場なな : 「……っ」あの惨劇の記憶を、握り潰して
[メイン] 大場なな : 「……彼が現れる、という事はまた。この日常が壊されていく前兆」
[メイン] 大場なな : 「単なる少年少女の暴走には留まらない、本当にセカイを壊してしまうような──」
[メイン] 東兎角 : 「………………。」
[メイン] 大場なな : 「……っ。えへへっ、ごめんね。兎に角、気を付けて兎角ちゃん」
[メイン] GM : ここで、ふと中の様子を見ると…
[メイン] GM : どうやらリベレーターズの幹部たちが何かを話し合っているように見えただろう。
[メイン]
GM :
漏れ聞こえる声によると…というか、周りが騒がしいせいもあって、
余り声をひそめていない様子だ。
[メイン] GM : 中に戻れば、特に判定もなく聞くことができるだろう。
[メイン] 大場なな : 兎角ちゃんに少し目配せをする
[メイン] 東兎角 : 頷く
[メイン] 大場なな : ひっそりと、しかし自然な振る舞いで中に入っていく
[メイン] リベレーターズの構成員 : 「ヨウランさん、”ティーチャー”から定時連絡が入りました」
[メイン] 戸室 揺籃 : 「そう、つづけて?」
[メイン]
リベレーターズの構成員 :
「わざわざローザ副支部長まで来たらしいっス。
こりゃ、八雲紫も本腰を入れるっスよ…」
[メイン] リベレーターズの構成員 : 「それと、日本支部がこっちに潜入捜査をしかけようとしてるって話です」
[メイン]
戸室 揺籃 :
「━━なるほど、連中も結構焦ってるみたいじゃない。
チルドレンが次々家出してる以上は、さすがに手を打ってくるでしょう」
[メイン] GM : そして、東と大場が戻ってきたことに気付いたのか…近づいてくる。
[メイン] 東兎角 : 「………!」
[メイン]
戸室 揺籃 :
「潜入捜査をしかけようって話みたいだけれど、
まさか、貴女じゃないわよね━━」
東の肩に手を置いて
[メイン]
東兎角 :
「………何のお話でしょうか」
無表情のままそう答える
[メイン]
戸室 揺籃 :
「……貴女、心臓の鼓動が…早くなってるわよ」
東の左胸を触りながら
[メイン]
大場なな :
「彼女は私にここの案内をしてくれていたんです。それはありませんよ」
その手を遮るように割って入る
[メイン] 戸室 揺籃 : 「……そう」
[メイン] 東兎角 : 「んっ……!?……す、すまないバナナ」
[メイン] 戸室 揺籃 : 「フフ……信用、してるわよ、二人とも━━」
[メイン] 東兎角 : 「仰せの通りに」
[メイン] 大場なな : 「はい、分かりました」
[メイン] GM : そのまま、揺籃は奥の方へとまた戻って行った。
[メイン]
GM :
事態は動きつつある。
そろそろ━━状況を整理する必要があるかもしれない。
[メイン] GM : 二人は、この場をさりげなく抜けてN市支部へと向かうことだろう。
[メイン] 大場なな : 42+4d10 ジェネシフト (42+4D10) > 42+17[5,9,2,1] > 59
[メイン] system : [ 大場なな ] 侵蝕率 : 42 → 59
[メイン] GM :
[メイン] GM : ミドルシーン
[メイン]
GM :
シーンプレイヤーは紫
他は自由登場可能
[メイン] 八雲紫 : 1d10+35 登場します (1D10+35) > 3[3]+35 > 38
[メイン] 東兎角 : では登場するか
[メイン] 東兎角 : 1d10 (1D10) > 1
[メイン] 大場なな : 59+1d10 登場 (59+1D10) > 59+3[3] > 62
[メイン] system : [ 東兎角 ] 侵蝕率 : 51 → 52
[メイン] system : [ 大場なな ] 侵蝕率 : 59 → 62
[メイン] 八葉刀子 : 1d10+36 登場 (1D10+36) > 7[7]+36 > 43
[メイン] GM : ━━目の前には資料の山。
[メイン] GM : どれもが現在のN市支部の苦しい状況を示唆している。
[メイン] 大場なな : 「どうも支部長さん……、ってわわっ。凄い量……」
[メイン] 東兎角 : 「……………。」
[メイン] 八葉刀子 : カツカツと革靴の音を響かせ、部屋に入る。
[メイン] 八雲紫 : 報告書に目を通しつつ3杯目の紅茶を口にする。ハーブティに替えてみたがストレスは抑えられない
[メイン] 八雲紫 : 「もう……これじゃまるで敗軍の将じゃない。状況が悪いのはわかるけど」
[メイン] 八雲紫 : そうブツブツと口にしていたが、ふと、チルドレン達が戻ってきている事に気がつく
[メイン] 八雲紫 : 「あら、ごめんなさい。夢中になってて気がつかなかったわ」
[メイン] 東兎角 : 「…………いえ」
[メイン]
大場なな :
「……お疲れみたいですね」
と机にバナナケーキを
[メイン] 八葉刀子 : 「…………」
[メイン] 八雲紫 : 「兎角、刀子、なな、おかえり。まずはお茶でもいかがかしら?」
[メイン] 八雲紫 : 「ありがとう。いただくわ」とバナナケーキにフォークを伸ばす
[メイン] 東兎角 : 「結構です」
[メイン] 八葉刀子 : 机の上の資料に目をやる。
[メイン] 八葉刀子 : 「状況は、あまり芳しくないようですね」
[メイン] 東兎角 : 「それより……支部長」
[メイン] 八雲紫 : 「……うん、絶品ね。これならお店の方でも出せそうよ」
[メイン] 大場なな : 「ふふっ、ありがとうございます。最近、……作り過ぎちゃう事が多くて」
[メイン] 八雲紫 : 「わかってるわ。"リベレーターズ"の件でしょう?」
[メイン] 東兎角 : 「……はい」
[メイン] 東兎角 : 「詳細はまだ分かりませんが………どうやらもうじき動くようです」
[メイン] 八葉刀子 : 「…………」
[メイン] 八雲紫 : 「ふむ……詳しく話を聞かせて頂戴」
[メイン] 八雲紫 : 「"リベレーターズ"がどのような集団なのか。彼等の首謀者は誰で何をしようとしているのか。判明した範囲で結構よ」
[メイン] 八雲紫 : かくかくしかじかでいいんですけどね
[メイン] 大場なな : 支部長さんの肩を揉みつつ、兎角ちゃんに任せたと視線を寄越す
[メイン]
東兎角 :
不機嫌そうな顔をななに見せながら……
「……はい、リベレーターズは反逆の意志を持ったUGNチルドレンによって結成された組織です」
[メイン] 八葉刀子 : 手近な椅子に座り、話を聞く。
[メイン] 八雲紫 : 「UGNチルドレンの……成程」
[メイン] 東兎角 : 「そして、その首謀は─────”ヨウラン”」
[メイン] 東兎角 : 「と名乗っておりました」
[メイン] 八葉刀子 : 「…………!」
[メイン] 東兎角 : 「…………? ……どうした」
[メイン] 八雲紫 : 「"ヨウラン"……?」 はて?と首をかしげる
[メイン] 八葉刀子 : 「その名前は、どういった漢字で、どういった意味ですか?」
[メイン] 東兎角 : 「……その情報に意味があるとは思えない、が……こう言っていた」
[メイン] 東兎角 : 「───────────ゆりかご、物事の発展の初期の段階という意味らしい」
[メイン]
大場なな :
「となると──」
支部長さんの机にあるメモ帳を借りて
[メイン] 大場なな : "揺籃"と
[メイン] 八葉刀子 : みしり、握る手に力が入る。
[メイン] 八雲紫 : 「揺籃――」
[メイン] 東兎角 : 「……?……全員知っているのか?」
[メイン] 大場なな : 「……ううん。私は分からないけれど、きっとこういう字かなって」
[メイン] 八雲紫 : 「名は体を表すというわね。その揺籃という名が意識的に名乗っているものであれば」
[メイン] 八葉刀子 : 「揺籃……」
[メイン] 八葉刀子 : 「彼女は、私の━━」
[メイン] 八雲紫 : 「それは何かを始めようという意思の表れね」
[メイン] 八葉刀子 : 「……いえ、"隙間に潜む妖怪"」
[メイン] 八葉刀子 : 「私は揺籃を知っています」
[メイン] 八雲紫 : 「……!?」
[メイン] 東兎角 : 「………なんだと?」
[メイン] 八葉刀子 : 「……私と"同じ場所"で育った、と言えば伝わりますか?」
[メイン] 大場なな : 「……"チルドレン"」
[メイン] 八雲紫 : 「ええ、よくわかったわ」
[メイン]
八葉刀子 :
「あまり言いたくはありませんが、あえて言わせていただきます。
━━彼女は被害者です。……UGNの」
[メイン] 八雲紫 : 「……」
[メイン] 東兎角 : 「……………」
[メイン] 大場なな : 「…………」
[メイン] 八雲紫 : 「……確かに、否定できない面はあるわね」
[メイン] 八雲紫 : ホームの訓練は過酷そのものだ。オーヴァードであるからかろうじて耐えらえるものの通常の人間であれば虐待に等しい
[メイン] 八雲紫 : 「それで不満を訴えるために行動に出た……といったところかしら?」
[メイン]
八葉刀子 :
「否定。あの目は、それ以上……
何かに取り憑かれています」
[メイン] 八雲紫 : 「……ふむ」
[メイン] 八葉刀子 : 「洗脳やそれに類する物……」
[メイン] 大場なな : 「……彼女らは『大きなこと』をすると言っていた」
[メイン] 八雲紫 : (徹底的に教育を施されているチルドレンが自分の意思で大それたことをやるとは考えにくいわね……であれば裏で糸を引いている者がいるはず)
[メイン] 大場なな : 「そして、それには恐らく──博士、"反逆の聖人"の関与が疑われる」
[メイン] 八雲紫 : 「コードウェル博士がですって?」
[メイン] 八葉刀子 : 「"反逆の聖人"……」
[メイン] GM : その時、八雲へ通信が入る。
[メイン] 八雲紫 : 「……これは子供たちの反抗では済まされないかもしれないわね」
[メイン] 八雲紫 : 「ちょっと待って、通信みたい」
[メイン] 八雲紫 : 「はい。こちら"境目に潜む妖怪"」
[メイン] 八雲紫 : 通信機を手にして応答する
[メイン]
ローザ・バスカヴィル :
『"隙間に潜む妖怪"……大変なことになりました。
与儀亜美が行方を晦ませたようです。
どうやら、こちらの動きが向こうに漏れているようです』
[メイン] 八雲紫 : 「与儀……!あの時の教官ね」
[メイン]
ローザ・バスカヴィル :
『潜入させた”東のアズマ”の身も心配です。
“リベレーターズ”に関して、我々はもう少し踏み込んで
調査する必要がありますね。』
[メイン] 八雲紫 : 「了解よ。細心の注意を払って調査を継続するわ」
[メイン] GM : そうして通信が終わる。
[メイン] 八葉刀子 : 「与儀教官の名前が上がりましたが」
[メイン] 八雲紫 : 「UGN日本支部からだったわ。UGN内部に内通者がいたみたい」
[メイン] 大場なな : 「……内通者?」
[メイン] 八雲紫 : 「ええ、"リベレーターズ"と繋がっていたのはその与儀よ」
[メイン] 東兎角 : 「…………………」
[メイン] 八葉刀子 : 「…………」
[メイン] 大場なな : 「……」
[メイン] 八葉刀子 : 殺意が漏れ出る。
[メイン] 東兎角 : 「ティーチャーとは……そいつのことか?」
[メイン] 八雲紫 : 「前々からおかしいと思っていたのよ……どうしてこちらの打つ手が次々と封じられるのかって」
[メイン] 大場なな : 「……"教師"、か」
[メイン] 八雲紫 : 「貴女達のことについても情報が洩れている危険性があるわ。"リベレーターズ"に対する調査は継続するけれども細心の注意を払って行動して頂戴」
[メイン] 八葉刀子 : 「……その件ですが」
[メイン] 八雲紫 : 「どうぞ」
[メイン] 八葉刀子 : 「私、揺籃に直接スカウトをされました」
[メイン] 東兎角 : 「…………!」
[メイン]
大場なな :
「……!」
[メイン] 八雲紫 : 「揺籃からはどのような話があったのかしら?」
[メイン] 八葉刀子 : 「そうですね……揺籃側、"リベレーター"へ来ないか、と」
[メイン] 八雲紫 : 「随分と自信があるのね」
[メイン] 八葉刀子 : 「大きなこと……セカイを変える、とも言っていました」
[メイン] 大場なな : 「……っ、セカイを変える……」
[メイン] 八雲紫 : 「セカイを変える……ね」
[メイン] 東兎角 : 「………奴らは「自由」を求めていたな」
[メイン] 東兎角 : 「「壁」を壊す………どうするつもりだろうな」
[メイン] 八葉刀子 : 「不可解ですね」
[メイン] 東兎角 : 「……引き続き私は情報を集める」
[メイン] 八雲紫 : 「言葉のとおり本当に大それた事をやるつもりのようね。正々堂々とスカウトしてきたのは自分達がやろうとしていることに賛同してもらえると考えているからかしら?」
[メイン] 八葉刀子 : 「肯定。私ならば容易く引き込めると思ったのでしょう」
[メイン] 東兎角 : 兎角はほんの少しだけ頭を下げ、部屋を出て行く
[メイン] 八雲紫 : 「私も出るわ。相手が相手だけに大事になりそうだもの」
[メイン] 大場なな : 「……きっとその『自由』は、私達が守るべき日常に『不自由』を与える」
[メイン] 八雲紫 : 「そうかもしれないわね」
[メイン] 大場なな : 「……守らなきゃ。私達の、大切な日々を」
[メイン] 大場なな : 「……失礼します」
[メイン] 八葉刀子 : 「……では、私も失礼します」
[メイン] 大場なな : よろよろと、何かに憑かれたように部屋を出ていく
[メイン] 八雲紫 : 「私も後から行くわ」
[メイン] 八雲紫 : ―――
[メイン] 八雲紫 : (チルドレン達の事を調べるのにこの姿はあんまりよね……)
[メイン] 八雲紫 : (久しぶりに"アレ"を使う時がきたようね……)
[メイン] 八雲紫 : 意を決してスキマに潜り込む
[メイン] 八雲紫 : もぞもぞ
[メイン] 八雲紫 : 「……」
[メイン] 八雲紫 : 鏡の前でポーズを決めつつ
[メイン] 八雲紫 : 「八雲紫、17歳です」
[メイン] 八雲紫 : 「……よし!」
[メイン] 八雲紫 : キリっとした表情に切り替えて支部を飛び出した
[メイン] GM : そうして、各々は情報収集を開始することだろう。
[メイン] GM :
[メイン]
GM :
【情報収集】
・戸室 揺籃 <情報:UGN> 8
・戸室 揺籃 <情報:UGN> 10
・白銀レイ <情報:UGN、噂話> 7
・与儀 亜美 <情報:UGN、噂話、ウェブ> 7
・与儀 亜美<情報:UGN、裏社会>10
・“リベレーターズ”<情報:UGN、裏社会>7
・“リベレーターズ”<情報:UGN、軍事>10
・コードウェル博士 <情報:UGN>7
・コードウェル博士 <情報:UGN>9
[メイン] GM :
[メイン]
GM :
1人1回調査でき、以降は登場判定ごとに1回調査可能。
同じ技能の物は高い方まで到達できれば一気に情報を貫通できる。
[メイン] GM : では、決まった方から情報収集をどうぞ。
[メイン] 八雲紫 : 一番手行きます。「与儀亜美」について
[メイン] 八雲紫 : 1d10+38 登場 (1D10+38) > 6[6]+38 > 44
[メイン] 八雲紫 : 4dx+3 <情報:UGN>で振ります (4DX10+3) > 8[1,1,2,8]+3 > 11
[メイン]
GM :
・与儀 亜美 <情報:UGN、噂話、ウェブ> 7
UGN所属の研究員。チルドレンの調整に携わってきた。
今まで幾人ものチルドレンを調整してきたが、現在はその仕事から引退。
任務のためとはいえ、チルドレンの感情を抑制し、兵器とする事に罪悪感を抱いていた。
チルドレンたちからは“ティーチャー”と呼ばれている。
彼女の研究所は現在閉鎖され、今では誰も利用していない。
・与儀 亜美<情報:UGN、裏社会>10
UGNには内密で、彼女の研究所経由で日本の防衛隊『ストレンジャーズ』からミサイルの情報へアクセスした履歴がある。
[メイン] GM :
[メイン]
GM :
・防衛隊のミサイル<情報:UGN、軍事>8
・防衛隊のミサイル<情報:UGN、軍事>10
が追加されました
[メイン] 八雲紫 : 「ミサイル……?貴女は何をやろうとしているの……?」
[メイン] GM :
[メイン] GM : では、次の方どうぞ
[メイン] 大場なな : 62+1d10 登場 (62+1D10) > 62+10[10] > 72
[メイン] system : [ 大場なな ] 侵蝕率 : 62 → 72
[メイン] 大場なな : コードウェル博士について
[メイン] 大場なな : (2+1)dx10+1 UGN (3DX10+1) > 10[4,9,10]+6[6]+1 > 17
[メイン] GM :
[メイン]
GM :
・コードウェル博士 <情報:UGN>7
UGN創設者にしてレネゲイドウィルス研究の第一人者。死亡したと伝えられていたが、生存しておりFHのセルを率いている事が確認されている。
与儀 亜美、戸室 揺籃とも接触し、彼らに何か大きな事をやらせようとしている。
・コードウェル博士 <情報:UGN>9
少年少女のジャーム化のプロセスと、ジャームがお互いにロイスを維持していけるかについて興味深く研究しているようである。
リベレーターズの少年少女たちも、博士の実験観察対象に過ぎない。
[メイン] GM :
[メイン]
大場なな :
「……観察対象、また、純那ちゃんみたいに……」
無意識に"輪"に手が伸び、それは鈍く光を映す
[メイン] GM :
[メイン] GM : では、次の方どうぞ
[メイン] 東兎角 : 1d10 登場 (1D10) > 4
[メイン] system : [ 東兎角 ] 侵蝕率 : 52 → 56
[メイン] 東兎角 : ・白銀レイ <情報:UGN、噂話> 7
[メイン] 東兎角 : 3dx+1 (3DX10+1) > 9[2,9,9]+1 > 10
[メイン] GM :
[メイン]
GM :
・白銀レイ <情報:UGN、噂話> 7
元UGNチルドレン。与儀の調整を受けた最後の一人。
《サイコメトリー》を得意とし、あらゆる物品から情報を読み取る力を持つ。
意識をより深く読み取るため、感情は意図的に削られている。
[メイン] 東兎角 : 「……何……!?」
[メイン] 東兎角 : まさか、私が潜入捜査していることはもう悟られているのか……?
[メイン] GM :
[メイン] GM : では、次の方どうぞ
[メイン] 八葉刀子 : 43+1d10 登場 (43+1D10) > 43+4[4] > 47
[メイン] system : [ 八葉 刀子 ] 侵食率 : 43 → 47
[メイン] 八葉刀子 : 戸室揺籃について
[メイン] 八葉刀子 : 2dx+1 (2DX10+1) > 10[4,10]+7[7]+1 > 18
[メイン]
GM :
・戸室 揺籃 <情報:UGN> 8
元UGNチルドレン。与儀の調整を受けた一人。
同時期のチルドレンでは、一、二を争うほどの優秀さだった。
二年前のとある任務中に行方不明、死亡扱いとされていた。
UGNチルドレンとして活動していた頃、自分たちの扱いへの不満が見受けられた。
現在は“リベレーター”のリーダーとして活動している。オーヴァードの為に何か大きな事をやる、と公言していた。
八葉 刀子が呼び出せば、接触する事ができるであろう。
・戸室 揺籃 <情報:UGN> 10
密かに彼女はコードウェル博士によって救出されていた。
何らかの再調整を受け、“マスターレイス24”として再誕している。
[メイン] 八葉刀子 : 「コードウェル……」
[メイン] 八葉刀子 : 抑えきれない憎悪を、どうにかして飲み込む。
[メイン] GM :
[メイン]
GM :
では、あと2つありますが調査しますか?
それとも先に揺籃と接触してみますか?
[メイン] 八雲紫 : 先に調査しましょうか
[メイン] 八雲紫 : 1d10+44 登場 (1D10+44) > 9[9]+44 > 53
[メイン] 八雲紫 : 4dx+3 <情報:UGN>で「防衛隊のミサイル」について調査します (4DX10+3) > 10[2,2,10,10]+10[7,10]+2[2]+3 > 25
[メイン]
GM :
・防衛隊のミサイル<情報:UGN、軍事>8
最近『より混沌とする世界情勢を鑑みての防衛力強化』を建前に、極秘裏に3発もの弾道ミサイルを入手し、迎撃のためのデータを集積する予定。
厳重なプロテクトがかけられており、万が一強奪されても発射されることはない。ミサイルの場所は秘匿されている。
・防衛隊のミサイル<情報:UGN、軍事>10
プロテクトを管理するミサイル隊所属の仕官1名が、現在行方不明になっている。
[メイン] 八雲紫 : すごい回りました
[メイン] GM :
[メイン] GM : もう1つ、いかがなさいますか?
[メイン] 八雲紫 : そのまま調べちゃいます。再登場しますね
[メイン] 八雲紫 : 1d10+53 登場 (1D10+53) > 3[3]+53 > 56
[メイン] 八雲紫 : 4dx+3 <情報:UGN>で「リベレーターズ」について調査します (4DX10+3) > 10[2,8,9,10]+4[4]+3 > 17
[メイン]
GM :
・“リベレーターズ”<情報:UGN、裏社会>7
オーヴァード能力に目覚めた少年たちのチーム。"解放者"を意味する。
己の欲望と力の赴くまま、自由に生きよう。が合言葉。
所属する多くのものは、ただ純粋に自由を満喫しているようであるが、一部の精鋭たちはN市内外を問わず、目撃されている。
リーダーは、"リベレーター"を名乗る少女、戸室 揺籃。
・“リベレーターズ”<情報:UGN、軍事>10
“リベレーターズ”の精鋭部隊が、防衛隊『ストレンジャーズ』の基地からミサイルを強奪する計画を立てているらしい。
彼らの行動の背景には、コードウェル博士の思想があるようだ。
[メイン] 八雲紫 : 女子高生スタイルだから情報収集が捗ったんでしょうか
[メイン] 八雲紫 : 「この様子なら子供の火遊びですみそうもないわね」
[メイン] 八雲紫 : 「"揺籃"と接触できるなら……彼女にお願いしてみるしかないかしら」
[メイン] 八雲紫 : 刀子のスマホにメッセージを送る演出をしておしまいですね
[メイン] GM :
[メイン]
GM :
では、トリガーイベント1
シーンPCは八葉 あとは登場自由
[メイン] 八葉刀子 : 1d10+47 登場 (1D10+47) > 8[8]+47 > 55
[メイン] system : [ 八葉 刀子 ] 侵食率 : 47 → 55
[メイン] 八雲紫 : 1d10+56 一応登場はしておきます。変装して遠巻きに様子を窺う感じです (1D10+56) > 8[8]+56 > 64
[メイン] 大場なな : 72+1d10 登場 支部長さんに付き添う感じで (72+1D10) > 72+5[5] > 77
[メイン] system : [ 大場なな ] 侵蝕率 : 72 → 77
[メイン]
GM :
N市繁華街のカフェ
冬の中、家族…友人…カップルそれぞれが思い思いに『日常』を満喫している。
[メイン]
GM :
そんな中で、八葉は揺籃に呼び出された。
隣には、白銀レイもいた。
[メイン] GM : 傍から見れば、只の友人同士にも見えるだろう。
[メイン] 戸室 揺籃 : 「…来てくれたのね、刀子」
[メイン] 八葉刀子 : 硬質な足音を立て、揺籃の対面の椅子に座る。
[メイン] 八葉刀子 : 「肯定。色々とお聞きしたかったので」
[メイン]
白銀 レイ :
「……」
とりあえず、揺籃の隣の席でジュースを飲んでいる
[メイン] 八雲紫 : 遠巻きに様子を窺う
[メイン] 大場なな : もそもそとバナナシェイクを飲む
[メイン] 八葉刀子 : レイを一瞥。
[メイン] 八葉刀子 : 「そちらが新しい右腕ですか?」
[メイン] 八雲紫 : (あの娘が揺籃……見たところ普通そうな娘だけれど……)
[メイン] 八雲紫 : タピオカミルクティーにストローを差す
[メイン]
戸室 揺籃 :
「……彼女のことは、後で説明するわ。
それより━━御覧なさい、刀子」
周囲の景色を見るように云う
[メイン] 八葉刀子 : 目だけを動かし、周囲を伺う。
[メイン] 大場なな : 支部長さんを意外そうな目で見て、少し微笑む
[メイン] 八葉刀子 : 「この光景が、何か?」
[メイン] 八雲紫 : (悟られるわけにはいかないじゃない?)と弁明するように
[メイン]
戸室 揺籃 :
「……ねぇ、刀子。
彼らを見なさい。皆、豚みたいな存在よ。
『日常』のありがたみに気付く事はないの。
自分たちの日常を支えるために、私たちチルドレンが何人も犠牲になってるなんて、知りもしないわ。
こんなヤツらのために、私たちの仲間が何人死んで行ったと思う?」
[メイン] 大場なな : なら、と手に持つスマホで支部長さんと自撮りしようとする
[メイン] 八葉刀子 : 「否定。私はこの光景に負の感情を抱くことはありません」
[メイン] 八雲紫 : 少しの戸惑いをおぼえながらも自撮りにつきあう。今の私はJK……JKゆかり……
[メイン] 大場なな : ほら、とピースをせがむ様に微笑みを投げて
[メイン] 八雲紫 : ぴーす
[メイン]
戸室 揺籃 :
「どうしてよ……。
事実、ここにいるレイは心を殺されている。
彼らの犠牲者よ!」
[メイン] 白銀 レイ : 「……私、犠牲……」
[メイン] 大場なな : ぱしゃり、と意外にも馴染んだ支部長さんと私の写真が撮れた
[メイン]
八葉刀子 :
「では貴女は、あの場所であったことは無駄だったと
そう言いたいのですか?」
[メイン] 戸室 揺籃 : 「そう…教えてくれた人がいるの」
[メイン] 八葉刀子 : 「それは?」
[メイン]
戸室 揺籃 :
「……アルフレッドよ。
彼、とても凄いの……」
[メイン] 八葉刀子 : (……アルフレッド)
[メイン] 八葉刀子 : 「成程、もう私は必要ないみたいですね」
[メイン]
戸室 揺籃 :
「私は……手に入れたの。
『欲望』を叶えるための力を━━」
[メイン] 戸室 揺籃 : 「だから、刀子……あとは、貴女が来てくれれば━━全部、手に入る」
[メイン]
八葉刀子 :
「否定。否定ですよ、揺籃
もう、今の貴女に着いていきたくはない」
[メイン] 八葉刀子 : 「私は、今の貴女を愛せない」
[メイン]
戸室 揺籃 :
「どうして……。
どうして、分かってくれないの、貴女は━━!」
勢いよく立ち上がる
[メイン]
戸室 揺籃 :
「…同じ境遇の刀子になら、理解してくれると思っていたのに……ッ。
残念よ、ええ本当に━━」
[メイン] 八葉刀子 : 「あの地獄を否定することだけは、してはいけなかった」
[メイン] 八葉刀子 : 「貴女との出会いを、否定したくはなかった」
[メイン] 八葉刀子 : 「ですが、揺籃」
[メイン] 八葉刀子 : 「さよならです」
[メイン]
戸室 揺籃 :
「━━たった今から、貴女につけてもらった”揺籃”の名前を捨てる。
今日から私の名前はただ一つ、“マスターレイス24”よ。
私はチルドレンたちの解放者となり、アルフレッドの子として━━このセカイを革命する」
[メイン] 戸室 揺籃 : ここで、ワーデイングを発動し━━
[メイン] 八雲紫 : !
[メイン] 大場なな : !
[メイン] 戸室 揺籃 : メジャーコンボ:剣神アメノムラクモ
[メイン] 戸室 揺籃 : 対象:八葉刀子
[メイン] 八葉刀子 : 「…………」
[メイン] 戸室 揺籃 : 手にした刀で、刹那の隙に刀子を斬り伏せた
[メイン] 八葉刀子 : 目を閉じ、ただそれを受け入れた。
[メイン] 八葉刀子 : それが、私への罰だと。
[メイン] 戸室 揺籃 : 固定値だけで64ダメージが襲い来る
[メイン] system : [ 八葉 刀子 ] HP : 30 → 30
[メイン] system : [ 八葉 刀子 ] HP : 30 → 0
[メイン] 八雲紫 : 64…
[メイン] 八葉刀子 : 全身が弾け飛ぶ。
[メイン]
戸室 揺籃 :
「私を……揺籃と呼ばないで、刀子」
返り血を浴びながら
[メイン] 八葉刀子 : 無数の肉片と化した、その身体が━━
[メイン] 八葉刀子 : べちゃりと、床を汚した。
[メイン] 戸室 揺籃 : そして、胸元から何かを取り出して…机の上に置く。
[メイン]
戸室 揺籃 :
「これは…もう必要ないわ」
UGNのIDを捨てた
[メイン]
戸室 揺籃 :
「……私が揺籃であることを示すモノは、もう必要ないの。
だから、貴女に返すわ━━」
[メイン]
戸室 揺籃 :
「貴女がつけてくれた名前、ですもの」
刃に付着した血を舌先で舐めとる
[メイン] 八葉刀子 : リザレクト
[メイン] 八葉刀子 : 1d10 (1D10) > 1
[メイン] system : [ 八葉 刀子 ] HP : 0 → 1
[メイン] system : [ 八葉 刀子 ] 侵食率 : 55 → 56
[メイン] 八葉刀子 : 肉片が少しずつ寄り集まり、"八葉刀子"へと戻っていく。
[メイン] system : [ 八葉 刀子 ] ロイス : 3 → 2
[メイン]
白銀 レイ :
「みんなが笑って……ぽかぽかできる世界を作ってくれる……。
……彼女が約束してくれたの」
そっと、揺籃の腕に付き添う
[メイン] 八葉刀子 : かろうじて人の形となったそれは、言葉を発しない。
[メイン]
戸室 揺籃 :
「さようなら……刀子。
もう、追ってこないでね━━」
[メイン] GM : そのまま、揺籃とレイは喫茶店を後にした。
[メイン] GM : ほどなく、ワーディングも解除されるだろう。
[メイン] 八雲紫 : 2人が立ち去るのを確認してから刀子さんに駆け寄ります
[メイン] 八雲紫 : 「……ごめんなさい。私の見通しが甘かったわ」
[メイン] 八葉刀子 : 「…………っ」
[メイン] 大場なな : 私はその間にUGNへの連絡を
[メイン] 八葉刀子 : 俯いたまま、動かない。
[メイン] 八雲紫 : 医療トランク使っていいです?
[メイン] GM : どうぞ
[メイン] 八雲紫 : 2d10 HP回復 (2D10) > 10[2,8] > 10
[メイン] system : [ 八葉 刀子 ] HP : 1 → 11
[メイン] 大場なな : 「……はい、……で《ワーディング》発生。現場の復帰を……」
[メイン] 八葉刀子 : 「ぐ………ぅ……っふ……」
[メイン] 八雲紫 : 「大丈夫?」
[メイン] 八葉刀子 : 微かな呻きと、水滴が床を叩く音。
[メイン] 八雲紫 : 「旧知の間柄なら貴女には手荒な事はしないと思っていたけれど……本気で斬りかかるなんて……」
[メイン] 八雲紫 : 俯く
[メイン] 八葉刀子 : 返事は無く、ただ何かを押し殺した声だけが虚しく響く。
[メイン] 大場なな : 程なくして連絡が終わり、カフェを、刀子ちゃんへ見渡すと鮮血が赤く
[メイン] 大場なな : 『日常』であった世界が、『非日常』に上書きされていく
[メイン] 八雲紫 : 「……支部へ戻りましょう」
[メイン] 大場なな : そんな景色を、……私は。遠くなく、鮮烈に燃え滾る記憶を
[メイン] 大場なな : 「あ──、刀子ちゃん」
[メイン] 八葉刀子 : 無言で立ち上がり、覚束ない足取りでカフェを出ようとする。
[メイン] 大場なな : 駆け寄って、その肩を持つ
[メイン] 八雲紫 : 「話し合いをする余地が残されていないのなら……実力で彼女達の計画を阻止するしかないわ」
[メイン] 八雲紫 : 「怪我の手当てをして……次の一手を考えましょう」
[メイン]
GM :
何か動くのならば、次は恐らくは与儀だろう。
しかし…此処から先は明確な『敵地』に踏み込むことになる。
[メイン] GM : ━━相応に覚悟をしなければ、ならない。
[メイン] GM :
[メイン] GM : マスターシーン 登場不可
[メイン] GM : 薄暗く埃くさい部屋ーーー。
[メイン] GM : モニターには一見無意味な文字列の羅列が表示されているが、迷う様子は微塵もなくキーボードを打つ与儀。
[メイン] GM : その作業を見守っているのは、コードウェル博士だ。
[メイン] GM : 彼らの足元には、防衛隊士官と思しき影が転がっているが、ピクリとも動かない。
[メイン] アルフレッド・J・コードウェル : 「なるほど、これでミサイル発射が可能になったということか」
[メイン] 与儀 亜美 : 「ええ、博士。これで、政府に圧力をかけることができます。オーヴァードの存在は公表され、世界は動き出す。」
[メイン] 与儀 亜美 : 「レイや揺籃のような犠牲者を生まなくて済みます。」
[メイン] 与儀 亜美 : 「私は、今まで自分のしていることが正しいのかどうか、自信を持てないでいました……」
[メイン] アルフレッド・J・コードウェル : 「今まで?これからも、の間違いではないか?君は良心の呵責から自分のしてきたことに目を逸らしたかっただけだ」
[メイン] アルフレッド・J・コードウェル : 「だが、彼らは違う」
[メイン] GM : その声を合図にチルドレン達が彼らの前に現れる。
[メイン] 与儀 亜美 : 「ど、どういうことですか、博士!?」
[メイン] 与儀 亜美 : 「今回の計画は、ミサイル発射を切り札にオーヴァードの存在を公表させるというものではなかったのですか!」
[メイン] アルフレッド・J・コードウェル : 「君は、最後まで生徒たちが抱えていた思いに気づけなかったようだな」
[メイン]
戸室 揺籃 :
「先生、甘いわ。
オーヴァードの存在を公表したところで世界は変わらないの━━」
手には刀を
[メイン] 戸室 揺籃 : 「それでも彼らは『私たち』を否定し……必要なときに甘えてくるだけ」
[メイン]
戸室 揺籃 :
「弾頭には、レネゲイドウィルスをつめる予定よ。
これが空中で爆発すれば、関東一帯くらいは覚醒させられるでしょうね。
20年前の再現ってやつね……」
[メイン]
戸室 揺籃 :
「…あなたも結局は向こう側の人間だった。
さようなら……"ティーチャー"」
瞬く間に、与儀の首を斬り落とす
[メイン] 与儀 亜美 : 「あ、が━━」
[メイン]
GM :
あっという間の出来事だった。
与儀はろくに抵抗もできずにその場に倒れこみ、息絶えた。
[メイン] 白銀 レイ : 「ど…うして、与儀を殺したの……?」
[メイン] 白銀 レイ : 「……いったい、何人を殺さなくちゃいけないの……?」
[メイン]
白銀 レイ :
「誰もが……ぽかぽかできる…世界を作るんでしょう…?
━━違うの、ヨウラン?」
[メイン] 戸室 揺籃 : 「……」
[メイン] GM : 揺籃はレイの問いに答えない。
[メイン] GM : しばらくの沈黙にレイは何を思ったのか、研究所から飛び出していった。
[メイン]
戸室 揺籃 :
「━━何人殺すかって?
セカイが目を覚ますまで……何人でもよ。
刀子以外は……」
[メイン] GM : 揺籃は静かに呟いた。
[メイン] GM :
[メイン]
GM :
では、研究所への突入です。
登場は自由!
[メイン] 東兎角 : 1d10 (1D10) > 7
[メイン] system : [ 東兎角 ] 侵蝕率 : 56 → 63
[メイン] 大場なな : 77+1d10 登場 (77+1D10) > 77+1[1] > 78
[メイン] system : [ 大場なな ] 侵蝕率 : 77 → 78
[メイン] 八葉刀子 : 56+1d10 登場 (56+1D10) > 56+5[5] > 61
[メイン] 八雲紫 : 1d10+64 登場 (1D10+64) > 8[8]+64 > 72
[メイン] system : [ 八葉 刀子 ] 侵食率 : 56 → 61
[メイン] GM : 与儀の研究室ーーー。
[メイン] GM : そこへ踏み入れようとすると、1人に男が待ち構えていた。
[メイン] GM : その手には━━与儀の生首があった。
[メイン] 東兎角 : 「………………。」
[メイン] 大場なな : 「……アルフレッド・J・、コードウェル……ッ!」
[メイン]
アルフレッド・J・コードウェル :
「UGNの者たちか。一足遅かったな……。
与儀はこの通りだ、もう間に合わん━━」
そう言いながら、生首を4人の方へ投げてよこす
[メイン] 八雲紫 : 「与儀……貴女には言いたいことがあったのだけどそんな姿じゃ耳に入らないわね」
[メイン] 八雲紫 : 「貴方がやったのかしら?コードウェル博士?」
[メイン] アルフレッド・J・コードウェル : 「彼は、自らの手で人形を作り出していたことに、深い後悔の念を抱いていた」
[メイン]
アルフレッド・J・コードウェル :
「ミサイルによる威力外交で、世界にオーヴァードの存在を認めさせる……。
そうすれば犠牲になるチルドレンもいなくなると考えていたらしい」
[メイン] 八雲紫 : 飛んでくる生首を最小の動きでかわす
[メイン] アルフレッド・J・コードウェル : 「だからだろう。……子供たちの考えとずれてしまったのは」
[メイン] 大場なな : "輪舞"に手を掛け抜刀する。その刀身はぎらついた光を帯びていた。
[メイン]
アルフレッド・J・コードウェル :
「”マスターレイス24”は、ミサイルの発射をためらうことはない。
社会から疎外されたがゆえに、その憎しみは非常に大きい。
彼女の復讐には正当性がある」
[メイン] 八葉刀子 : 「その想いが、歪められた物であってもか?」
[メイン] 八雲紫 : 「……否定はしないわ。だけどその復讐が無関係の人を巻き込むというのなら、見過ごすわけにはいかないでしょう?」
[メイン]
アルフレッド・J・コードウェル :
「…止めたいのなら、急ぎたまえ。
"世界の終焉を求める少女たちの物語"(ワールドエンドジュブナイル)の幕開けだ━━」
[メイン] GM : 男は、仰々しく両手を広げ━━宣誓した。
[メイン] GM : 揺籃を、リベレーターを止めなければならないのは百も承知の上だ。
[メイン]
GM :
だが━━この男を、アルフレッド・J・コードウェルを
このまま見逃しておいていいのだろうか?
[メイン] 大場なな : 「……私はあなたに問いたかった、ずっと。どうして純那ちゃんが死ななくちゃいけなかったのか」
[メイン] アルフレッド・J・コードウェル : 「それは、予め定められたいたことだ」
[メイン] 大場なな : 「……定められたって、何」
[メイン] アルフレッド・J・コードウェル : 「幾度とやり直そうが…変わらんよ」
[メイン] 大場なな : 「この台本を書いているのは誰」
[メイン] 大場なな : 白銀の刀身は舞台道具ではなく、凶刃である事を示す光を含む
[メイン] アルフレッド・J・コードウェル : 「不服かね……今のキミの役割が」
[メイン] 大場なな : 「……っ、だから教えて。私は何を、何を求められているの」
[メイン] 大場なな : 「……けれど、こんな舞台は私には必要ない。これが誰かの台本に則っているのなら」
[メイン] 大場なな : ふたつ、剣閃を薙ぐ
[メイン] 大場なな : 「……その舞台を壊すまで」
[メイン] 大場なな : "反逆の聖人"へと刀を向ける
[メイン]
アルフレッド・J・コードウェル :
「私は━━『インフィニティコード』を探し求めているだけだ。
もしそれが、キミの中にあるというのならば……」
[メイン] 八雲紫 : 「落ち着くのよ"星々の絆"。今は彼を相手にしている場合じゃないわ」
[メイン]
アルフレッド・J・コードウェル :
「私に見せてみたまえ━━キミたちの『欲望』の力を」
右腕に影を纏い、大場へと対峙する
[メイン]
GM :
・コードウェルと戦う
・コードウェルから逃げ出す
[メイン] 八雲紫 : 「……と言ってもこの状況は止められそうにないわね」
[メイン] 八雲紫 : 「博士を倒した後、急いでリベレーターズを止めに走る。それでいいわね?」
[メイン]
八葉刀子 :
「肯定。頭を冷やせと言いたいところですが……。
私も個人的な恨みが多分にありますので」
[メイン] 東兎角 : 「……いいだろう」
[メイン] 大場なな : 「……助かります、支部長さん」
[メイン] 八雲紫 : 「いいわよ。私も大人として思うところがあるから」
[メイン] アルフレッド・J・コードウェル : 「フ━━この私に、”未知”を見せてくれるか」
[メイン] アルフレッド・J・コードウェル : 「面白い━━」
[メイン] 大場なな : ──闇を裂き燈った激昂が、少女たちの渇望を照らす
[メイン] 八雲紫 : 「子供達の気持ちを利用して、自分たちに都合のいい事に利用する……」
[メイン] 大場なな : 「……力を貸して、純那ちゃん」
[メイン] 大場なな : 破れた屋根から降り注ぐ星光は、刀身を柔く煌めかせていた
[メイン] 八雲紫 : 「そんな卑怯な大人を赦してはいけない」
[メイン] GM : そうして、10m先の”叛逆の聖人”の決闘が始まった。
[メイン] GM :
[メイン] GM : では、第一ラウンドのセットアップ
[メイン] アルフレッド・J・コードウェル : Eロイス:ニア・インフィニティーコード メジャー判定のC値が5になる
[メイン] 八雲紫 : 「相手は強敵よ。くれぐれも油断しないで頂戴」
[メイン] 八雲紫 : セットアップでファンアウトを使用します
[メイン] 大場なな : 「……分かっています。彼には──一度、奪われた身ですから」
[メイン] GM : はい
[メイン] 八雲紫 : 対象は私以外
[メイン] 八雲紫 : 足元に領域を展開する。領域は影のようににゅるりと伸びて彼女達を滑らせるように運ぶ
[メイン] 八雲紫 : 散開!
[メイン] 八葉刀子 : では1m後方へ移動します。
[メイン]
大場なな :
するりと、スケートの様に舞いながら。
"反逆の聖人"とエンゲージしない程度の正面へ
[メイン] 東兎角 : 私は2m下がろう
[メイン]
大場なな :
では私から
常勝の天才Lv7を私以外の味方に
[メイン] 大場なな : 攻撃力+28!
[メイン] 大場なな : 「──天まで届く炎、私を焼き尽くすの」
[メイン] 大場なな : それは歌となって、皆を鼓舞する
[雑談] system : [ 大場なな ] 侵蝕率 : 78 → 84
[メイン]
八葉刀子 :
まだ、その時ではない。
目を閉じ、感覚を研ぎ澄ます。
[メイン] GM : では、最速はコードウェルですが…
[メイン] アルフレッド・J・コードウェル : イニシアティブ:原初の虚:極大消滅波 範囲・視界に8Dダメージ シナリオ1回
[メイン] アルフレッド・J・コードウェル : 「━━Abyssus abyssum invocat.」
[メイン] アルフレッド・J・コードウェル : 8D10 を紫へ (8D10) > 46[3,8,4,8,8,5,2,8] > 46
[メイン] 八雲紫 : 「!」
[メイン] GM : とてつもない破壊の力が、八雲目掛けて襲い掛かった
[メイン] 八雲紫 : 当然のように即死ですのでリザレクトです
[メイン] 八雲紫 : 弾け飛んだ身体は煙のように消える。が、新たな裂け目から五体満足の姿で舞い戻る。
[メイン] 八雲紫 : 1d10 (1D10) > 10
[メイン] アルフレッド・J・コードウェル : エンブレム:狂気の沙汰 極大消滅波使用後、シーン中は達成値+5 被ダメージ-10
[メイン] GM : では、コードウェル博士の手番
[メイン]
アルフレッド・J・コードウェル :
「よもや、私の策を看過するとはな━━。
さりとて、逃げられはしまい」
[メイン] アルフレッド・J・コードウェル : メジャー:氷炎の乱舞 攻撃力+18 判定ダイス-2個
[メイン] アルフレッド・J・コードウェル : コンボ:
[メイン] アルフレッド・J・コードウェル : 《acta est fabula》 対象:範囲 射程:視界 ドッジダイス-7個
[メイン] アルフレッド・J・コードウェル : 対象:八葉
[メイン] アルフレッド・J・コードウェル : 20DX5+18 RC (20DX5+18) > 10[1,1,1,1,4,4,4,4,5,6,6,7,8,8,8,9,9,9,9,10]+10[1,1,4,4,4,5,5,5,8,8,9,10]+10[1,3,3,4,6,7,7]+10[1,4,7]+10[5]+1[1]+18 > 69
[メイン] 八葉刀子 : 即死なのでリザレクトを
[メイン] アルフレッド・J・コードウェル : 7D10+66 ダメージ ラウンド間、判定ダイス-13個 (7D10+66) > 39[4,6,8,3,9,8,1]+66 > 105
[メイン] 八葉刀子 : 1d10 (1D10) > 4
[メイン] アルフレッド・J・コードウェル : 「これがウロボロスの力だ……受けるがよい、”マスターレイス24”の番いよ」
[メイン] 八葉刀子 : 渦巻く氷と炎に飲み込まれ、身体は燃え尽き、凍てつく。
[メイン] アルフレッド・J・コードウェル : 「フ…その程度では、彼女には追いつけんさ」
[メイン] 八葉刀子 : 空中に飛び散る血液から再生し、再び目を閉じる。
[メイン] アルフレッド・J・コードウェル : 「彼女の純粋な、『欲望』の前には━━」
[メイン] 八葉刀子 : 頭を冷やし、心はなお冷たくし。
[メイン] GM : しかし、これで終わりではありません
[メイン] アルフレッド・J・コードウェル : イニシアティブ:加速する刻 即座にメインプロセスを行なう シナリオ6回
[メイン] アルフレッド・J・コードウェル : 《Memento mor》 対象:単体 射程:視界
[メイン] アルフレッド・J・コードウェル : 対象:東
[メイン] アルフレッド・J・コードウェル : 18DX5+13 交渉 (18DX5+13) > 10[1,1,2,2,2,3,3,5,6,7,7,8,9,9,9,10,10,10]+10[1,2,3,3,3,5,5,6,9,9,10]+10[1,4,5,5,6,8]+10[3,5,6,6]+10[5,6,10]+4[1,3,4]+13 > 67
[メイン] 東兎角 : 「……!?」
[メイン] 東兎角 : 無理だろうからガードで
[メイン] アルフレッド・J・コードウェル : 7D10+18 ダメージ 装甲無視 行動値-30 (7D10+18) > 50[10,4,8,10,8,5,5]+18 > 68
[メイン] 東兎角 : 「ぐあぁっ……!?」
[メイン]
アルフレッド・J・コードウェル :
相手の脳を直接破壊するような
サイキックな攻撃で東を苦しめる
[メイン] 東兎角 : 1d10 リザレクト (1D10) > 1
[メイン] system : [ 東兎角 ] HP : 23 → 1
[メイン] system : [ 東兎角 ] 侵蝕率 : 63 → 64
[メイン]
アルフレッド・J・コードウェル :
「もし、この私を退けることができたならば…白銀レイを探すといい。
彼女ならマスターレイス24の居場所を知っているだろう」
[メイン] 東兎角 : 「はぁ……!はぁ……!………何……?」
[メイン] アルフレッド・J・コードウェル : 「だが、彼女の身柄は━━フフ」
[メイン] 東兎角 : 「……どういう意味だ」
[メイン] 八雲紫 : 「……」
[メイン] GM : 意味深にほくそ笑む、コードウェル。
[メイン]
GM :
では、東は行動値がマイナスなので
刀子のメインプロセスになります。
[メイン] 八葉刀子 : 待機で
[メイン] GM : では、大場ななのメインプロセスです。
[メイン] 大場なな : 同じく待機
[メイン] GM : では、八雲のメインプロセスです。
[メイン] 八雲紫 : 「……流石に強いわね。最初から飛ばしていくわよ」
[メイン] 八雲紫 : マイナーアクションなし、メジャーアクションで▽コンボ「境符『栄光と挫折の境界』」。対象は兎角さん、刀子さん、ななさんの3人
[メイン] 八雲紫 : 虚空に手を伸ばしカードを引き抜く。領域を展開。栄光と挫折の境界を操作する
[メイン] 八雲紫 : 「先を往かんとする者に栄光への道標を示し、その行く手を阻まんとする者の意を挫く」
[メイン] 八雲紫 : みずみずしい活力が彼女達に注ぎ込まれた。
[メイン] 八雲紫 : 「見せてあげなさい。貴女達の本当の実力を」
[メイン] 八雲紫 : ダイス+6個、C値-1、達成値+8 です
[メイン] 八雲紫 : 以上
[メイン] GM : つづいて、東のメインプロセスです。
[メイン] 東兎角 : マイナーアクションでハンドレッドガンズ3(ナイフ)を作る
[メイン] system : [ 東兎角 ] 侵蝕率 : 64 → 67
[メイン]
東兎角 :
コンボ▽殺すべきを殺すだけ:コンセントレイト:エンジェルハイロゥ+小さな塵+ペネトレイト+マルチウェポン
9dx8+3
nd+16
装甲値無視
[メイン] GM : 判定をどうぞ
[メイン] 東兎角 : (9+1+6)dx(8-1)+3+8 命中判定 (16DX7+11) > 10[1,1,1,3,3,4,4,4,5,5,6,9,9,10,10,10]+10[2,3,5,6,10]+2[2]+11 > 33
[メイン] 東兎角 : 「………喰らえ」
[メイン] アルフレッド・J・コードウェル : 16DX10 回避 (16DX10) > 10[1,3,4,4,5,5,5,6,7,7,8,9,10,10,10,10]+5[1,2,4,5] > 15
[メイン] 東兎角 : 4d10+16+28 ダメージ (4D10+16+28) > 20[2,7,3,8]+16+28 > 64
[メイン] system : [ 東兎角 ] 侵蝕率 : 67 → 77
[メイン] アルフレッド・J・コードウェル : 64-10で-54HP
[メイン] system : [ アルフレッド・J・コードウェル ] HP : 333 → 289
[メイン] system : [ アルフレッド・J・コードウェル ] HP : 289 → 279
[メイン] アルフレッド・J・コードウェル : 「ぐぅぅ……よもや、この私に━━!」
[メイン] 東兎角 : 「!………急所を狙ったはず……!……まだ立っているのか」
[メイン] GM : では、待機者の処理でまずは大場ななのメインプロセスです。
[メイン]
大場なな :
マイナー戦闘移動で
"反逆の聖人"のエンゲージに踏み込みます
[メイン] 大場なな : 【輪舞】:《コンセントレイト:ノイマン》+《コントロールソート<白兵>》+《マルチウェポン》
[メイン] 大場なな : 対象は勿論、"反逆の聖人"
[メイン] GM : 判定をどうぞ
[メイン] 大場なな : (8+2+6)dx7+8 命中 (16DX7+8) > 10[1,2,2,2,2,5,5,5,5,6,7,8,8,9,10,10]+10[2,6,8,8,10,10]+10[3,4,5,8]+4[4]+8 > 42
[メイン] アルフレッド・J・コードウェル : 16DX10 回避 (16DX10) > 10[1,1,2,2,3,4,5,6,7,7,8,8,8,8,9,10]+4[4] > 14
[メイン] 大場なな : 5d10+15 ダメージ (5D10+15) > 34[4,9,6,8,7]+15 > 49
[メイン] アルフレッド・J・コードウェル : 49-10で-39HP
[メイン] 大場なな : 柔く煌めく切っ先が、今度こそ、彼へと届く
[メイン] system : [ アルフレッド・J・コードウェル ] HP : 279 → 240
[メイン] system : [ 大場なな ] 侵蝕率 : 84 → 93
[メイン]
アルフレッド・J・コードウェル :
「ぬぅ……莫迦な。
あの時と、何が違うというのだ━━キミは!」
[メイン] 大場なな : 「……分からないの。この身を焦がす情熱が。喰らい尽くす程の渇望が」
[メイン] 大場なな : 「──きっと、これがあなたの言う『欲望』」
[メイン] アルフレッド・J・コードウェル : 「フ……僅かな期間で、ここまで高めたか」
[メイン] GM : では、最後の八葉刀子のメインプロセスです。
[メイン]
八葉刀子 :
ではコンボ[六尺首落]を発動
<疾風迅雷>+<サイレンの魔女>
[メイン] GM : 判定をどうぞ
[メイン] 八葉刀子 : 攻撃時オートアクションで日本刀を抜刀します
[メイン] 八葉刀子 : (6+1+5-13)dx(10-1)+4+8-1
[メイン] 八葉刀子 : 1dx9+11 (1DX9+11) > 10[9]+10[10]+7[7]+11 > 38
[メイン] 八雲紫 : すごい…
[メイン]
アルフレッド・J・コードウェル :
ガード値は持ちません。
ダメージをどうぞ
[メイン] 八葉刀子 : 4d10+28+21+5 装甲無視 (4D10+28+21+5) > 18[2,10,3,3]+28+21+5 > 72
[メイン] アルフレッド・J・コードウェル : HPが200を下回ったので、撃退成功
[メイン] アルフレッド・J・コードウェル : おめでとう、諸君の勝利だ
[メイン] 八葉刀子 : 唯一つの感情を刃に載せる。
[メイン] 八雲紫 : 余裕見せつつ撤退するムーヴですね
[メイン] 八葉刀子 : 「…………」
[メイン] アルフレッド・J・コードウェル : 「来るか、”ムラクモ”━━」
[メイン] 八葉刀子 : 迸る殺意を、この躰から溢れ出す殺意を、圧倒的なまでの殺意を。
[メイン] 八葉刀子 : ひとつ閃くこともない、不可視の斬撃。
[メイン] 八葉刀子 : 「死ね…………ッ!!」
[メイン] アルフレッド・J・コードウェル : 「何故だ━━キミは、もう彼女を諦めたのではないかね」
[メイン]
アルフレッド・J・コードウェル :
「彼女には、ついてゆけまいと━━見捨てたのではないのか。
ならば、この太刀に込められし『欲望』は…なんだというのだ!」
[メイン] 八葉刀子 : 柄から手を離し、答える。
[メイン] 八葉刀子 : 「肯定。その通りです、私は確かに彼女を諦めました」
[メイン] 八葉刀子 : 「ですが、彼女への気持ちを手放したつもりはありませんので」
[メイン]
アルフレッド・J・コードウェル :
「フ━━そうだった……」
斬り伏せられ、膝を突く
[メイン]
八葉刀子 :
「肯定。そうです。
言葉を変えるとするなら……彼女にどう思われようと、連れて帰るという決意です」
[メイン] アルフレッド・J・コードウェル : 「佳い」
[メイン] GM : 目の前の、コードウェルから殺意が消え失せていた。
[メイン] アルフレッド・J・コードウェル : 「見事だよ、キミたちは……私の課題を乗り越えた」
[メイン] 八雲紫 : 「……どういうつもりかしら?」
[メイン] アルフレッド・J・コードウェル : 「オーヴァードを超越せしめん者。プライメイトオーヴァード」
[メイン] アルフレッド・J・コードウェル : 「それは、闇からだけでなく…光からも生まれいずる」
[メイン]
アルフレッド・J・コードウェル :
「そう、インフィニティーコードは我が子(マスターレイス)だけでなく
諸君らにも…あるのやもしれんな」
[メイン] GM : 目の前にいる男は、FHの大幹部ではなく…UGNの創設者としての顔をしていた。
[メイン] 八雲紫 : (わからない……目の前のこの男は本当にコードウェル博士なの……?)
[メイン] 大場なな : 「……そのインフィニティコードというのは一体なんなの。その力は、何ができるの」
[メイン]
アルフレッド・J・コードウェル :
「月の闇を払うのは、陽の光と決まっている。
己の胸に手を当ててみるがいい━━”ムラクモ”」
[メイン] 八葉刀子 : 「…………」
[メイン]
八葉刀子 :
「…………現状、ジャームと化した者が戻ることはありません。
プライメイトオーヴァードの可能性はあるものの、それに至る方法は不明。
━━貴方は、何を考えているのですか?」
[メイン]
GM :
八葉刀子は、第八のロイスを得て━━
《Dロイス》遺産継承者:鬼切りの古太刀を獲得する。
[メイン] 八雲紫 : !
[メイン] 大場なな : !
[メイン]
GM :
また、東兎角も八雲紫も大場ななも第八のロイスを獲得する。
これは2つ目のDロイスの獲得に使用しても構わない。
[メイン] 八雲紫 : なかなかの大盤振る舞いですね
[メイン] 大場なな : ……なら、Dロイス先行種を
[メイン] 東兎角 : 効果が分からない
[メイン] 東兎角 : 使わないやつだ
[メイン] GM : Dロイスにしたいなら、賢者の石になりますかね 東さんは
[メイン] 東兎角 : よく分からないからそれで
[メイン] GM : 通常ロイスとしてタイタスタンクにしてもいいですが
[メイン] アルフレッド・J・コードウェル : 「私は……この舞台の結末が見たいだけだよ」
[メイン] system : [ 大場なな ] ロイス : 3 → 6
[メイン]
アルフレッド・J・コードウェル :
「彼女たちが、終わらせようとするのならば━━
━━キミたちが、始めればいい」
[メイン] system : [ 八葉 刀子 ] ロイス : 2 → 5
[メイン] 大場なな : 「……終わらせはしない。私達の日常を。人々が紡ぐ輪舞を」
[メイン] アルフレッド・J・コードウェル : 「World Beginning Juvenileを」
[メイン] 八葉刀子 : 「どう転んでも、貴方は得をするということですか」
[メイン]
アルフレッド・J・コードウェル :
「……どちらでもよいのだよ。
後は、好きにしたまえ━━」
瞬間退場
[メイン] 八雲紫 : 「……行きましょう」
[メイン] 八葉刀子 : 「肯定。止めましょう」
[メイン] system : [ 東兎角 ] ロイス : 2 → 5
[メイン] 大場なな : 「……純那ちゃん、これで……良かったのかな」
[メイン] 大場なな : 破れて空から落ちる星の光は、眩しく。私達を照らしていた。
[メイン] 八雲紫 : 「"リベレーターズ"の後を追うわよ。時間はそう経ってないから追いつけるかもしれないわ」
[メイン] 東兎角 : 「……わかりました」
[メイン] 大場なな : 「……分かりました」
[メイン] GM : しかし、ここで八雲へ通信が入る
[メイン] 八雲紫 : 「!」
[メイン] 八雲紫 : 「こちら"境目に潜む妖怪"」
[メイン] ローザ・バスカヴィル : 『……ようやく、繋がりましたか』
[メイン] 八雲紫 : 「ごめんなさいね。大物と遭遇してしまって」
[メイン] 八雲紫 : 「少々手間取ってしまったけど今から"リベレーターズ"を追うところよ。状況に変化は?」
[メイン] ローザ・バスカヴィル : 『緊急事態です…』
[メイン] 八雲紫 : 「!?」
[メイン] ローザ・バスカヴィル : 『FHの物と思われる巨大なヴィークルがN市から東京の中心部に向けて進軍を開始しています』
[メイン] ローザ・バスカヴィル : 『これが、その映像です…』
[メイン] 八雲紫 : 「見せていただくわ」
[メイン] オルトロス : ミサイルの搭載された、大型のヴィークルが街を破壊しつつ侵攻していた
[メイン] 八雲紫 : 「まさか、こんなものを作り上げていたなんてね」
[メイン] ローザ・バスカヴィル : 『あんな巨大なモノを動かすなんて……かなりの力を持つオーヴァードが操縦していることでしょうね』
[メイン] 八雲紫 : 「確かに緊急事態ね。現場に急行するわ」
[メイン] ローザ・バスカヴィル : 『それこそ複雑な火器管制を一瞬で行えるような━━』
[メイン] ローザ・バスカヴィル : 『……《サイコメトリー》の使い手、とかでしょうか』
[メイン] 八雲紫 : 「《サイコメトリー》……」
[メイン] 八雲紫 : 「……おそらく操縦者は白銀レイね」
[メイン] 八雲紫 : 「私達がそちらに行く理由は十分にありそうよ。もちろんその必要性も」
[メイン] ローザ・バスカヴィル : 『……リベレーターにいたチルドレン。与儀の最後の子ね』
[メイン] 八雲紫 : 「ええ」
[メイン]
GM :
そして、映像をよく目を凝らせば……
ヴィークルの上に誰かが、立っている。
[メイン] GM : 刀剣を手にした、長い髪の少女。
[メイン] 八雲紫 : 「"揺籃"……」
[メイン]
ローザ・バスカヴィル :
『まだ、ヴィークルはN市から出ていません。
"隙間に潜む妖怪"、言いたいことは……分かるわね?』
[メイン] 八雲紫 : 「もちろんよ。何年貴女とつき合ってると思ってるの」
[メイン] ローザ・バスカヴィル : 『……今日はクリスマス・イヴ』
[メイン] 八雲紫 : 「市民の避難はお願いするわよ」
[メイン]
ローザ・バスカヴィル :
『早く、戻ってきてね……紫。
それじゃあ、私は私の仕事をしてきます』
[メイン] 八雲紫 : 「ふふ……それじゃ、行って来るわ」
[メイン] GM : そうして、八雲は通信を終える。
[メイン] 八雲紫 : 「帰ったらケーキの1つでも用意しててね」
[メイン] ローザ・バスカヴィル : (私、ケーキ用意しておくね…と言おうと思っていたのに…ふふ)
[メイン] GM : 支部長たる八雲は、満身創痍の3人に話すだろう。
[メイン]
GM :
何が、この街で起きているのかを
何を、しなければならないのかを
[メイン] 八雲紫 : 「日本支部からの報告よ。"リベレーターズ"は巨大なヴィークルに搭乗してN市から東京の中心部に向かおうとしているわ」
[メイン] 八雲紫 : 「ヴィークルの操縦者は白銀レイ。戸室揺籃も一緒にいるようね」
[メイン] 八葉刀子 : 「…………」
[メイン] 八雲紫 : 「私達がやるべきことは一つ。わかるわね?」
[メイン] 大場なな : 「……私達の、日常を。大切な日々を守る事」
[メイン] 八葉刀子 : 「肯定。守り抜きましょう、こんな馬鹿げた事には付き合ってられません」
[メイン] 東兎角 : 「…………命令に従うまでだ」
[メイン] 八雲紫 : 「ふふっ、いい返事ね」
[メイン] 八雲紫 : 「それじゃあ……決着をつけに行くわよ」
[メイン] system : [ 東兎角 ] ロイス : 5 → 6
[メイン] GM : そして、4人は……ヴィークルの元へと向かう。
[メイン] GM : 己の因果に決着を着けるために━━。
[メイン] GM :
[メイン]
GM :
では、クライマックスシーンです
全員 登場を
[メイン] 八雲紫 : 1d10+95 登場 (1D10+95) > 9[9]+95 > 104
[メイン] 大場なな : 93+1d10 登場 (93+1D10) > 93+8[8] > 101
[メイン] system : [ 大場なな ] 侵蝕率 : 93 → 101
[メイン] 八葉刀子 : 1d10+73 登場 (1D10+73) > 2[2]+73 > 75
[メイン] system : [ 八葉 刀子 ] 侵食率 : 73 → 75
[メイン] 東兎角 : 1d10 (1D10) > 3
[メイン] system : [ 東兎角 ] 侵蝕率 : 77 → 80
[メイン]
GM :
N市の中央へと駆けつけた4人は、
目の前を超巨大ヴィークルが市街地を蹂躙しながら
進軍しているのを目の当たりにするだろう
[メイン] オルトロス : 『━━』
[メイン] 大場なな : 「……っ! このままでは、町が……っ!」
[メイン] 東兎角 : 「……………!」
[メイン] 八雲紫 : 「市民への被害があまり出てないところが不幸中の幸いね」
[メイン] 八葉刀子 : 「肯定。状況が最悪であることに変わりはありませんが」
[メイン] 八雲紫 : 「今すぐ止めるわよ」
[メイン]
GM :
しかし、それにしては奇妙だった。
巨大ヴィークルは進路を確保する以上の破壊活動を一切行っていない。
[メイン] 東兎角 : 「……どういうことだ」
[メイン] GM : ただ、都心部へ移動するだけなのだろうか?
[メイン] 大場なな : 「……何処かへ、向かっている?」
[メイン] 八葉刀子 : 「不可解」
[メイン] GM : 超巨大ヴィークルと揺籃の存在に気を取られていて、何か大事なことを見落としていないか?
[メイン] 八雲紫 : 「妙ね……」
[メイン]
GM :
そして、4人はヴィークルの進路上で立ち塞がる。
ヴィークルの上には”マスターレイス24”がいて、こちらを見下ろしている。
[メイン] 戸室 揺籃 : 「……来たのね、刀子」
[メイン]
戸室 揺籃 :
「間もなく審判のラッパが鳴り響くわ。
そうすれば、N市だけじゃない━━世界中に緊張が走り、そこから生じる精神的、肉体的なストレスは
全世界的にオーヴァードの発生を促してくれる」
[メイン]
戸室 揺籃 :
「アルフレッドの予測が正しければ、人類の50%が目覚めるわ。
そして、オーヴァードを、私たちを認めざるを得ない世界が訪れる━━」
[メイン] 戸室 揺籃 : 「これまでに…私たちのココロを殺してのうのうと生き延びた人々への審判よ」
[メイン] オルトロス : 超巨大ヴィークルの背から何かが発射されようとしている
[メイン] 東兎角 : 「まさか………」
[メイン] ミサイル : それは、リベレーターズが持ち出したストレンジャーズのミサイル3基
[メイン] 大場なな : 「どうやら、その様だね。……なら、私達がする事はひとつ」
[メイン]
戸室 揺籃 :
「まさか、街中にヴィークルを使ってミサイルを運び込むとは思わないでしょう?
意外な肓点というものね」
[メイン] 東兎角 : 「………あぁ、行くぞ」
[メイン] 八葉刀子 : 「肯定。終わらせましょう」
[メイン] 八雲紫 : 「ええ。だけど一箇所にまとめてくれたおかげで止めやすくなったわ」
[メイン] 大場なな : 「世界を終わらせはしない。……貴女の書いた台本はここで終幕よ」
[メイン]
戸室 揺籃 :
「さぁ、止められるものなら止めてみせなさい!
ヒトに生きる価値があるというなら、その手で証明してみせなさい…刀子!」
[メイン] 八雲紫 : 「貴女も、ミサイルも、ここで止めてみせるわ。愚かな振る舞いもこれで終わりよ」
[メイン] 八雲紫 : 「刀子……迷いはないわね?」
[メイン] 八葉刀子 : 「肯定。ありません」
[メイン] 八葉刀子 : 「あの阿呆を連れ帰ります」
[メイン] 東兎角 : 「……そうか」
[メイン] GM : そして、東は知覚の難易度7をどうぞ
[メイン] 東兎角 : 私か…
[メイン] 東兎角 : 10dx>=7 知覚判定 (10DX10>=7) > 10[1,2,3,5,7,7,8,9,10,10]+8[6,8] > 18 > 成功
[メイン] GM : では、エンジェルハイロウの力で……『声』が聞こえてきます。
[メイン] 東兎角 : 「………!」
[メイン] 白銀 レイ : 『……駄目なの』
[メイン] 白銀 レイ : 『もう私は……ここでしか生きられないの……』
[メイン] GM : 超巨大ヴィークルの奥底から、それは聴こえてくる
[メイン] 東兎角 : 「!!………レイ……」
[メイン] 白銀 レイ : 『いいの…ウサギさん』
[メイン] 東兎角 : 「………それが、お前の選んだ「自由」なのか………?」
[メイン] 白銀 レイ : 『私が消えても代わりはいるもの━━』
[メイン] 東兎角 : 「………………結局、お前は不自由なままだな」
[メイン] 東兎角 : 「………あまりにも私と同じだ」
[メイン] 東兎角 : 「(だが、平行線………だったんだよ、お前と私は)」
[メイン] GM : そして、彼女の『声』が聞こえなくなる。
[メイン] 東兎角 : 「……………殺すべきを、殺すだけだ」
[メイン] GM : 4人は、解放者(リベレーターズ)との決戦を開始する
[メイン] GM :
[メイン] GM : では、クライマックス戦闘です
[メイン] オルトロス : 超巨大ヴィークルから解き放たれる呪詛のようなプレッシャーが4人のレネゲイドを過剰活性化させる
[メイン] GM : 衝動判定 難易度10
[メイン] 東兎角 : 1dx>=10 衝動判定 (1DX10>=10) > 2[2] > 2 > 失敗
[メイン] 大場なな : 9dx 意志 (9DX10) > 7[4,4,4,5,5,5,6,6,7] > 7
[メイン] 八雲紫 : 4dx+1 意志 (4DX10+1) > 7[1,4,7,7]+1 > 8
[メイン] 八雲紫 : 暴走!
[メイン] 大場なな : 101+2d10 衝動 (101+2D10) > 101+8[1,7] > 109
[メイン] system : [ 大場なな ] 侵蝕率 : 101 → 109
[メイン] 大場なな : 暴走!
[メイン] 八雲紫 : 104+2d10 侵蝕率 (104+2D10) > 104+6[5,1] > 110
[メイン] 八葉刀子 : 7dx+2 意志 (7DX10+2) > 10[1,4,5,6,8,9,10]+6[6]+2 > 18
[メイン] 東兎角 : 2d10 (2D10) > 14[6,8] > 14
[メイン] system : [ 東兎角 ] 侵蝕率 : 80 → 94
[メイン] 八葉刀子 : 2d10+75 侵食率 (2D10+75) > 14[5,9]+75 > 89
[メイン]
GM :
では、敵は10m先にいます
ミサイルは発射されたので便宜上、5m後方にそれぞれ独立して存在しています
[メイン] GM : 揺籃とミサイルの行動値は0です。
[メイン] 八雲紫 : 余裕を見せますね
[メイン] GM : では、第一ラウンドのセットアップ
[メイン] オルトロス : セットアップ:サポートデバイス 精神判定ダイス+12個 シナリオ3回
[メイン] 戸室 揺籃 : セットアップ:フルパワーアタック 攻撃力+20 行動値0
[メイン]
大場なな :
《常勝の天才》Lv8
私以外の味方へ攻撃力+32
[メイン] system : [ 大場なな ] 侵蝕率 : 109 → 115
[メイン] 八雲紫 : 《ファンアウト》を使用します。私以外の3人は戦闘移動可能です
[メイン] 八雲紫 : 侵蝕率は114%に
[メイン] 八雲紫 : 足元に領域を展開する。領域は影のようににゅるりと伸びて彼女達を滑るように運ぶ
[メイン] 大場なな : では《ファンアウト》を受けオルトロス達のエンゲージへ
[メイン] 八葉刀子 : 1m前に出ます
[メイン] 東兎角 : 私は動く必要なさそうだな
[メイン]
大場なな :
「──悲しみで、廻る世界にさよならを」
ひとつの詔と共に、展開された領域に乗じて躍り出る
[メイン] 八雲紫 : 範囲に巻き込まれる可能性ありますから少なくとも紫からは離れた方がいいですよ
[メイン] 東兎角 : じゃあ1m離れるか
[メイン] 八雲紫 : 1m先は刀子さんがいますので攻撃が届くようでしたら1m後ろでもいいと思います
[メイン] 東兎角 : わかった
[メイン] GM : では、最初は行動値20のオルトロスのメインプロセスですかね
[メイン] 八葉刀子 : イニシアチブプロセスに<スピードフォース>を使用します
[メイン] GM : わかった
[メイン]
八葉刀子 :
コンボ<六尺首落>を使用します
対象はオルトロス、揺籃、ミサイル3機で
[メイン] GM : 判定を
[メイン] 八葉刀子 : 8dx10+4-1 (8DX10+3) > 10[4,6,7,7,9,9,10,10]+10[1,10]+6[6]+3 > 29
[メイン] オルトロス : オート:砂塵の帳 判定失敗化 シナリオ1回
[メイン] 八雲紫 : !
[メイン] 大場なな : !
[メイン] 東兎角 : !
[メイン] 八葉刀子 : 「なっ!」
[メイン] 白銀 レイ : 『…ぅぅ…ぁぁぁ……!』
[メイン]
オルトロス :
超巨大ヴィークルは生体コアのレネゲイドを引き出し、-嫌悪の衝動-の力を具現化させ
巨大な拒絶の壁を展開して、八葉の攻撃を完膚なきまではじき出した。
[メイン] 東兎角 : 「……………」
[メイン] 大場なな : 「……この、声は……?」
[メイン] 東兎角 : 「……さぁな」
[メイン] 八雲紫 : 「苦しんでいるような……?」
[メイン] 八葉刀子 : 「弾かれるとは……」
[メイン]
戸室 揺籃 :
「……ふふ、流石ね。
伊達に巨大なだけあって、機能も充実している」
[メイン] 八葉刀子 : 「この刀では、通らないようですね」
[メイン] GM : では、そのままオルトロスのメインプロセス
[メイン] オルトロス : メジャー:ギガノトランス シーン視界化する シーン1回
[メイン] オルトロス : メジャー:創造の御手 判定ダイス+5個 シナリオ4回
[メイン] オルトロス : メジャーコンボ:
[メイン] オルトロス : 《リフレクタービット》 対象:シーン選択 射程:視界 シナリオ4回
[メイン] オルトロス : 29DX7+16 RC (29DX7+16) > 10[1,1,1,1,2,3,4,4,4,4,5,6,6,6,8,8,8,8,8,9,9,9,9,10,10,10,10,10,10]+10[1,1,1,2,2,2,2,4,5,5,6,7,8,9,10]+10[4,8,10,10]+10[1,6,7]+4[4]+16 > 60
[メイン] オルトロス : 対象はUGNの4人
[メイン] 大場なな : リアクション不可!
[メイン] 八雲紫 : 暴走中でリアクション不可!
[メイン] 東兎角 : 同じく
[メイン] 大場なな : 刀子ちゃんをタイタス昇華して復活するよ!
[メイン] system : [ 大場なな ] ロイス : 5 → 4
[メイン] system : [ 大場なな ] HP : 28 → 11
[メイン]
大場なな :
……ってごめん!
まだダメージタイミングじゃなかった……
[メイン] 八葉刀子 : 私もそのまま受けます
[メイン] オルトロス : 7D10+25 ダメージ 硬直 ガード値-5 (7D10+25) > 41[3,6,8,6,8,5,5]+25 > 66
[メイン] 東兎角 : 白銀明日香をタイタス昇華させるか
[メイン] system : [ 東兎角 ] ロイス : 6 → 5
[メイン]
大場なな :
……まあ受けられないよね
上記の通りに
[メイン] 八雲紫 : 与儀亜美のロイスをタイタス昇華して立ち上がります
[メイン] system : [ 東兎角 ] HP : 1 → 11
[メイン]
オルトロス :
一斉の小型端末が発射され、ヴィークルからの射撃を反射させ
死角から4人を釘づけするように乱れ撃たれるだろう。
[メイン] 八葉刀子 : コードウェルをタイタスへ
[メイン] 八雲紫 : 硬直に暴走、バステが重なる
[メイン] 大場なな : 小型端末を刀で振り払おうとして、しかしそれにも限界はあり。死角から放たれる光線に身が焼かれる。
[メイン]
GM :
超巨大ヴィークルが特殊な力を発揮する度に、
白銀レイの痛みの悲鳴が届くだろう。
[メイン]
大場なな :
「くっ……、この、声は……」
煌めきと共に身体を再生しながら。
[メイン] 東兎角 : 「…………これがお前の一撃か」
[メイン] 八雲紫 : 「……」ヴィークルを睨みつけながら立ち上がる
[メイン] 八葉刀子 : 「ふむ」
[メイン]
東兎角 :
「………痛くも痒くも無いな」
フラフラと立ち上がる
[メイン] 八雲紫 : 「白銀レイ……貴女は迷っているの……?」
[メイン] 八雲紫 : ふと、そんな疑問が口を突いて出た
[メイン]
戸室 揺籃 :
「……」
刀を手に構え、超巨大ヴィークルの甲板から遂に動き出そうとする
[メイン] 戸室 揺籃 : イニシアティブ:加速する刻 即座にメインプロセスを行なう シナリオ4回
[メイン] 戸室 揺籃 : マイナー:ハンティングスタイル 戦闘移動 離脱可能 シナリオ3回
[メイン] 戸室 揺籃 : ヴィークルを蹴り、刀子へと目掛けて飛翔する
[メイン] 八葉刀子 : 「やはり私ですか」
[メイン]
戸室 揺籃 :
「貴女が好きなの。
貴女の瞳が好き。
春の銀河のように煌めく瞳が好き。
春の日差しのような優しい眼差しが好き。」
[メイン] 戸室 揺籃 : メジャー:マシラの如く ダメージ+50 判定ダイス-5個 シナリオ1回
[メイン] 戸室 揺籃 : メジャー:風鳴りの爪 ダメージダイスを4個まで振りなおせる
[メイン] オルトロス : オート:砂の加護&砂塵霊 対象の判定ダイス+5個&攻撃力+16 ラウンド1回
[メイン]
戸室 揺籃 :
「貴女の髪が好き。
そよ風に閃くシルクのようなサラサラの髪が好き。」
[メイン] 戸室 揺籃 : メジャーコンボ:
[メイン] 戸室 揺籃 : 《剣神アメノムラクモ》 対象:単体 射程:至近 全力移動
[メイン] 戸室 揺籃 : 17DX7+7 白兵 (17DX7+7) > 10[1,1,2,3,4,4,4,5,5,5,6,8,8,9,9,10,10]+10[4,5,5,9,10,10]+10[1,8,9]+5[4,5]+7 > 42
[メイン] 八葉刀子 : そのまま受けましょう
[メイン]
戸室 揺籃 :
「貴女の唇が好き。
蜜のような口づけをくれる、切ない吐息を聴かせてくれる、唇が好き。」
[メイン] 戸室 揺籃 : 5D10+136 ダメージ (5D10+136) > 29[8,4,2,7,8]+136 > 165
[メイン] 戸室 揺籃 : 2と4を振り直し
[メイン] 戸室 揺籃 : 2D10 (2D10) > 11[6,5] > 11
[メイン] 戸室 揺籃 : 170ダメージ
[メイン] 戸室 揺籃 : ━━息を荒げながら、譫言を吐き出しつつ、強烈な斬撃で相手を斬り伏せる。
[メイン] 八葉刀子 : 避けることもせず、ただそれを受け入れる。
[メイン] 八葉刀子 : 大葉さんをタイタスへ
[メイン] GM : わかった
[メイン] 戸室 揺籃 : Eロイス:マスターレイス24 Dロイス:コードウェルの子を得る
[メイン] 戸室 揺籃 : Eロイス:ファイトクラブ Eロイス:マスターレイス24が消失すると、ジャーム化から解放される
[メイン] GM : を所有していることが判明する
[メイン] GM : では、東のメインプロセス
[メイン] 八雲紫 : 待機したらいいことしますよ…
[メイン]
GM :
超巨大ヴィークルだけでなく、マスターレイス24まで厄介だ。
長期戦は厳しいだろう。
[メイン] 東兎角 : 待機だな
[メイン] GM : では、刀子が行動済なので大場ななのメインプロセス
[メイン] 大場なな : 待機かな
[メイン] GM : では、紫の手番
[メイン] 八雲紫 : マイナーアクションで暴走を解除、メジャーアクションで▽コンボ「境符『栄光と挫折の境界』」を使用。対象は紫以外の3人です。ダイス+7個,達成値+10,C値-1
[メイン] GM : わかった
[メイン] 八雲紫 : 虚空に手を伸ばしカードを引き抜く。領域を展開。栄光と挫折の境界を操作する
[メイン] 八雲紫 : 「長期戦は不利ね。一気に押し切るわよ」
[メイン] 八雲紫 : 侵蝕率は9%上昇して123%に
[メイン] 八雲紫 : おしまいです
[メイン] GM : では行動値0
[メイン] GM : 揺籃ははぁはぁしていて加速する刻でない方では行動放棄するようです
[メイン] ミサイル : ミサイルは60mほど後方へ移動します
[メイン] ミサイル : あと2回ほど移動をするとミサイルは戦闘圏内から離脱します
[メイン] ローザ・バスカヴィル : 『このままでは…ミサイルが都庁へ堕ちてしまいます』
[メイン] ローザ・バスカヴィル : 『そうなれば…最低でも23区が、最大で関東全域が汚染されてしまうことでしょう』
[メイン] ローザ・バスカヴィル : 『ミサイルそのものを破壊するか、ミサイルを制御しているあの巨大なヴィークルを破壊するか━━』
[メイン] ローザ・バスカヴィル : 『早急にお願いします、皆さん』
[メイン] 八雲紫 : 「……わかったわ。全力で暴れるから後始末の方はお願いするわよ」
[メイン] 大場なな : 「承知致しました! ……こんな悪趣味な舞台、私が壊してあげる」
[メイン] 八葉刀子 : 「肯定。責任重大ですね」
[メイン] 東兎角 : 「…………もとよりそのつもりだ」
[メイン] GM : では、待機者の手番。まずは大場ななからメインプロセスをどうぞ
[メイン] 大場なな : マイナーなし
[メイン] 大場なな : 【輪舞】:《コンセントレイト:ノイマン》+《コントロールソート<白兵>》+《マルチウェポン》
[メイン] 大場なな : 対象オルトロス
[メイン] 大場なな : 11dx7+0 命中 100%以上 (11DX7) > 10[1,2,4,4,6,7,7,9,9,9,10]+10[2,3,5,7,8,10]+6[2,3,6] > 26
[メイン] 大場なな : 《勝利の女神》Lv8使用
[メイン] 大場なな : 達成値+24
[メイン] オルトロス : 5DX10 回避 (5DX10) > 10[4,6,7,10,10]+7[4,7] > 17
[メイン] オルトロス : 命中!
[メイン] オルトロス : 装甲20
[メイン] オルトロス : オート:ディスマントル ダメージ-15 ラウンド1回
[メイン] 大場なな : 6d10+15 ダメージ (6D10+15) > 42[9,10,7,2,4,10]+15 > 57
[メイン] オルトロス : -22HP
[メイン] 白銀 レイ : 『…いや…っ……!!』
[メイン] 八雲紫 : 「ミサイルを破壊するかあの巨大なヴィークルを破壊するか判断に悩むところだけど……」
[メイン] オルトロス : 超巨大ヴィークルは即席の防壁を起動させ、その身を護る
[メイン]
大場なな :
「──可哀そうに、怖いんだね」
その足を、手を。機能を奪うように斬り開く。
[メイン] 八雲紫 : 「……みんなの答えは決まってるようね」
[メイン] 大場なな : 「安心して、あなたは私たちが、守って、救ってあげるからっ!」
[メイン] 大場なな : 振り抜いた刀を構え直し、決意を新たに。
[メイン] GM : では、次は東のメインプロセスです
[メイン]
東兎角 :
マイナーでハンドレッドガンズ作成
メジャーでコンボ、殺すべきを殺すだけ:コンセントレイト:エンジェルハイロゥ+小さな塵+ペネトレイト+マルチウェポン
装甲値無視
[メイン] 八雲紫 : はい、そこにDロイス「指導者」
[メイン] GM : !
[メイン] 東兎角 : !
[メイン] 大場なな : !
[メイン] 八葉刀子 : !
[メイン] 八雲紫 : 紫のバフに加えてダイス+5個&C値-1です。この時点でC値は5まで下がります
[メイン] 東兎角 : 侵蝕率100%じゃないから6では?
[メイン] 八雲紫 : ……ハンドレットガンズでは100超えませんね
[メイン] GM : というか待ってください
[メイン] 八雲紫 : はい待ちます
[メイン] system : [ 東兎角 ] 侵蝕率 : 94 → 97
[メイン] GM : 100超えてないのになんでタイタス復活してるんですか?
[メイン] 東兎角 : あ……本当だ
[メイン] 八雲紫 : はっはっは
[メイン] 八雲紫 : おかしいと思いましたよ
[メイン] 東兎角 : すまん(Thanks.)
[メイン] GM : ロイス2つ回復して侵蝕率2D10増やしてください
[メイン] 大場なな : !
[メイン] 大場なな : これならば
[メイン] GM : それでいいです
[メイン] 東兎角 : わかった
[メイン] 東兎角 : 2d10 (2D10) > 8[2,6] > 8
[メイン] system : [ 東兎角 ] ロイス : 5 → 7
[メイン] system : [ 東兎角 ] 侵蝕率 : 97 → 105
[メイン] 八雲紫 : 「兎角……貴女も本当は救いたいと思っているのでしょう?白銀レイを」
[メイン] 東兎角 : 「…………な、何を」
[メイン] 八雲紫 : 「いいのよ。そういう気持ちも大事よ」
[メイン] 大場なな : 「完璧で幸福な物語の完結って、そういうものだよ。……怪物を倒したら、お姫様を救い出せるって」
[メイン] 八雲紫 : 「行きなさい兎角!誰かのためじゃない、あなた自身の願いのために!!!」
[メイン] 東兎角 : 「………私の、願い…………だと…………」
[メイン] 大場なな : 「本当に、貴女のしたいことを。……間に合わなくなって、戻りたいだなんて思ってはいけない」
[メイン] 大場なな : 「今の、この時を、一瞬を」
[メイン] 東兎角 : 「私は、命令を遂行して……あいつを殺して………だから…………私の、願い、など………」
[メイン] 八雲紫 : 「それは違うわ。私は兎角のことをただの殺戮マシーンだとは思ってないの」
[メイン] 東兎角 : 「…………っ!!」
[メイン] 東兎角 : 「訳がわからないんだよ………!!」
[メイン] 八雲紫 : 「確かに人は人を殺すようにはできていないわ。普通の人なら誰一人として殺さずに一生を終えることでしょうね」
[メイン] 八雲紫 : 「だけど貴女にはそれができる。つらくても、苦しくても、できてしまう」
[メイン] 八雲紫 : 「どうして殺せるのか。いえ、殺さざるを得ないのか。胸に手を当てて心の声に耳を澄ましてみればその答えは出てくるんじゃないかしらね」
[メイン] 八雲紫 : ふふっ、と思わせぶりに微笑む
[メイン] GM : ドクン、と東の心臓が高鳴る。
[メイン] 八葉刀子 : 「東さん、貴女の欲の形はなんですか?」
[メイン] 八葉刀子 : 「私は刀でした」
[メイン] 東兎角 : 「欲の、形………刀…………?」
[メイン] 八葉刀子 : 「心の奥底で眠る、自身の欲望を自覚した時」
[メイン] 八葉刀子 : 「"なにか"が産まれるはずです」
[メイン]
東兎角 :
「私の欲望…………そんなもの……捨てて…………」
そうだ、私に感情なんていらない……
………殺せる理由だと、そんなの、私が………
……………
…………………空っぽだからだ……
………………
[メイン]
東兎角 :
………なのに、何故だ
私は、どうして…………あいつを殺すのに戸惑っている
何故だ、何故…………………?
分からない………なんだこれは、意味がわからない
[メイン]
東兎角 :
「はぁっ…………!はぁっ………!!はぁっ…………!!!」
胸が締め付けられる
そして思い浮かぶあの光景……
美味いコーラを渡してくれたアイツ……レイの笑顔が
[メイン] GM : そして、東の胸が光だし━━なにかが、生まれようとしていた。
[メイン] 東兎角 : Dロイス:賢者の石
[メイン] GM : では東のC値-2されるだろう。
[メイン] 大場なな : Dロイス:先行種
[メイン] GM : !
[メイン]
大場なな :
兎角ちゃんへ
ダメージロール+5D そして暴走を
[メイン]
ローザ・バスカヴィル :
『”東のアズマ”がヒトの域を超えている……』
[メイン] 八雲紫 : ダメージロールの直前でいいんですよ
[メイン] 八雲紫 : 判定に際してはダイス+12個、達成値+10をお忘れなきよう
[メイン] 東兎角 : メジャーのコンボにマスヴィジョンも追加する
[メイン] GM : わかった
[メイン] 東兎角 : そしてレイのロイスをタイタスしてC値を2にする
[メイン] GM : 来たな 極限点
[メイン] 東兎角 : 「…………レイ……!!……私は……!!私は………!!!お前を………!!!」
[メイン] GM : しっかりとこれまでの支援を計算して、一呼吸いれてからダイスを振ろう
[メイン]
東兎角 :
殺し……?
違う!!!
[メイン] 東兎角 : 「救いたい!!!!」
[メイン] 白銀 レイ : 『……!』
[メイン] 東兎角 : 「うおおおおおおおおおおおお………!!!!!!」
[メイン] 東兎角 : (9+3+7+5)dx2+3+10 命中判定 (24DX2+13) > 10[1,1,2,2,2,3,3,5,5,5,5,5,6,6,6,7,7,7,7,8,9,9,9,10]+10[1,1,1,2,3,3,3,4,6,7,7,8,8,8,9,9,9,9,9,10,10,10]+10[1,1,2,2,4,4,4,5,5,5,6,7,7,7,8,9,9,10,10]+10[1,2,3,3,4,4,5,5,5,6,7,8,8,9,10,10,10]+10[2,2,2,2,3,4,4,4,5,5,7,8,8,9,10,10]+10[1,1,1,3,3,3,4,4,4,5,6,7,7,8,8,9]+10[1,2,2,2,3,4,5,6,7,8,8,8,9]+10[1,1,2,3,4,5,6,7,7,9,10,10]+10[1,3,3,3,5,6,7,8,8,10]+10[1,2,3,5,5,8,8,8,8]+10[1,2,2,2,3,5,7,10]+10[1,3,6,8,8,8,8]+10[3,4,5,8,9,10]+10[1,1,3,6,7,9]+10[1,2,3,7]+10[3,8,9]+10[1,7,8]+10[2,8]+10[6,8]+10[1,2]+10[9]+10[10]+10[9]+10[3]+10[10]+10[2]+1[1]+13 > 274
[メイン] オルトロス : 5DX10 回避 (5DX10) > 10[1,4,4,8,10]+9[9] > 19
[メイン] オルトロス : 命中!
[メイン] 八雲紫 : ダメージロール直前に《力の法則》
[メイン] GM : !
[メイン] 八雲紫 : ダメージロール+5D
[メイン]
大場なな :
一度は、あの"レヴュー"で触れた輪転の力を。
今度は、ひとつ渇望へと煌めく彼女の為に。
[メイン] system : [ 東兎角 ] ロイス : 7 → 6
[メイン] 八雲紫 : 「行きなさい。今の貴女なら命持たぬ存在にすら死をもたらすことができる……」
[メイン] system : [ 東兎角 ] 侵蝕率 : 105 → 121
[メイン] 八葉刀子 : 「東さんは私なんかよりも、余程優しいですね」
[メイン] 大場なな : 「どうか取り零さないで。兎角ちゃんなら、まだ間に合うのだから」
[メイン] 八雲紫 : 「さあ、そんな機械なんてぶっ壊してしまいなさい。檻に閉じ込められた彼女を救い出すのは貴女の役目よ」
[メイン] 東兎角 : 「……あぁ……あぁ…!!……レイ!!お前はそんな場所にいていい奴じゃない!!」
[メイン] 白銀 レイ : 『──えっ?』
[メイン]
東兎角 :
「私と………生きろ!!!!」
握り締めた、兎角の血の滲んだナイフが機械へ放たれる────
[メイン] 東兎角 : (5+28)d10+32+18+20 ダメージ (33D10+32+18+20) > 176[3,4,8,1,2,7,4,3,9,5,3,6,7,9,3,3,10,4,6,3,1,7,6,5,4,8,8,9,10,7,4,4,3]+32+18+20 > 246
[メイン]
ローザ・バスカヴィル :
『人の域に留めておいたオーヴァードが本来の姿を取り戻していく。
人のかけた呪縛を解いて、ヒトを超えたシンに近い存在へと変わっていく。』
[メイン]
ローザ・バスカヴィル :
『━━天と地と万物を紡ぎ、相補性の巨大なうねりの中で、
自らをエネルギーの凝縮体に変身させているのですね。
純粋にヒトの願いを叶える、ただそれだけのために━━!』
[メイン] 八雲紫 : 先行種がありますからもう+5Dできますよ
[メイン] 東兎角 : 5dx2+246 (5DX2+246) > 10[1,2,8,9,10]+10[4,5,5,10]+10[3,4,6,10]+10[4,7,8,9]+10[1,2,8,10]+10[5,7,7]+10[2,2,3]+10[1,8,9]+10[3,5]+10[1,10]+10[6]+10[6]+10[9]+1[1]+246 > 377
[メイン] GM : ダメージロールにC値はありませんよ
[メイン] 八雲紫 : すみません……ダメージロールの話ですね
[メイン] 東兎角 : すまん
[メイン] 八雲紫 : 純粋に+5d10です
[メイン] 東兎角 : 5d10+246 (5D10+246) > 30[4,10,1,9,6]+246 > 276
[メイン]
オルトロス :
250を超過した…!
撃
破
[メイン] 八雲紫 : 250でよかった……!
[メイン]
東兎角 :
「はぁ……!!はぁ……!!はぁ……!!!」
唾を呑み込み……
「……レイーーーーーーーーーーーーーーーっ!!!!」
[メイン] GM : 賢者の石と、同じ輝きをしたナイフが……超巨大ヴィークルに風穴を開けた
[メイン] オルトロス : 『━━』 機能停止
[メイン]
白銀 レイ :
「……ん……」
その穴から露見したのは、機械に身体が繋がれていた白銀レイの無慙な姿だった。
[メイン]
東兎角 :
「っっっ……!!!!!レイ!!!」
力を使い果たしその場に倒れる兎角、しかし手を伸ばす
届け、届け、届け、私の腕
動け、この馬鹿!
じりじりとレイの元へと歩いていく
[メイン]
白銀 レイ :
『あっ……』
その手を伸ばすかどうか、躊躇っている
[メイン] 東兎角 : 「レイ……!!!お前の「自由」はそこにはないだろ!!!お前の「自由」は私が作る!!!」
[メイン]
白銀 レイ :
『……!』
東の言葉に、反応を示した
[メイン] 東兎角 : 「だから……!!!頼む!!!死ぬな…………!!」
[メイン] 東兎角 : 「”生きたい”って、言え!!!!」
[メイン] 白銀 レイ : 「……私、いきても…いいの?」
[メイン] 東兎角 : 「あぁ!!!!お前は生きていいんだ!!拒む奴がいたら私が殺す!!!!だから………来い!!!!」
[メイン]
白銀 レイ :
「…!」
そう言われ、自らも機械の枷から━━手を、伸ばした
[メイン] GM : では、クリンナップからの2ラウンド目のセットアップ
[メイン] 大場なな : 私はなし
[メイン] 八葉刀子 : ありません
[メイン] 八雲紫 : なしです
[メイン] 東兎角 : なし
[メイン] GM : では、東のメインプロセスですが……
[メイン] 戸室 揺籃 : イニシアティブ:加速する刻 即座にメインプロセスを行なう シナリオ2/4回
[メイン] 八雲紫 : !
[メイン] 東兎角 : !
[メイン] 戸室 揺籃 : 「よくも、私たちのユメを━━」
[メイン] 大場なな : !
[メイン] 戸室 揺籃 : 「どうして分かってくれないの……私は、ただ━━」
[メイン] 東兎角 : 抱き締めたレイを後ろに隠す
[メイン] 戸室 揺籃 : 「刀子が、もうその手に刃を握らなくていいセカイを築きたいだけなのに━━!!」
[メイン] 八雲紫 : 「……!!」
[メイン] 八葉刀子 : 「否定。貴女が私を刀子と呼ぶ資格はありませんよ」
[メイン] 八葉刀子 : 「そうでしょう、"マスターレイス24"」
[メイン] 戸室 揺籃 : 「ちがう…ちがうのよ…刀子…!」
[メイン] 戸室 揺籃 : メジャー:風鳴りの爪 ダメージダイスを4個まで振りなおせる
[メイン] 戸室 揺籃 : メジャーコンボ:
[メイン] 戸室 揺籃 : 《剣神アメノムラクモ》 対象:単体 射程:至近 全力移動
[メイン]
戸室 揺籃 :
「……貴女の声が好き。
高くて甘い、心に染みこむ、澄み切った声が好き」
[メイン] 戸室 揺籃 : 17DX7+7 白兵を刀子へ (17DX7+7) > 10[1,3,4,4,4,5,6,6,6,6,7,7,9,9,9,9,9]+10[2,2,5,6,6,7,10]+6[6,6]+7 > 33
[メイン] 八葉刀子 : そのまま受けます
[メイン]
戸室 揺籃 :
「貴女の身体が好き。
抱き締めると折れてしまいそうな華奢な腰が、
薄くて、でも形の良い胸が、
重ねた肌から伝わってくる温もりが好き━━」
[メイン] 戸室 揺籃 : 4D10+70 ダメージ (4D10+70) > 19[2,3,7,7]+70 > 89
[メイン] 戸室 揺籃 : 2と2を振り直し
[メイン] 戸室 揺籃 : 2D10 (2D10) > 17[10,7] > 17
[メイン] 戸室 揺籃 : 101ダメージ
[メイン] 八雲紫 : (どうやら彼女の想いは本物みたいね……随分と歪んではいるようだけれども)
[メイン] 八葉刀子 : その太刀筋で、容易く生命が引き裂かれる。
[メイン] 八雲紫 : (刀子はどう答えるのかしら?)
[メイン] 八葉刀子 : 東さんをタイタスに
[メイン] 大場なな : (……彼女もまた、煌めきを)
[メイン] system : [ 八葉 刀子 ] ロイス : 5 → 4
[メイン]
戸室 揺籃 :
「━━━でも、一番好きなのは貴女のココロ。
脆くて、傷つきやすい、でも、どこまでも純粋で美しい、
決して誰も責めたりしない、全てを許す優しさに満ちた魂が」
[メイン] 戸室 揺籃 : 狂った愛を詠いながら、容赦のない刀を刀子の心臓へ差し向けてくる
[メイン] 八葉刀子 : 「私は揺籃を愛していました」
[メイン] 八葉刀子 : 「貴女ではない」
[メイン] 戸室 揺籃 : 「……何をいっているの、刀子」
[メイン]
八葉刀子 :
「貴女は私に言いましたね。
"揺籃"の名を捨てる、と」
[メイン] 八葉刀子 : 「それが答えです」
[メイン] 戸室 揺籃 : 「……っ!」
[メイン] GM : では、東のメインプロセスです
[メイン] GM : ちなみに、ミサイルはオルトロスが破壊されたことにより、機能を停止しました。
[メイン] 東兎角 : レイを抱き締めてるから何もしない
[メイン] 八雲紫 : 戦闘中にイチャイチャとは……
[メイン]
白銀 レイ :
「……」
そっと東に身を寄せる。その顏は幽かにだけ微笑んでいた。
[メイン] 大場なな : 兎角ちゃんはヒトに戻れたのかな……
[メイン] GM : では、刀子のメインプロセスです
[メイン] 八葉刀子 : マイナーアクションで武器を変えます
[メイン] GM : !
[メイン] 大場なな : !
[メイン] 八雲紫 : !
[メイン] 東兎角 : !
[メイン] 八葉刀子 : 徐に、自らの心臓へ腕を突き刺す。
[メイン] 八雲紫 : 「刀子?!」
[メイン] 八葉刀子 : 「私の欲の形は、刀」
[メイン] 大場なな : 「刀子……ちゃん!?」
[メイン] 八葉刀子 : ゆっくりと引き抜くと、その手には一振りの小太刀が。
[メイン] 八雲紫 : 「!!」
[メイン] 八葉刀子 : 血に染まり赤黒く変色したそれは、鈍い輝きを放つ。
[メイン] 戸室 揺籃 : 「刀子……それは━━」
[メイン] 八葉刀子 : 「肯定。貴女を斬る為の刃です」
[メイン] 八葉刀子 : コンボ<六尺首落>を使用
[メイン] 八葉刀子 : 16dx9+10 (16DX9+10) > 10[1,1,2,5,5,5,5,5,5,7,7,9,9,10,10,10]+10[4,5,9,9,10]+7[1,2,7]+10 > 37
[メイン] 八葉刀子 : 4d10+10+24 ダメージ判定 装甲無視 (4D10+10+24) > 19[3,3,7,6]+10+24 > 53
[メイン] 八雲紫 : あれ、リアクションは…
[メイン] GM : ドッジできないんですよ…
[メイン]
GM :
この武器でダメージを与えた場合、対象が使用しているEロイスを1つ解除できる
なので、解除するEロイスを選択してください
[メイン] 八雲紫 : なるほどですね……ではダメージロール直前で《力の法則》を……いいです?
[メイン] GM : わかった
[メイン] GM : +5Dは紫がロールしろ
[メイン] 八雲紫 : 5d10 追加分です (5D10) > 14[6,5,1,1,1] > 14
[メイン] 八雲紫 : ええ…
[メイン] 八雲紫 : 侵蝕率は127%に
[メイン] 八葉刀子 : Eロイス マスターレイス24 を解除
[メイン] 戸室 揺籃 : では、Eロイス:ファイトクラブの効果によりジャームから解放されます
[メイン] 八雲紫 : 67ダメージ与えただけよしとしましょう…
[メイン] 戸室 揺籃 : ジャームから解放されたので戦意を喪失します
[メイン] 八葉刀子 : 「確かに斬りましたよ、貴女の心に巣食っていた"鬼"を」
[メイン] 戸室 揺籃 : 「……がぁぁっ━━!」
[メイン] 戸室 揺籃 : 赤黒く変色した小太刀は、同じく揺籃の心臓を突いた
[メイン]
戸室 揺籃 :
「……」
手にしていた、刀を落とす
[メイン] 戸室 揺籃 : 「好きよ……」
[メイン] 八雲紫 : 「純粋な想いを以て悪しき心を断つ」
[メイン] 戸室 揺籃 : 「大好き」
[メイン] 八雲紫 : 「一点の曇りなきその太刀筋……見事だったわ刀子」
[メイン]
戸室 揺籃 :
「━━貴女の全てが愛おしくてたまらないの、刀子」
全てを脱ぎ捨てるように、刀子へと抱き着いた
[メイン] 大場なな : 「……うん、とっても煌めいてた。そして、今も」
[メイン]
八葉刀子 :
「…………貴女の名前を、教えてもらっても?」
微笑みながら、抱きしめ返す。
[メイン]
戸室 揺籃 :
「……もう、私に名前はないわ」
涙を零しながら、くしゃくしゃの笑顔で…そう応える
[メイン] 八葉刀子 : 「では、私が貴女に名前を付けましょう」
[メイン] 戸室 揺籃 : 「ええ……聴かせて?」
[メイン] 八葉刀子 : 「揺籃……というのはいかがですか?」
[メイン]
戸室 揺籃 :
「ええ、いい響きだわ……刀子」
血を流しながら、刀子の手を握る。
そして最愛の人物を、じっとりと見つめる。
[メイン] 戸室 揺籃 : 「貴女は━━私の不幸を断ち斬ってくれた」
[メイン]
八葉刀子 :
「貴女の人生は始まったばかりです。
発展する最初の段階に過ぎないのです」
[メイン]
戸室 揺籃 :
「だから、お願い……私の鞘に戻って。
私には━━貴女しかいないの、刀子。
好きよ……大好き。愛してる━━」
そっと、唇を尖らせながら…顔を少しずつ近づけてくる
[メイン] 八葉刀子 : 揺籃の唇に人差し指を当てる。
[メイン] 八葉刀子 : 「これから、私たちは変わっていくんですよ」
[メイン] 八葉刀子 : 私から、揺籃の唇を奪った。
[メイン] GM :
[メイン]
白銀 レイ :
「……あれは、何?」
隣の東へ尋ねた
[メイン] 東兎角 : 「え、えっ………?」
[メイン] 白銀 レイ : 「……あの二人をみていると…心がおちつかないの」
[メイン]
東兎角 :
「……………………」
目を逸らし、少し顔が赤くなる兎角………だが、意を決して……
[メイン]
東兎角 :
「……………わかった、教えてやる」
レイの顎を持ち上げ、真っすぐ見つめる
[メイン] 白銀 レイ : 「……わかった」
[メイン]
東兎角 :
「…………あれが「自由」だ、そして……これも……」
レイの腰をこちら側に抱き寄せ、唇を奪う
[メイン] 白銀 レイ : 「……んん」
[メイン] 白銀 レイ : Dロイス:古代種 リプレッション(演出)
[メイン]
東兎角 :
…………
愛おしい………。
……はは、こんな感情、私にもあったんだな。
[メイン] 白銀 レイ : 白銀レイの唇から溢れてくる力が……東のレネゲイドを鎮静化させた
[メイン] GM : そうして、シン化した筈の東は……ヒトへと帰還したのだった。
[メイン]
白銀 レイ :
「ウサギさんは……まだいってはいけないの。
だって、私といきる……約束、したから━━」
そっと唇を離して
[メイン]
東兎角 :
「…………………」
「…………東兎角だ」
[メイン] 白銀 レイ : 「……あずま…とかく…」
[メイン]
白銀 レイ :
「……この名前、呼ぶと…心がぽかぽかする…」
ぎこちなく微笑み、そっと彼女に抱かれに行く
[メイン]
東兎角 :
「……あぁ、私もだ………レイに本当の名前で呼ばれて……嬉しい」
兎角も自然な、柔らかい笑みを返す
同じような境遇の不自由であった二人はこうして、世界の幸福を手に入れた
[メイン] GM :
[メイン] GM : では、クライマックス戦闘が終わったのでバックトラックのお時間です
[メイン] GM : まずは各員、残ロイス数と現在侵蝕率を申告してください
[メイン] 大場なな : 128%、残りロイス4です
[メイン] 八葉刀子 : 124% 残りロイス4です
[メイン] 東兎角 : 121%でロイスは6つ
[メイン] 八雲紫 : 127% 残りロイス5です
[メイン]
GM :
では、まずEロイスからです
合計Eロイス数の数だけ好きにダイスをチョイスして先に侵蝕率を減らすことが出来ます
[メイン] 戸室 揺籃 : Eロイス:マスターレイス24 Dロイス:コードウェルの子を得る
[メイン] 戸室 揺籃 : Eロイス:ファイトクラブ Eロイス:マスターレイス24が消失すると、ジャーム化から解放される
[メイン] アルフレッド・J・コードウェル : Eロイス:孤高の超人 ラウンド間、他のPCは侵蝕率ボーナスを受けられない
[メイン] アルフレッド・J・コードウェル : Eロイス:原初の恐怖 衝動判定における侵蝕率が1D+『覚醒』の侵蝕率だけ上昇する
[メイン] アルフレッド・J・コードウェル : Eロイス:堕落への誘い 衝動判定失敗者は即座に侵蝕率が100%となる Eロイス2個分
[メイン] アルフレッド・J・コードウェル : Eロイス:ニア・インフィニティーコード メジャー判定のC値が5になる
[メイン] GM : なので最大で7Dまで使えちゃいますね
[メイン] 八雲紫 : では……3D減らしちゃいます
[メイン] 八雲紫 : 127-3d10 (127-3D10) > 127-17[1,8,8] > 110
[メイン] 大場なな : 同じく3d10で
[メイン] 大場なな : 127-3d10 Eロイス (127-3D10) > 127-9[3,5,1] > 118
[メイン] system : [ 大場なな ] 侵蝕率 : 128 → 118
[メイン] 東兎角 : Eロイスだけで帰還できてしまいそうだ…
[メイン] 大場なな : 余裕と思ったら低めだったな!
[メイン] 東兎角 : 残りは1つ?
[メイン] GM : あくまで最大7Dなので好きな数を選んでね
[メイン] 八雲紫 : 出目がよければEロイスだけでもいいと思いますがロイス分は振りますので少しだけ振って調整するのをお薦めします
[メイン] GM : まずEロイス分で判定し、そのあとに残ロイス分を振ります
[メイン] 東兎角 : なるほど…各自7つまでか
[メイン] GM : そして、ストップ
[メイン] 東兎角 : !
[メイン] 八葉刀子 : !
[メイン] 大場なな : !
[メイン] 八雲紫 : !
[メイン] GM : 基本1のP211を開きましょう
[メイン] 東兎角 : 成長?
[メイン] GM : ここにあるとおり、実は単純に侵蝕率を減らせばいいわけでもないのです
[メイン] GM : うまく71~99%の間に落ち着けるように狙うのがコツです
[メイン] 東兎角 : あーなるほど
[メイン] 八雲紫 : ですね
[メイン] 八葉刀子 : 成程〜
[メイン]
大場なな :
キャンペーン用……ですね
シャン卓で行われるかは別として
[メイン] 東兎角 : 期待値的には私は4つ10面ダイス振れば90%台にいけそうだ
[メイン] 八雲紫 : 紫はよほど出目が偏らない限り71~99%を狙える計算です
[メイン] 東兎角 : まぁ私も3つEロイスで振ってみてって感じですね
[メイン] 八葉刀子 : そうなると3つですかね私も
[メイン] 東兎角 : 3d10 (3D10) > 15[6,5,4] > 15
[メイン] system : [ 東兎角 ] 侵蝕率 : 121 → 106
[メイン] 八葉刀子 : 124-3d10 (124-3D10) > 124-14[2,5,7] > 110
[メイン] GM : ではEロイスを消化したので、各員は残ロイス分だけ帰還判定を!
[メイン] 大場なな : 期待値5.5……なら
[メイン] 八雲紫 : 110-5d10 等倍で振ります (110-5D10) > 110-27[1,5,8,8,5] > 83
[メイン] 大場なな : 118-4d10 等倍 (118-4D10) > 118-16[2,4,2,8] > 102
[メイン] 東兎角 : 等倍で
[メイン] 八雲紫 : !?
[メイン] 大場なな : がっ!
[メイン] 八葉刀子 : !
[メイン] 東兎角 : え?!
[メイン] system : [ 大場なな ] 侵蝕率 : 118 → 102
[メイン] 東兎角 : ばなな!?
[メイン] 大場なな : こういうギャンブルするとこうなるんです
[メイン]
大場なな :
追加振り!
……できますよね?
[メイン] GM : 勿論
[メイン] 八雲紫 : EDに普通に参加されるのでしたら追加振りですね
[メイン] 大場なな : 102-4d10 追加 (102-4D10) > 102-27[4,5,10,8] > 75
[メイン] system : [ 大場なな ] 侵蝕率 : 102 → 75
[メイン] 東兎角 : 6d10 等倍 (6D10) > 28[1,3,1,9,8,6] > 28
[メイン] system : [ 東兎角 ] 侵蝕率 : 106 → 78
[メイン] 八葉刀子 : 110-4d10 等倍 (110-4D10) > 110-21[6,6,8,1] > 89
[メイン] GM : ナイス三人!
[メイン] 大場なな : ダイスは得てして思うようには行かない……
[メイン] 八葉刀子 : ほっ……
[メイン] 東兎角 : 5点ゲット
[メイン] 大場なな : バナナイス♪
[メイン] GM : ということで、ダブルクロスの帰還判定はこんなものです
[メイン] 八雲紫 : 同じく5点ゲットです
[メイン] 大場なな : 私みたいにギリギリを攻めると寧ろ0点になるよ!覚えておいてね!!
[メイン] 東兎角 : 狙うなら80%台か…
[メイン] 八葉刀子 : 5点ゲット!
[メイン]
GM :
ではこれにて全員帰還です
おめでとうございます
[メイン] 八雲紫 : そうですね。期待値で80%になるくらいが狙い目です
[メイン] GM : いいかお前ら
[メイン] 東兎角 : はい
[メイン] 大場なな : はい
[メイン] 八雲紫 : はい
[メイン] GM : ここまではダブルクロスの時間だ
[メイン] 東兎角 : はい
[メイン] 八雲紫 : !!
[メイン] 八葉刀子 : はい
[メイン] GM : ここからは百合クロスの出航だァ~~~!
[メイン] 大場なな : !!!
[メイン] 八葉刀子 : わぁ〜〜〜!!
[メイン] 大場なな : わかった
[メイン]
東兎角 :
>百合卓.mp3
おわァァアア~~~~~~!!!
[メイン] GM :
[メイン] GM : PC1 エンディング
[メイン] GM : 浜辺の見える病院の個室……のつもりだったが
[メイン] GM : ホテルの一室に、東とレイはいた。
[メイン] 白銀 レイ : 「……とかく、海…綺麗」
[メイン]
東兎角 :
「……あぁ、そうだな……」
1人用のベッドに2人、エメラルドの海を眺めていた
[メイン] 白銀 レイ : 「……でも、とかく……アナタの方が、綺麗」
[メイン] 白銀 レイ : 「アナタの澄んだ目は……あの海よりも、好き」
[メイン]
東兎角 :
「……全く、どこで覚えたんだその言い回しは」
レイの頭を撫でる
[メイン] 白銀 レイ : 「……こうされるの、すき」
[メイン] 白銀 レイ : 「なんだか、全身が…ぽかぽか……する…」
[メイン]
東兎角 :
「………」
あぁ、可愛いな。
人を殺すための道具しか握ってこなかった手を使って、兎角はレイの体温を感じていた。
[メイン]
白銀 レイ :
「……とかく、私に……まだ、触りたい…の?」
シーツ1枚の姿で、隣の彼女の顔を愛おしく見つめる
[メイン] 東兎角 : 「………だめだったか?」
[メイン]
白銀 レイ :
「……だったら、ここ……」
その彼女の手首を掴み、右手を己の左胸へと誘う
[メイン] 白銀 レイ : 「私の……いきてる…証し━━」
[メイン] 東兎角 : 「……あぁ、聞こえる……レイの音が」
[メイン]
東兎角 :
「…………」
そして、黙ったまま身を乗り出し、レイをそのまま自分の下へ押し倒す……
[メイン]
白銀 レイ :
「とかく……私、サイコメトリーがなくても…もう、わかるの……」
されるがまま、相手を優しく受け入れるかのように
[メイン] 東兎角 : 「………………あぁ……」
[メイン] 白銀 レイ : 「アナタが、私を、あいしてる━━」
[メイン] 白銀 レイ : 「━━私が、アナタを、あいしてる」
[メイン] 東兎角 : 「………私は暗殺者<アサシン>なんだけどな………この気持ちを隠し切れないだなんて、情けない話だ」
[メイン]
白銀 レイ :
「アナタはアサシンじゃないわ。とかく、よ……」
そっと、彼女の首を抱きしめるように両腕を伸ばす
[メイン]
東兎角 :
「……ははっ、レイには敵わないな………」
そしてゆっくり、唇を重ねる………
[メイン]
白銀 レイ :
「こんなに…簡単だったの……私、しらなかった…」
[メイン] 白銀 レイ : 彼女からのキスを受け入れ、一筋の涙が零れた
[メイン]
東兎角 :
唇を離し、その涙を指で掬い取る
そしてまた、愛おしそうにレイを見つめる。
[メイン] 東兎角 : 「………愛してる」
[メイン]
白銀 レイ :
兎角(あした)にありがとう
[メイン]
白銀 レイ :
過去(きのう)にさよなら
[メイン]
白銀 レイ :
そして、全てのオーヴァード(いま)に、おめでとう
[メイン] GM : そして、朝日が差し込む中で…二人の輝きは、更に増して行ったことだろう。
[メイン] GM :
[メイン] GM : PC4 エンディング
[メイン] GM : 大場ななは秩父山中のとあるお墓を訪れていた。
[メイン] GM : UGNに無理を言って、今回の任務の報酬の一部を使い……造らせた墓石がある。
[メイン] GM : 『星見家』とそこには刻まれていた。
[メイン]
大場なな :
「……終わったよ、純那ちゃん」
名は刻まれているけれど、そこに彼女は居ない。残ったのはこの、彼女の残滓。弓の翡翠ひとかけら。
[メイン] 大場なな : 「……これで元通り、なら。本当に良かったのに」
[メイン] 大場なな : キリンと呼ばれしレネゲイドビーイングによって選ばれた、『舞台少女』と呼ばれしオーヴァード9人。
[メイン] 大場なな : それも、今は、8人しか居ない。
[メイン] 大場なな : 私はあの時、輪転する時間の中で、皆を守る為にと戦って来て。
[メイン] 大場なな : ──一筋の煌めきに、私は魅せられ、その先へと踏み出した。
[メイン]
大場なな :
「……また、繰り返すのね。この絶望の輪廻を」
ふと出た台詞。きっと、この先も、こうして日常から少しづつ。零れ落ちて、最後は何も。
[メイン] 大場なな : 誰も居なくなった同室、そこにあった眼鏡と。"9個目"だったバナナマフィンを供えて。
[メイン]
大場なな :
「……もう、嫌」
進みたくない。絶望したくない。何も、もう失いたくない。
[メイン] 大場なな : 崩れ落ちる。彼女に、こんな姿を見せてはいけないというのに。
[メイン]
GM :
刹那、一陣の強い風が吹いた。
━━渺。━━渺。━━渺。
[メイン]
大場なな :
「……っ、やっぱり最近は寒いね。これじゃ冷凍ばなな、なんて……あはは」
取り繕って『日常』を演じるも、乾いたものしか出てこない。頬はこんなにも、濡れているというのに。
[メイン] 大場なな : 『星見家』と書かれた墓石に背を向ける。もう、こんな私は見せたくなかった。何も、何が『舞台少女』だろうか。
[メイン] 大場なな : 『日常』を守る為に『日常』を失って、その上でまた『日常』を演じろなどと。
[メイン]
大場なな :
「……」
一筋の沈黙に強い風が答える。
[メイン]
大場なな :
「また、ね。純那ちゃん」
最後に微笑みを、振り絞った《完全演技》で。
[メイン] 星見 純那 : 『━━。』
[メイン] GM : そっと、何かが大場を包み込む
[メイン]
大場なな :
「あっ──」
幾度と知っている体温。何度も感じている香り。
[メイン] 大場なな : 「純那、……ちゃん……?」
[メイン] GM : 大場ななの影が…揺らめく
[メイン] GM : そして、その先に━━『彼女』はいた。
[メイン] 星見 純那 : 『━━。』
[メイン]
大場なな :
「本当に、幻、じゃない。……の……?」
何度もその身を確かめるように、手を、掴み離さないように。
[メイン] GM : 傍らの影法師が、キミを見つめてる
[メイン] GM : このまま、受け入れるならば…大場に新たなる力が芽生えることだろう。
[メイン] 大場なな : やり直せないと、知っている。零れたものは返らないと、知っている。
[メイン] 大場なな : それでも、この身を焦がす孤独と、縋りたい程の絆を。
[メイン] 大場なな : ──情熱と渇望を、埋めるのは。
[メイン] 大場なな : 彼女の身体を、何も言わぬその身を。ただ抱き締め。
[メイン]
GM :
━━大丈夫。
彼女が物言わなぬ影法師であろうとも、星見 純那の完全演技を行なえば━━彼女とはいつでも語らうことができるのだから。
[メイン] 星見 純那 : 『━━。』
[メイン]
大場なな :
「ああ──そこに、ずっと居たんだね。純那ちゃん」
手から転がり出る翡翠は影へと落ち。なお煌めきながら私は影のみを求め。
[メイン]
キリン :
『わかります』
どこかで、キリンがそう呟く
[メイン] キリン : 『彼女は裏切りました』
[メイン] キリン : 『これにて、裏切りのレヴューは完成されました。わかります』
[メイン] GM :
[メイン] GM : PC3 エンディング
[メイン] GM : 12/25 夜
[メイン] GM : 八雲紫は、都心を一望できるタワーマンションの最上階にいた。
[メイン]
ローザ・バスカヴィル :
「……いいんですか、"隙間に潜む妖怪"?
N市支部の後処理……あったでしょうに」
[メイン] 八雲紫 : 「大丈夫よ。いつも私の代理で動いてくれて私よりしっかり仕事してくれる藍がいるし」
[メイン]
GM :
夜天を背に湛えたダイニングには、桃色に輝く泡のグラスと
整った品性のあるケーキが並べられている。
[メイン] 八雲紫 : 「それに今夜は特別な日じゃない?イヴにはちょっとだけ間に合わなかったけど」
[メイン]
八雲紫 :
"ネーム・オブ・ローズ"ローザ・バスカヴィル―――
中央評議会より日本支部に派遣された本部エージェントにして"リヴァイアサン"を補佐する副支部長
冷酷で規律を重んじるその姿から一部では"異端査問官"とも称されて恐れられている
[メイン] 八雲紫 : けれども私は知っている。それは彼女が表に見せている顔でしかないことを
[メイン]
ローザ・バスカヴィル :
「フフ、日本人は当日より前夜を重要視しすぎです。
私の本国ならば━━当然のように、今夜の方がお祝いには相応しいですよ…紫」
彼女に微笑みかけ、ゆっくりとメガネをデスクへと置いた。
[メイン] 八雲紫 : 「あら、それならよかったわ。こちらには馴染んんだつもりでいたけれどまだまだ分からないことがあるものね」
[メイン]
八雲紫 :
こちらに迷い込んできて勝手がわからなかった私に迷惑なほどのお節介を焼いてくれたのがローザだった
出逢ったばかりの頃は衝突もあったけれど、気がつけば独りぼっちだった私のスキマを埋める存在になっていた
[メイン]
ローザ・バスカヴィル :
「こうして、今年も二人で過ごせることが……嬉しいです。
ええ、これは本心からですよ━━」
そして、泡の入ったグラスを2つ手に取り…片方を紫へと差し出す。
[メイン] 八雲紫 : 「私もよ。こういう時はどう言えばいいのかしら?聖なる夜に乾杯?」
[メイン] 八雲紫 : グラスを受け取りながら訊ねる
[メイン]
ローザ・バスカヴィル :
「この国ではこう云うそうですよ。
━━━貴女の瞳に、乾杯……と」
[メイン] 八雲紫 : 「あら、こちらの国の方々は随分と情熱的なのね」
[メイン] 八雲紫 : 「それなら……貴女の瞳に、乾杯……」
[メイン] 八雲紫 : 照れを隠しながらローザにグラスを傾ける
[メイン]
ローザ・バスカヴィル :
「不思議ですよね。普段は奥手でシャイな国民性だと聞きましたが━━
それだけに、言葉には拘るのでしょう。
ですから……紫。貴女の綺麗で、吸い込まれそうな瞳へ━━乾杯」
同じくグラスを傾ける
[メイン] 八雲紫 : 間違いなく私の方が長く生きているだろう。でも彼女の前では歳の差から生じる余裕は出てきそうにない
[メイン] 八雲紫 : チンと軽やかなグラスの音が響く
[メイン]
ローザ・バスカヴィル :
「……どうして、このピンクの泡のボトルなのか分かりますか?」
一口ほど、シャンパンを口に含み…その甘美な酔いに包まれながらローザは問うた。
[メイン] 八雲紫 : 「……」
[メイン] 八雲紫 : 「……降参よ。どうしてピンクの泡のボトルなのかしら?」
[メイン] ローザ・バスカヴィル : 「ピンク色のワインを”ロゼ”と呼ぶのは、知っていますよね……?」
[メイン] 八雲紫 : 「ええ。それくらいは」
[メイン] 八雲紫 : (ローザに教わったのだけどね……)
[メイン]
ローザ・バスカヴィル :
「ロゼはフランス語で━━”バラ色”」
艶やかに、唇を動かしながら、情熱的な吐息を漏らす。
[メイン] ローザ・バスカヴィル : 「それを呑ませるということの意味くらい……察して、欲しいものですよ……紫」
[メイン] 八雲紫 : 「……あら」
[メイン] 八雲紫 : 「ゴメンなさい。貴女がこんなにも情熱的だったなんて」
[メイン]
ローザ・バスカヴィル :
「━━それに、もう1つ」
人差し指を紫へと軽く突き出す。
[メイン]
ローザ・バスカヴィル :
「薔薇のような”紅”と、葡萄のような”紫”が交わったような色をしていませんか……このピンクは」
グラスを回して、シャンパンの色を視覚で味わう
[メイン] 八雲紫 : ローザの意図を察して思わず笑みがこぼれる
[メイン] 八雲紫 : 「貴女……本当にそういうところが可愛いわよね」
[メイン] 八雲紫 : 誰も知らない。彼女が実は心配性だったり、甘えん坊だったり、かわいいものが好きだったり、朝が弱かったりすることを
[メイン] 八雲紫 : もちろんこの関係も二人だけの秘密
[メイン]
ローザ・バスカヴィル :
「アナタとの乾杯には、このボトルしかありえませんから……そうでしょう、紫?」
甘ずった声で、求愛するように囁いた。
[メイン] 八雲紫 : 「ええ、嬉しく思うわ。ローザ」
[メイン] 八雲紫 : 彼女の情熱は他の誰でもない私だけに向けられたもの。そう考えるだけで体が熱くなってくる
[メイン]
ローザ・バスカヴィル :
「紫……アナタの働きで、この夜景は守られたんですよ?」
そっと隣との距離を縮めながら、窓の外の数億の夜景を指す
[メイン] 八雲紫 : 「私だけの働きじゃないわ。あの子達がいてくれたし、ローザも市民の避難誘導に尽力してくれたんでしょう?」
[メイン]
ローザ・バスカヴィル :
「……私が行ったのは、副支部長としての後方支援に過ぎません」
それから蒼色の双眸で……紫だけを、只、見つめる
[メイン] 八雲紫 : 「ふふ、そこは謙遜するのね」
[メイン] 八雲紫 : 「いいのよ。あの後、避難していた女の子から貴女のおかげで助かったって話を聞いたわ」
[メイン]
ローザ・バスカヴィル :
「ですから……紫。
貴女を甘やかせるのは……私しかいないのだから…」
[メイン] 八雲紫 : 「……あら」
[メイン] 八雲紫 : 「それは甘えていいということなのかしら?」
[メイン] 八雲紫 : と妖艶な微笑みを浮かべる
[メイン] ローザ・バスカヴィル : 「そのために……作ったのですよ、そこのケーキも」
[メイン] 八雲紫 : 「……『帰ったらケーキの1つでも用意しててね』とは言ったけども」
[メイン] 八雲紫 : 「まさか、手作りなんてね」
[メイン]
ローザ・バスカヴィル :
「私が生真面目なのは、アナタが一番しっている…くせに……」
いつのまにか、耳元へと吐息をかけられるほどの距離にいる。
[メイン] 八雲紫 : 「私はもう少し気楽な感じでもいいと思ってるわよ。でも貴女の可愛いところを他の誰かが知ったらライバルが増えちゃうかしらね」
[メイン] 八雲紫 : 耳元に口を寄せてそっと息をふきかける
[メイン] 八雲紫 : 「……私、意外と嫉妬深いのかも」
[メイン]
ローザ・バスカヴィル :
「……む、紫…っ!」
驚いた拍子に、掌を彼女の手の甲へと重ねてしまった。
[メイン] 八雲紫 : 彼女に抱きかかって焦らすようにキスをする
[メイン]
ローザ・バスカヴィル :
「……んっ……」
急に、力が抜けてしまう。そのまま倒れ込みそうな程
[メイン] 八雲紫 : 「貴女の隣に他の誰かがいる光景を想像しただけで心にヒビが入りそうだったわ」
[メイン] 八雲紫 : 彼女を離したくない。その気持ちが高まる
[メイン]
ローザ・バスカヴィル :
「……フ、何を云うかと思えば」
愛らしく、彼女の左頬に手を伸ばす
[メイン]
ローザ・バスカヴィル :
「何處の誰だったかしら……棘だらけの茨の園を、土足で踏み込んだのは」
もう片手で、ローザは己の髪留めを解く
[メイン] 八雲紫 : 左頬に彼女の手のぬくもりを感じながら同じように右手で彼女の頬をなでる
[メイン] ローザ・バスカヴィル : ふわり、と広がった金髪の髪は……まるで、紫と瓜二つである。
[メイン] 八雲紫 : 「あら、そんな昔の話を覚えててくれたのね」
[メイン] ローザ・バスカヴィル : 「アナタにとっては昔のことでしょうけれど……私にとっては、つい昨日のようなものなの」
[メイン] 八雲紫 : 「土足で入り込んできたというのなら貴女だって同じよ。私の領域にどんどんと入り込んできて」
[メイン] 八雲紫 : 「今ではすっかり"ここ"にいるのが当たり前になっているじゃないの」
[メイン] 八雲紫 : 左頬に添えられたローザの手を取って左胸に当てる
[メイン]
ローザ・バスカヴィル :
「……だから言ってるじゃない。
此処に引っ越しなさいって━━」
力を入れず、そっと雲を掴むように触れていく
[メイン] 八雲紫 : 「嬉しいけど……迷惑にならないかしら?私、こう見えて敵も多いのよ?」
[メイン]
ローザ・バスカヴィル :
「……はぁ。
それ、私に喧嘩を売っていませんか……紫」
もう片方の手で、紫の耳朶を愛撫する
[メイン] 八雲紫 : 「違うのよ。貴女が心配で――」
[メイン] ローザ・バスカヴィル : 「敵の多さでいえば、アナタ以外は全て敵のようなものですよ……この国での、私は」
[メイン] 八雲紫 : んっ、と思わず甘い声が漏れる
[メイン] 八雲紫 : 「敵を減らそうと思えば減らせそうな気はするのだけど……そうもいかないのかしらね」
[メイン]
ローザ・バスカヴィル :
「不器用な者同士ね、私達━━」
撫でていた指先を、紫の耳の穴の中へと侵略させていく
[メイン] 八雲紫 : 「言えてるわね――」
[メイン] ローザ・バスカヴィル : 「だから、愛し合い方まで……こんな遠回りをしてて、本当に笑えますね」
[メイン] 八雲紫 : 「情緒というものも大事ではないかしら?」
[メイン] 八雲紫 : そうは口にしながらもローザのシャツのボタンを1つまた1つと外していく
[メイン]
ローザ・バスカヴィル :
「……紫」
突如として、言葉を失ったかのように━━艶のある声色で名前を呼ぶ
[メイン] 八雲紫 : 返事をする代わりとばかりに情熱的なキス
[メイン] ローザ・バスカヴィル : 「まって……」
[メイン] ローザ・バスカヴィル : 彼女が、唇から舌を覗かせようとしたところで……人差し指を唇と唇の間に割り込ませた。
[メイン] 八雲紫 : 「んむっ」
[メイン] ローザ・バスカヴィル : グラスに残っていたピンクのシャンパンを一気に呷り、舌で転がすように味わい━━
[メイン]
ローザ・バスカヴィル :
「……」
唇を寄せて、少しずつ……口移しをしていく
[メイン] 八雲紫 : 「……っ!」ローザの柔らかな唇の感触と口の中に広がるシャンパンの芳醇な香りに思わずくらくらする
[メイン]
ローザ・バスカヴィル :
「これで、ちゃんと混ざりましたよね……紅と━━紫が」
後頭部を抱きかかえ、相手を逃さない
[メイン] 八雲紫 : 「ええ、確かに一つになったわ」
[メイン]
ローザ・バスカヴィル :
「それじゃあ……堕ちていきましょうか、あのシャンパンのように」
もつれ込むように、床のカーペットへと二人の躰が重なるようにして
[メイン] 八雲紫 : 「私、ローザのそういうところ狡いと思うわ。そんなことを言われたら……」
[メイン]
ローザ・バスカヴィル :
遠隔操作で部屋のライトを消灯させる。
程よい街の明かりと、夜の昏さが……エキゾチックな空間を演出するだろう。
[メイン] 八雲紫 : 「もう止まらないわよ?」 笑みを浮かべながら邪魔な上着を脱ぎ捨てた
[メイン] 八雲紫 : 「愛してるわ……ローザ」
[メイン] ローザ・バスカヴィル : 「Merry Christmas……my dearest」
[メイン] 八雲紫 : 「Merry Christmas……you too……」
[メイン] GM : ━━━都会の夜天を照らす、髙きクリスマスツリーの頂にある2つの星々。
[メイン] 八雲紫 : これでよかったかしら?と不安がよぎったが
[メイン] 八雲紫 : 腕の中で猫のように甘える彼女の姿にそんな些細な不安など吹っ飛んでいった
[メイン] GM : それを祝福するように……雪が、舞った。
[メイン] GM :
[メイン] GM : PC2 エンディング
[メイン] GM : ”リベレーターズ”の一件は、事情聴取やN市支部の働きにより…
[メイン] GM : ”叛逆の聖人”によるチルドレンの洗脳が原因だとされ、幾何かは子供たちの罪は軽減されることになる。
[メイン] GM : 戸室 揺籃はN市支部にほる保護観察処分となり、どうにか首の皮一枚繋ぎ止めることが出来た。
[メイン] GM : その彼女が…どうしても、刀子と行きたい場所があると…出かけることとなった。
[メイン] 戸室 揺籃 : 「……すっかりと、廃墟になってしまったのね」
[メイン] 八葉刀子 : 「肯定。あれから何年が経ったかも忘れてしまいました」
[メイン] GM : ”ティーチャー”与儀が所長を務めていたUGNチルドレン養成施設『ホーム』。
[メイン] GM : それも、彼の死とともに閉鎖されていたのが━━遂に取り壊しが決定されてしまった。
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戸室 揺籃 :
「憶えている?
私と貴女が初めて逢った場所だって」
[メイン] 八葉刀子 : 「肯定。憶えていますとも……」
[メイン] 戸室 揺籃 : 「あの頃の刀子と来たら、刃こぼれは酷いし……手入れのなっていない抜き身の刀そのものだったわ」
[メイン] 八葉刀子 : 「肯定。ですが、手入れはしっかりとされていましたので」
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戸室 揺籃 :
「それはカラダの方でしょ?
私が言っているのは……ココロの方よ」
つん、と刀子の胸を小突く
[メイン] 八葉刀子 : 「……ココロ、ですか?」
[メイン] 戸室 揺籃 : 「感情が…失せていたじゃない」
[メイン] 八葉刀子 : 「あの地獄で、感情を持てという方が酷です」
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八葉刀子 :
毎日のように仲間が死に、四肢を捥がれ、実験隊に選ばれる。
あんな地獄では。
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戸室 揺籃 :
「この髪を撫でれば……安らぐように落ち着いて、
この肌に触れれば……胸の底が躍るように昂って」
[メイン] 戸室 揺籃 : 「そうやって、私と1つ1つを取り戻していったのよ…刀子」
[メイン] 八葉刀子 : 数度、何かを言おうと口を開く。
[メイン] 八葉刀子 : 「それを言うならば貴女もですよ、揺籃」
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戸室 揺籃 :
「もう……そういう時は、どうやって相手に伝えればいいのか教えたじゃない」
刀子の顎を親指と人差し指で挟む
[メイン] 戸室 揺籃 : 「……私?」
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八葉刀子 :
「あの頃の貴女も酷かった。
必死にココロを押し殺して、削って……。
毎夜、私に泣きついていたではありませんか」
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戸室 揺籃 :
「ちょっと…刀子!?」
言い返されて、たじろぐ
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八葉刀子 :
「何か反論はありますか」
腰に手を当て、じっとりと揺籃を見つめる。
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戸室 揺籃 :
「……!」
誤魔化すように、彼女の唇を徐に塞いだ
[メイン] 八葉刀子 : 「……は。相変わらず、急なんですから」
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戸室 揺籃 :
「悪かったわね……。
でも、欲しがっていたのは…貴女だって同じでしょう?」
まだ物足りなさそうな目線を与えてくる
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八葉刀子 :
「貴女ほどではありませんよ……」
頬に手を当て、首元へ滑らせる。
きめ細かく白い、絹のような肌が熱を持っていくのがわかる。
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戸室 揺籃 :
「ふふ…刀子。
初めから、やり直したい……ってあの時に言ってくれたでしょう」
その手を重ねるように、自分の手を運んだ
━━彼女の指は…細くて、長くて、綺麗で。
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戸室 揺籃 :
「だから……もう一度、しましょう。
私たちの『家』で……」
1つ1つの手指を絡ませて、もう離れない…との意思表示
[メイン] 八葉刀子 : 「……ようやく戻ってきてくれましたね、揺籃」
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戸室 揺籃 :
「ごめんなさい……刀子。
とても時間がかかってしまったわね」
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戸室 揺籃 :
「でも━━どれだけ刻を費やしたとしても」
愛し君を、正面から…瞳を逸らさずに
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戸室 揺籃 :
「きっと生まれ変わったとしても━━」
二人の吐く吐息はが、交わり……甘い甘いものになる
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戸室 揺籃 :
「私たちはまた恋に落ちる」
距離を狭めて、相手の唇をもとめた
[メイン]
八葉刀子 :
その言葉で、今まで君を探し続けてきた時間が無駄じゃなかったと理解できて。
たった一言で、嬉しくなってしまう自分の単純さがおかしくなってしまい、
いつもの無表情が崩れ、柔らかな微笑みが浮かんだ。
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八葉刀子 :
「ええ、きっとそうなのでしょう」
応じるように、唇を重ねた。
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戸室 揺籃 :
ようやく…真に私達は1つになれた。
傷つけあって、慰め合って、笑い合って、泣き合って愛し合って。
そのどれもが……かけがえのない絆(ロイス)なのだと、ジャームから戻れて、身に沁みた。
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戸室 揺籃 :
だから、躰も心も……混ざり合いたくなって
刀子の唇を幾度も求めていく━━。
[メイン] 戸室 揺籃 : 「好きよ……すき」
[メイン]
八葉刀子 :
好き。
その二文字で脳が痺れ、身体が熱くなる。
[メイン] 八葉刀子 : 「愛しています、好きです、大好きです」
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戸室 揺籃 :
「……それ、ようやく貴女から聴けたわ……。
ずっと、ずっと…ずっと待っていたんだから━━刀子」
嬉しかったのか、感情を堰き止める堤防が壊れたのか…子供のように、泣きじゃくる
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八葉刀子 :
「すみません、待たせましたね」
頬を伝う涙にキスをする。
少ししょっぱい。
[メイン]
戸室 揺籃 :
「刀子……愛しているわ」
抱き寄せて、彼女の重みを感じながら━━キスを再開する
それだけでなく…彼女の胸に手を当てて、柔らかく揉みしだく
[メイン]
八葉刀子 :
「よう、らん……?少し、気が早いのでは……?」
頬を赤く染め、少し慌てながら言う。
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戸室 揺籃 :
「だって…ずっと待たされていたのよ?
この胸の感触……本当、変わらないわ」
徐々に指へ力を込めて
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八葉刀子 :
「よ、うらん……」
揺籃の指に込められる力が増していく。
それに比例して、私の声に甘さが増えていく。
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戸室 揺籃 :
「ずっと聴きたかったの…カナリヤのような、貴女の声を」
そのまま、しゅるりと胸元のリボンを解いて……セーラー服を脱がせてゆく
[メイン]
八葉刀子 :
「貴女はよく憶えていますね……。
思い出も、繋がりも、それに、私の服の脱がし方も」
[メイン] 戸室 揺籃 : 「片時も忘れたことはないわ……」
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戸室 揺籃 :
「私には、貴女しかいないのよ…刀子」
再び、深いキスで繋がろうと
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八葉刀子 :
答えをキスで返す。
揺籃の唇を舌で割り、口腔内を舐る。
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戸室 揺籃 :
「私達の幼年期(ジュブナイル)は、これで終わりね━━」
相手の身に纏ったものを取り払うと、今度は自分の着物も剥いでゆく。
一切の虚飾のない、ハダカになるのだ
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戸室 揺籃 :
「一緒にオトナになりましょう、刀子」
10本の指の全てで、二人は絡み、交わる
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八葉刀子 :
「わ、わかった……」
感情は無くとも羞恥心はある。
際どい場所が見えないように手で隠す。
[メイン] 戸室 揺籃 : 「……もう二度と私から離れないでね」
[メイン] 八葉刀子 : 「それはこちらのセリフです」
[メイン] 戸室 揺籃 : 「ほかに目移りするのも、厭よ━━?」
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八葉刀子 :
「こちらの、セリフ、です」
揺籃の額を指でつつく。
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戸室 揺籃 :
「貴女の重さは……私じゃないと、受け止めきれないのだから」
刀子の耳指でを撫でる。
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八葉刀子 :
「……こちらのセリフですよ、全て」
呆れたように、揺籃の顎を人差し指で持ち上げる。
[メイン] 八葉刀子 : 「私から二度と離れないでください」
[メイン] 八葉刀子 : 「他に目移りしないでください」
[メイン] 八葉刀子 : 「貴女の愛は、私でないと受け止められないのですから」
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戸室 揺籃 :
「……その言葉、きっと何処かで聞いたわ」
唇を近づけてゆき
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戸室 揺籃 :
「そして、きっとこれからも……何処かで聞くわ」
口付けを。何度目か分からない、二人の愛の交錯する口付けを。
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八葉刀子 :
口付けを交わしたまま、抱き寄せる。
互いの心臓の鼓動が混じり合って、ひとつの生き物になった気分だ。
[メイン] GM : セカイは二人と別つことはできない
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GM :
唯一無二(スペリオル)な絆(ロイス)が…赤い糸のように、二人を繋ぎ合わせているのだから
[メイン] GM :
[メイン] GM : はい、誰が生き残っているかわかりませんが…宴です
[メイン] 八葉刀子 : 宴で〜す
[メイン] GM : ……。
[メイン] 戸室 揺籃 : やっぱり、また二人だけで他の人を置いてけぼりにしてるじゃない
[メイン] 八葉刀子 : いや知りませんよ…
[メイン] 戸室 揺籃 : 知らないじゃないわ…貴女だってその片割れなのよ
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八葉刀子 :
……やはり言われた通りですね。
2人だけの世界を作って、巻き込むだけ巻き込んで放置。
[メイン] 戸室 揺籃 : その辺り、ちゃんと理解していたから…この順番と時間配分にしたつもりよ?